収納は、思いやりの心で作っていって下さいね。
モノは使うために、そこにあるわけだから、
ご家族にとって、使いやすい状態で置かれているのか、
分かりやすく、探さないように収納されているか、
ご家族がラクに快適に暮らせるようなお部屋づくりをしていかれた方がいいですね。
ご家族が自分のことを自分でできれば、
結果、主婦である私たちがラクをできますからね。
ご家族のため、自分のためのお部屋づくりをしていきましょう。
では、先日のお客様の、玄関入ってすぐのこのお部屋。
入り口から見た風景。
左側には、イケアのクローゼットがあります(ご主人様用)
同じモノが、入って右側にもあり、そちらは奥様用です。
ご主人様のクローゼットの左側に、棚が置かれています。
イケアの棚がお部屋の中央に置かれていましたが、
お部屋を広く使くためにも、棚は移動します。
でも高さのある棚は窓をふさぐので、大きい棚は1つだけ置き、
もうひとつは、よそのお部屋に置いていきます。
このお部屋に、お子様のランドセル、教科書、体操服、給食セットがすべてあり、
すべてがイケアの深いボックスに入れられて、
使われているのは、上に置かれているモノだけになっています。
たくさん入れられているので、ボックスを出し入れするのもお子様には重たいでしょう。
お子様のためには、上の空間がムダになっても、上に重ねて置かない、
たくさん入れすぎないでくださいね、とお伝え致しました。
ハンカチやお子様用マスクなどは、この深さでは、分からなくなりそうでしたので、
リビングに矢印の引出しがありましたから、それを持ってきました。
左の棚も洋服部屋に移動です。
あとこちら、
この位置に、お子様のお洋服がかかっていると、
お子様が取りたくてもとれないから、自分で取れるようにしていきます。
納戸に洋服ラックがありましたので、
それを使わせていただき、様子を見ていただきます。
入口入って右側のアフターはこのように致しました。
ビフォーアフターです。
リビングから持ってきました、低い棚は、長女の方のモノだけを集め、
ランドセルを開けても邪魔にならない位置に教科書を置き、
教科書が出し入れしやすくなるように、手前のあいたファイルボックスを買っていただきます。
棚の上に支度をしたモノすべて置いておくと、忘れ物もないですね。
引出し上には、ハンカチ、テッシュ、お子様用マスクをゆったり入れ、
下には、給食用の袋など、
右下のボックスは、仕切りボックスを入れ、
トップス、ボトムスを1週間分くらいだけ入れています。
たくさん入るボックスですが、たくさん入れすぎない!ですね。
左下も仕切って、体操服、靴下などですね。
たくさん入れすぎなかったら、見て分かる、すぐに取れますね。
2階にお子様のお部屋もありますから、
ここは、平日、学校のモノが、すぐに用意できることを目的とした収納づくりです。
左の棚は、2才のお子様のお支度セットを収納しています。
そして、上着もお出かけカバンも自分で取れる位置にします。
この位置なら、2才のお子様でも、引っ張って取れることでしょう。
フルタイムで働かれる忙しいお母さんが少しでもラクをするためには、
お子様が自分のことは自分でできる、収納や部屋づくりをされるといいですね。
では、次回は、入って左側を、
ご主人様が生活しやすくなるための収納を作りましたので、ご紹介いたしますね。