名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです
隔週木曜日に、美濃幸2階にて開催しております、
「和裁教室 in 美濃幸」
前回の様子→その27 久留米文人絣 背縫いの仮縫い!
昨晩の和裁教室は、本年最後の教室。
大雪の影響で参加が出来る生徒さんは少なかった分、
若だんなの様な超初心者が、先生を独占する事が出来ました
何ていう嬉しい状況で行った仕事は、
背縫いの本縫いをするための準備を整える事。
背縫いは全ての寸法の要になるので、
ここをキッチリと決める事が、仕立て上がりが上手になるポイント
という訳で、
前回、背縫いの仮縫いをした縫い目を開き、
そこにアイロンを掛け、
また裏表を返して、縫い目同士がきっちりと合わさる様に、
しつけのアイロンを掛けます。
これが結構な手間
今回仕立てをしている久留米絣は、
濃紺に細かい横絣が入っているものの為、
運針をしていく時は、
絣を目印に縫い進めて行く事が出来るのですが、
縫い目同士をきっちりと合わせる時になると、
目がチカチカして、何とも合わせにくい
大らかな(大雑把)性格な性格の若だんな、
普段、生徒さんが沢山いる教室なら、
先生の目をごまかしつつ、適当にする事も出来るのですが、
昨晩は、生徒は二人のみ。
先生の目がキラリと光っており、誤魔化す隙がありません
そんな事を内心思いながらも、
「背縫いは要よ」の言葉を胸に、
(若だんな的には)しっかりとアイロンを掛けました
そして、
そのしつけが縫い進めているうちにずれてしまわない様に、
等間隔でまち針を打ち、固定。
懸吊機(けんちょうき)で端を引っ張りながら、
本縫いをする1センチくらい下の部分に針を打ちました。
というところで、
昨晩は路面の凍結を心配して、30分早めに終了
背縫いは、年明けの教室までの宿題
と大変な宿題を頂きましたが、果たして出来るのか
とりあえず、
階段を一段一段登る様に、出来上がりに向けて進んでいく、
若だんなの久留米文人絣です
本年も気長にお付き合い下さいまして、ありがとうございました
来年は(たぶん)この久留米文人絣が仕立て上がり、
夏(秋)の頃には、ルンルン気分で袖を通している事でしょう。
その事をブログで報告出来る事を楽しみに
来年も、益々の気長なお付き合いの程、宜しくお願いします
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました
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