連続になるのですが、欧州選手権で優勝したリーザのインタビューに続き、2位のレーナ3位アーニャのインタビューも忘れないうちに載せておきますw



Елена Радионова: хотела занять первое место, но в первый раз выиграть такой турнир сложно

エレーナ・ラジオノワ:1位になりたかったけれど、こういう大会で初めて優勝するのは難しい

(前文はリーザと同じなので省略)

エレーナ・ラジオノワは語る。

―どちらのプログラムも良い滑りができたことに満足しています。私にとっての課題は、クリーンなスケーティングでした。私はそれをやり遂げることができました。今度はその先へ進むつもりです。今日、私はできることは全てやり切りました。ズルいことはしません。1位になりたかったです。でも、どうすべきなのでしょう?こういう大会で初めて優勝することは難しいのです。

―どうしてこれほどすぐに結果の分析をできるのでしょう?

―私はいつもこんな感じで、こんな風に生まれたんだと思います。色んな状況に対し、完璧に落ち着いて対応しています。つまり、そうなるはずだ、と。昨日、私はセリョージャ・ヴォロノフさんのインタビューを読んだのですが、その中で彼は、より大きな成功を得るためには一歩後退しなくてはならないと言っていました。だから、「苦あれば楽あり」ということなんですね。

―でも、セルゲイさんにはミスがありましたが、今日あなたは良いスケーティングをしましたよね・・・

―心の奥底では悔しいです。でも、この欧州選手権では、私にとっては悪いことより良いことの方が多いです。別の感情、空気です。これは私の欧州選手権デビューです。それは成功しました。落ち込むつもりはありません。先に進むつもりです。

―今日は全ての表彰台をロシア女子が占めましたね。おそらく、心の中では自分以外のことに対する喜びもあるのでは?

―私はロシアの女子選手たちに誇りを感じています。この欧州選手権で良い演技をしているロシア代表チームを誇りに思っています。ロシア・ペアの成功を願いたいです。今のところ、どの女子選手も良くやっています。ロシアの3人の女子が全員表彰台に乗ったのは初めてです。だから、私たちは今後も努力し、練習し、皆さんを喜ばせるつもりです。

―今後、何を練習するか、何を改善するかはもうわかっているのですか?

―今のところまだです。すぐに答えるのは難しいし、やはりよく考えて分析しないと。3回転ジャンプは全部習得したけれど、スケーティングやスピンは強化しなくては。全てコーチと話し合う必要があります。




Анна Погорилая: цель – кататься хорошо, нравиться себе и всем – никуда не уходит и не меняется

アンナ・ポゴリラヤ:目標は良いスケーティングをすること、自分と皆が気に入るようにすること、どこにも逃げず、変わらないこと。

アンナ・ポゴリラヤは語る。

―FSの冒頭はたぶん上手くいきました。その後、私は疲れてしまったのか、集中できなかったのか。わかりません。スケーティングが成功したりしなかったりで。もっと良いスケーティングができたはずだと分かっています。そうしたかったです。だから、今日の自分のスケーティングにはあまり満足していません。でも、同時に私は欧州選手権のメダルを獲れてとても嬉しいです。でも、プログラムで全てまとめ切れた訳じゃないので、少し胸が苦しいです。悲しいトーンが出てきてはいます。これほどの強力なライバルたちに負けたけれど、恥ずかしくはありません。私は全てのロシア女子が、SP後と同じように、表彰台に乗れてとても嬉しいんです。明日、ロシア・ペアも今日の私たちのように、全てを見事にまとめて欲しいと祈りたいです。

―やはり全体的には自分にもっと満足しているのでは? 

―SPには満足しています。ちょっとミスしたし、点数を取りこぼしてしまったけれど。ムカつきます。そしてFSにはあまり満足していません。ひどく緊張していたなんて言わなければ。どちらのプログラムもたぶん落ち着いて滑れていました。でも総合結果は嬉しいです。3位以内に入れて良かったです。

―このメダルは今後への自身やパワーにつながりますか?

―わかりません。すぐに答えるのは難しいです。でも、たぶん、私にとって以前はっきりしていなかったものに対する認識が、やはり自信を与えてくれるでしょう。もっと確実な滑りをするために、自分をどうコントロールしていけば良いのかまだわかりません。だから、私が心の中で自分自身と会話したり、折り合いをつけたりすることができるかどうかは、まだわかりません(笑)。今のところ、自分自身がよく分からないところがあります。

―欧州選手権にはどんな準備をしてきましたか?

―とても不安定でした。私はいつも何か負傷していました。今回の準備はすごく痛かったです。でも、原因は負担が大きかったからではありません。たぶん、こういう大変なシーズンを過ごした疲労からこうなったんでしょう。アンドも足の筋肉がつり、その後は腕も。練習に出れば、いつもどこかがつってしまうんじゃないかって怖かったです。年始特別休暇でさえ、上手く行きませんでした。12月31日の晩にトレーニングを終えて、1月3日にはもう再びリンクに出ました。だから、トレーニングの過程で何か補足的に滑りこみをすることすら要求されなかったほどです。ただ練習を続ける―それだけです。最初は持久力と安定性に重点を置いていました。その後、怪我をしてからは、そこまで熱心に全力を注ぐことはしなくなりました。健康第一だからです。欧州選手権では、健康面では全て順調でした。怪我に悩まされることはなかったです。基本的に、スケーティングで痛むところはありません。

―今後の練習プランはもうありますか?

―今のところありません。スケーティングの録画を見て、分析をして、まず何を克服しなければならないのか、今後何を練習しなければならないのかを理解する必要があります。どうだったかとか、しなくてよかったことは何かとか、上京を考えることです。そんな感じです。すぐに答えるのは難しいです。目標は、良い滑りをすること、自分や皆が気に入るようにすること、どこにも逃げず変わらないこと。もし、自分の気に入る演技をすれば、それは観客も伝わるものです。


出典:Сборная России 2014


3月末には世界選手権がありますが、ロシア勢がこうも絶好調だと、出場選手は誰になるんだろう。有力選手が多すぎて、ファンにとっては嬉しい悲鳴なのかもしれません( ・ω・)