名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです
若だんなの着姿から、男のきものを紹介する、
男のきものっていかが? シリーズ
最新はこちら→その62 30℃の境界線。
今までのまとめはこちら→男のきものはここを見て♪
秋分の日も明日となり、
先週あたりから気候も一気に秋らしくなってきました
きものの衣替えも段々と進み、
普段の装いは、
今月初旬まで着ていた綿麻や阿波しじらから、
厚手の伊勢木綿などへと移って来ました。
昨年誂えた、茶と萌黄色の布団縞の伊勢木綿。
少し厚手の伊勢木綿は、
この季節、肌触りがとても心地よくなります。
木綿のきものは、
基本、裏地を付けず単衣で仕立てをするので、
元々の生地の厚さによって、
着ていて心地の良い季節が、おのずと変わってきます。
織機で織られた久留米絣の様な薄手の木綿は、
初夏や晩夏の季節にピッタリですし、
片貝木綿の様な厚くザックリした風合いの木綿は、
下に着るものを工夫すれば、真冬に着てとっても快適
日本で普及し始めて約400年、
その成り立ちも「日常着」というところから始まった木綿素材は、
今も昔も変わらず、
春夏秋冬の気候に合わせて、
気兼ねなく、気持ち良く着れる素材という事を、
着れば着るほど、実感する毎日です。
ただ、
陽が高く昇っている時間はまだまだ暑く、
下に着る長襦袢は、
夏に引き続き、麻の半襦袢を着用、
角帯は、
5月の着物☆カーニバル4 の際、
同じ名古屋の「Berry工房」さんで買わせて頂いた、
マリンスタイルのものを結んでみました
この着物に合わせると、とても秋らしくなるから不思議。
帯自体が大好きなので、
恐らく、自分の着物にはどれにも合わせる事が出来る事でしょう
夏に引き続き、まだまだ楽しませてもらえそうな一本です
朝起きるたびに、季節が進んでいく事を実感する毎日。
自分らしく、心地よく過ごせる着物と共に、
素敵な、深まる秋の季節をお楽しみ下さいませ
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました