に行けてなくて、久しぶりに本部道場へ。
この日は、ひたすら一人、もしくは複数の相手の「気」を感じると言う
意識レベルの稽古。パーソナルスペースの外内の感覚の違い、その
ギリギリの所を保ちつつ、動くなど、かなり感覚的なトレーニング。
こういうのは、システマ独特のトレーニングで、面白い。
円陣を組んで片手を隣の人の背中に、反対の手で拳立て。で、
しばらくキープしたりするんだけど、これがとても面白い感覚が出て
くる。
片腕で拳立てを頑張ってするのではなく、円陣全体でバランスを
取っている感覚なのだ。隣の背中に片腕は結構頼っているのだ。
体力も筋力も、人それぞれで個人差が有るのだけれども、皆で一つ
だと、意外と楽に保てたりする。
社会主義を通り抜けてきた旧ソ連の軍隊トレーニングだからなのか、
こういう無意識下でチームで繋がる感覚のトレーニングがあったり
するのかもしれない。そのなかで人の出す「気」を自然にとらえら
ていく。とても面白い。
色々なエクササイズを繰り返しながら、最後には なあんとなく、人の
出す「意識」が見えて来るように、その日のレッスンは組み立てられて
いました。
個人主義的な、ある意味 封建主義的な、トップダウンの日本の
武術とは、全く違うアプローチのトレーニングの仕方なのです。
毎回得る物が非常に大きいですね。
人気ブログランキングへ
【バルーンメソッド】http://balloonmethod.konjiki.jp/