ひとりごち | たま日記 Tama+Diary

ひとりごち

ダーク&アングラ系の作家活動してると時として世間への後ろめたさを感じる事が度々ある。7年前の今日私はテレビで流れる惨状を見ながら死に纏わる絵を描いていた。
こんな時になぜ自分はこんな絵を描くしかないのか、過去に私は人の命の儚さと失う辛さを嫌という程味わったはずなのに…
でもそう思う程に不思議と筆が進んで眠りさえも訪れず、明け方絵が仕上がった。
悲しみにくれながら。

そんな思いしてまで「なぜこの世界観で。」
よく聞かれるし、自分でも時々考えてみてるけれど、小さい頃から同じようなコンセプトで描き続けてきてて、自分では当たり前過ぎる創作行為なので答えはなかなか出ません。
でもやはり嫌悪感の克服と昇華なんだろうなあとは思う… 原動力は「嫌い」「怖い」という念なんだろう。理由は分からないけれど。
てゆか分かってしまったらもう描く必要に駆られなくなるやも知れない。
絵描きとして日銭を稼ぐしかない今の間は死活問題だから、私が死ぬ前に誰かがそっと教えてくれると良いのに。