PCケース選びのポイントは、
・剛性が優れていること。華奢な作りだと歪みやすく組み立てに支障がでます。
出来れば0.6ミリ以上の厚みがあるものが望ましいです。共振の発生を防げます。
・冷却性に優れていること。ケース内温度が高くなれば比例してパーツの寿命が
縮まるから。吸気から換気まで一貫した流れを作ることが大切です。
ちょっと前までは、前面、側面、からの吸気だけでしたが今では底面からも吸気、
上面と後面から効率よく排気するタイプが多くなりました。
もうひとつ冷却するために効果的なものに裏配線出来るケースが増えてきました。
このおかげでかなり配線がすっきり見えますので冷却効果及び掃除する手間が格段に
向上します。
それらを踏まえて選んだのがこれ!
CoolerMaster CM 690 II Plus RC-692-KKN1
しかし先日、上面にあったeSATAポートを削除しUSB 3.0×2にマイナーチェンジ
されたのがこちら
CM 690 II Plus rev2 RC-692P-KKN5-JP
・高速転送を行えるUSB 3.0ポートを本体上部に2ポート用意
本体の上部に備えるインターフェースパネルには、USB 3.0x2、USB 2.0x2、
ヘッドホンx1、マイクx1を搭載しています。USB 3.0は、USB 2.0の約10倍もの
転送速度を実現した最新の高速規格です。
USB 3.0に対応する外付けHDDなどで高速なデータ転送を行えます。
・最高10個のファンが搭載可能であらゆる環境に柔軟に強力に対応
通常の使用であれば、標準で搭載している3個のファンで十分強力な
エアフローを実現できます。
しかし、自作PCでは環境によってパーツ構成が異なるため、必要なファンの
数やエアフローの状態もさまざまです。
最高10個ものファンを搭載できる仕様になっており、追加でファンを搭載して
いくことによって、あらゆるパーツ構成に柔軟に対応できます。
120mmファンだけでなく、大型の140mmファンを最高6個搭載できるため、
強力なエアフローと静音性を比較的簡単に実現できます。
・不要な場合に取り外してエアフローを向上できるリムーバブルドライブベイ
ケース内に6つ搭載する3.5インチシャドーベイの内、4つは取り外すことが
できるリムーバブルドライブベイとなっています。
リムーバブルドライブベイを取り外し、エアフローを向上することができます。
また、リムーバブルドライブベイを取り外した状態では、ケースの底部に
120mmx240mmまでの水冷用ラジエーターを搭載可能です。
・ブルーLEDのオン/オフが可能な140mm大型静音ファンを前部に搭載
・ケース内のエアフローを妨げない底面電源ユニット仕様
ケース内の空気の流れをよりスムーズにするために、電源ユニットを
ケースの底面に取り付ける、底面電源ユニット仕様です。
・電源ユニットをホコリから守るエアフィルターを底部に標準搭載
電源ユニットの取り付け部分と、底部にあるファン取り付けスペースには
エアフィルターを標準で搭載しています。
電源ユニット内に直接ホコリが入ることがなく、簡単なメンテナンスだけで
長期間の使用でも安心して使い続けることができます。
・電源の振動を抑える大型のゴム脚を底部に搭載
電源ユニット搭載スペースの下には、電源ユニットおよびケースの振動を
抑える大型のゴム脚で、ハイパワーな電源ユニットを使用する場合や、
強力なファンを取り付ける場合などでも、ケースの振動を効果的に抑えます。
※注意点は、個体差があり自分の側面パネルを外すときにかなり手こずります。
マザーボードの後面パネルの取り付けに後1ミリ余裕があったら簡単に
取り付けられるの思われることだけがちょっとだけ残念。
着実に進化していることを実感出来るPCケースです。
CM 690 II Plus rev2 RC-692P-KKN5-JP 取り扱いショップを見る