カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 254 四面楚歌

2017年08月23日 10時48分36秒 | アジア

 中国は今、四面楚歌の状態にあります。

似た状況は次のように記述されます。

八方塞がり・ 孤立無援の戦い・背水の陣・立ち往生 

多くの人が「北朝鮮が存続の瀬戸際にある」とみていますが、実は「中国共産党そのものが相当な危険状態にある」のでした。

問題は「なぜ中国が北朝鮮を手放さないか」ですが・・・・・・

自分自身が相当危なく、この危険を回避するためには「徹底的に北朝鮮を利用するしかない」ので、アメリカに対して「北朝鮮問題で中国の責任にするのはもう止めよう(ロイター2017年07月12日)」と言い始めました。

しかし北朝鮮問題に関して、北朝鮮と国境を接する「同盟国」中国の責任を認めないなんて人は、中国共産党関係者以外にはいないことでしょう。

注目したいのは

「中国は北朝鮮を手放さない」けれども

「中国は北朝鮮問題で責任はない」

これは

  • 自分は被害者である
  • よって自分には責任がない

とする韓国と共通した姿勢で、かなり重症の視野狭窄症(しやきょうさくしょう)ですが、主に「多様性がないことに起因」し、わかりやすく言うなら「うぬぼれ症」です。


▲中国内

年間「10万件」の暴動 ←信じられますか。

面積が日本の10倍として10で割っても年間1万件の暴動ですよ。この「10万件」という数値もかなり抑え気味のもので、中国共産党は例によって「不都合な数値」を公表するはずがなく推定するしかありません。

まれに中国共産党が数値を公表することがあるのですが、しかし公表された数値には矛盾が多すぎ、とうてい近代国家とは言えません。

形式程度に発表しただけと見えますが、こんなフェイク・ニュースさえ100年後には「100年前には、こうこう主張している」と尤もらしく述べ始めます。今あやしげなことを言っていると、過去さえ同じ調子で述べていたと疑われますし、未来もまたそうに違いないと判断されてしまいます。要するに中国の言うことは「信用できない」のでした(笑)。

中国は、国内を把握し切れていない「発展途上以前の未発達国」かも知れず、ただ軍備を増強するだけの「ガキ大将風の不良国家」なのでしょう(笑)。

▲中国外

  • では、インドと国境紛争が激しく一触即発状態。互いが自国の領土と主張しているため「相手が先に攻撃した」とするのが定番で、喫緊の対立ですが、同時に1962年の武力衝突を考慮すると、100年ほど前あたりまでさかのぼる深刻な状況です。双方に非があるとするのがよさそうに思われますが、どうやら暴力的な中国に問題が多すぎるような気がします。2017/08/12に米で発生した白人至上主義者の集会とこれに反対するデモ隊の衝突の際、「米大統領トランプのケンカ両成敗(双方に非があった)違法な白人至上主義者を擁護し過ぎている」とし、トランプが批判されています。100年ほどの動きを見ていると、暴力的な中国の拡張志向からして、私には 白人至上主義者の暴動北朝鮮の暴発中国共産党のうぬぼれ のように思われます。中国の体質は「ケンカ両成敗(双方に非があった)」で済ませられるほど簡単ではない、悪質で危険な兆候でしょうか。
  • 東南では、南シナ海の埋め立てで、フィリピンやベトナムなどと対立しており、しがらみのある経済援助で「対立」棚上げする中国の戦術に引っかかっている国もみられます。どんどん軍事的に進出し、問題があれば経済援助でごまかして棚上げし、その後さらに軍事的に突出します。違法な埋め立てを指摘されると中国共産党は「軍事拠点化しない(埋め立てを既成時事化させる手法)」と体をかわしたのですが、その後「軍事拠点化が明らか」になり「中国共産党の言うことは信用できない」と世界中に発信しました。これは存続の為ならどんなウソ八百でも平気だという中国共産党の陰湿な体質です。なにしろ「交代すべき党が存在しない」この制度を報道規制・言論弾圧によって作りあげたのですから、もうやめられません。
  • の尖閣諸島付近では日本と紛争中で、しばしば中国の公船と「それに守られた無数の漁船」が尖閣あたりに出没。さらに朝鮮半島では「理解不可能な対立」が続いております。尤も「中国共産党も理解不可能な主張」を繰り返していて、法律に依拠する裁判制度なるものを否定する独裁国家中国の姿勢が、フィリピンがオランダの仲裁裁判所へ提訴したときの中国の欠席に見られました。事前に中国が不利だとわかっていると、裁判さえ無視する中国共産党ですね。選挙や裁判で、「もしも勝ったら選挙や裁判の結果を認め」、「もしも負けたら不正があったからだと選挙や裁判の結果を認めない」、というのであれば、中国共産党はまるでトランプそっくりですね(大笑)。
  • では、モンゴルと内モンゴル・外モンゴルとやっかいな問題をかかえておりますが、これは長い期間の対立ではあっても、喫緊の問題ではなさそうです。
  • 西では、ISがシリアやイラクを追われて中央アジアから中国の西(新疆ウイグル自治区あたり)に侵入すれば、「民族こそ違え同じイスラム教徒を中国共産党が弾圧している」と言う理由で、ISが中国共産党に対して過激なテロを実行する可能性があります。チベットやウイグルあたりで昔から分離独立運動が盛んだったのは、かつての異様な中国による領土拡張政策があったことを推定させます。

このように中国は、対外的には四面楚歌そのものですから、発言そのものさえ、まったく信頼できないのです。

こういう歴史を知っていないと、中国の美しい言葉に騙されてしまうのでしょうが、しょせんは「白髪三千丈」の世界(笑)。


「69年」の妙

  • ソ連1922-1991(69年間
  • 中国1949-201869年間

ソ連が建国後「69年」で崩壊しました。

そして中国にとっては来年2018がその「69年目なのです(笑)。

中国では、強引に暴力とごまかしで領土を広げすぎた代償が、いよいよ来年度の攻防にかかっています。

それを克復するためにも、中国ではもうすぐに行なわれる予定の執行部改変(大規模な改造内閣)をこなさなければなりませんね(笑)。

この時に水面下で激しく行なわれている対立劇とその結果にご注目下さいますよう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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