Привет( ・ω・)ノ

久方ぶりの更新です。

先日、ロシアのおみやげを貰いました( ゚д゚)



ロシアに足を運んだ人なら一度は目にしたことがあるお菓子Шармэль(シャルメリ)・・・

зефир в шоколаде

です( ゚д゚)

зефир(ゼフィール)とは、いわゆるマシュマロに似たお菓子です。それをチョココーティングしたものがシャルメリです。

ロッテの「チョコパイ」にちょっと似ています。

激甘だけど、これ食べて頑張るぞー。


というわけで、なかなか更新できない状況が続いてはいるのですが、できるだけがんばりますw

そういや、ユリア・リプニツカヤ選手の次のFSが決まったようですね。

「ロミオとジュリエット」のジュリエット役をやるとか。

「ロミオ」といえば、羽生くんの先シーズンのFSが記憶に新しいですね。

リプの新FS発表を記念?して、ロシアの新聞に彼女のこれまでの軌跡を追った特集記事が出ていたので紹介します。

長いので、とりあえず前半です。


От Китри и Кармен до Джульетты: 5 образов Юлии Липницкой

キトリ、カルメンからジュリエットまで:ユリア・リプニツカヤの5つの役柄

  

ステパン・チャウシャン記者


フィギュアスケート五輪チャンピオンがついに新シーズンのFSの役柄を決めた。彼女は再びジュリエットとなる。


赤い服を着た少女―それはソチ五輪のFSを含む2つの演技で全世界の記憶に残ったユリア・リプニツカヤの姿だ。全世界が彼女に惚れ込んだその姿だ。しかし、どんなフィギュアスケーターにとっても、2年連続で同じFSを使うことは、競技という意味では自殺行為に等しい。


この若きフィギュアスケーターが新しい役柄を模索することが、袋小路に入り込み、「フコンタクテ」の自分の公式グループを通じてファンたちに何か新しいものを提案して欲しいと呼びかけたことは、我々皆の記憶に残っている。結果、「メタリカ」や「ローゼンバウム」の曲で踊るといった良い案が驚くほど大量に雑然と送られてきた。

リプニツカヤの新しいFSの演出の責任者であるイリヤ・アヴェルブフは、長く考えた後、新シーズン、このロシアの金髪美女はロミオとの幸福を夢見る若きジュリエットの役を世界に見せるだろうと明かした。


本紙はユリア・リプニツカヤが国内選手権で5位となったジュニアレベルでの最初の成功したシーズンから始め、彼女の役柄の進化を追った。

2009/10 — キトリ


フィギュアスケートFSで初めて大衆に幅広く知られたユリア・リプニツカヤの役柄は、ルートヴィヒ・ミンクスのバレエ『ドン・キホーテ』のキトリだった。彼女は観衆の前で宿屋の娘を演じた。父親が金持ち貴族のガマーシュに有利な条件で嫁がせようとしているときに、高潔なドン・キホーテが干渉してくるのである。彼は若きキトリがガマーシュを愛していないことを知っている。彼女が心に決めた人は床屋のバジルなのである。

もちろん、11歳のユリア・リプニツカヤは、このとき感情表現という点から見て、有名なバレエの登場人物であるキトリの心情を完全に伝えることがおそらくできなかった。しかし、彼女はその年齢にしては立派にFSを滑ったため、次のシーズンではロシアのシニア選手権への参加が可能となり、その大会で4位に入ることができた。これは12歳の少女の信じられない結果だ。


2010/11 — カルメン





1年成長し、ロシア・シニア選手権に照準を定めたリプニツカヤは、感情表現でさらに複雑な役柄を自分に選んだ。それはジョルジュ・ビゼーの同名のオペラの登場人物カルメンである。


この時、国際舞台に出る前に、ナショナルレベルでリプニツカヤはスペインの焼ける太陽の下、疲れることなくタバコを捩じるタバコ工場の女工役を演じねばならなかった。その年齢にも関わらず、観客が驚くほど少女はジプシー女の黒と赤の美しい衣装が映えていた。彼女はその優美さだけでなく、国内選手権の年長選手の大部分を圧倒するほどのプログラムの複雑さで観客を驚かせた。

2010/2011シーズンのカルメンの演技は、彼女が完全に国際舞台に挑む準備ができたことを知らしめたのである。

(→後半へ続く)

出典:АиФ



こうして時系列で見ると、成長ぶりがよくわかりますね( ゚д゚)

しかし、11歳の時点でかなり凄いと思う・・・

このレベルがしのぎを削るロシア女子。間違いなく、女子フィギュアの黄金期だよなあ。

今季のFSはジュリエットということですが、この役柄は彼女にとって2度目だということですね。

同じ役柄をどのように演じるのか、注目です。