『台所の女たちへ』、全6公演終演いたしました。
ご観劇いただきありがとうございました。
今年は1月にも舞台に立ち、稽古期間が被ってしまいましたが、今回は(実はピンチヒッターだったのですが)、面白い役でお誘いを受けて、私で良ければと、演らせていただく事にしたのです。
こじんまりした劇場で、客席も手が届くほど近く、初めは戸惑いましたが、だんだん楽しくなってきました。
出演した映画『かぞくへ』のお客様も、この舞台を観にいらしてくださり、本当に素敵なご縁に感激しました。
私の役は、タトゥーのあるワケ有りの化粧の濃い女が、家族の葬儀の日に現れ、スッタモンダしますが、結局泊まってしまい、翌日にはメイクも落として、打ち解けてハッピーエンド。青年座で上演された脚本を、主宰の得丸伸二が少し変えて、また一味違う舞台になりました。
以前お会いした女優さんが、今夏に『台所の、、、』をやる予定だとかで、どこかでチラシを見て、久々に連絡を下さり、今回いらしてくださいました。お友達を連れて。
こちらのご縁にも感謝です。
私も彼女達の舞台が、今度はどんなふうに演じられるのか、是非観てみたいと思います。
大道具も全て得丸さんが作ります。TBスタジオは、私は初めてだったので、ビックリしましたが、毎月こうやって舞台を作っているのだそうです。
↓この台所も終演後すべて壊され、何にもない空間になりました。
舞台をやっている最中は、日々苦しく、どうしようかと悩みますが、終わってしまうとまたやりたい気持ちになります。
もっと出来たはず、と思い、今からまた始めたい気持ちになります。
これが舞台の魔力なんですね。
今週末14日は、『かぞくへ』がまた、ユーロスペースに戻って来ます。
そして、28日からは下北沢・トリウッドでの上映も決まっています。
応援してくださる皆様のおかげです。
また舞台挨拶にも伺いますので、劇場で、是非お会いしましょう!!