2017年09月20日

今までありがとうございました

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みなさま、こんにちは。
突然ですが、10年間お世話になったこちらのブログを卒業する事にしました。
実はやっと自分のホームページが出来たんです。
と言ってもまだまだ制作途中なんですけどね。

URLは
www.naoco.website
です。

ホームページを作った理由は
「心境の変化、信仰の変化」
って感じでしょうか。
ま、私は無宗教なので信仰というのは「信じるもの」という意味ですが。

この新しく作ったホームページにブログの機能もあり、今後はそこに記事を書いて行くつもりです。
実はもう新しい記事もひとつだけ書いてあります。

ブログの引越しは可能なんですが、それをするよりも新しい自分になりたい、という思いからこちらのブログの更新は今回をもって最後とさせていただきます。
今までみなさま、本当にありがとうございました。

このブログを始めたのは10年前。
CD屋の店長から陶芸作家として生きて行くと決め、専門学校で陶芸を学び直していた時の事でした。
(美術大学で陶芸を一応学びはしたものの、10年のブランクがあった為に32歳にして専門学生となったのでした)
当時はベジタリアンになりたてで、とにかく直接的な表現しかできず、批判も沢山いただきました。
あれから10年。
専門学校を卒業し、陶芸作家としてカツカツながらもなんとか生活し、百貨店で展覧会も何度かさせてもらったし、小さいながらも自分のショップ兼アトリエも持てたし(結婚を機にお店は閉店しました)、38歳にして結婚も出来たし、専業主婦ってやつも経験し、40歳で出産も出来たし、41歳で離婚も経験出来ちゃったし(苦笑)、あと数日で44歳を迎える今、うん…随分、変わりました。
私も、私から見えている世界も。

人は常に学び、成長して行く生き物です。
私は過去に戻りたいなんて一度も思った事がないし、未来には希望しかありません。
さて、これからまたワクワクの新しい未来へ、ちょいと踏み出してみるとしましょうか。

写真はこの夏、プールへ行った時に撮ったものです。

10年間、みなさま本当にありがとうございました。
これからもどうぞ、よろしくお願い致します。


20017年9月20日 naoより

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2017年07月20日

リサイクル7

imageどうも、みなさまこんにちは。

ずっとSNSもブログも放置宣言なんぞしてましたが、友人が頑張っているお仕事の宣伝させていただきたく、久しぶりに投稿させてもらいます。

もう15年程の付き合いになる友人の七條君はCD屋時代からの友達で、ずっと音楽を頑張っていました。
その頃も今も彼の目指すものは変わっておらず、みんなの笑顔のために生きている人です。
私と同じくエックハルト・トールが好きな七條君の会社「リサイクル7」のHPはこちら↓

http://recycle-7.com/

ピンと来た方、遺品整理や不用品回収、その他いろいろ、ぜひ七條君に依頼してみてください!
きっとあなたも笑顔になれるはず!!
不動産関係の方とか、いかがでしょう?
ぜひぜひ、よろしくお願い致します。

ちなみに、私もゆーわんもキラヨシ氏もジャッジア女史も、若干暑さにバテつつもみんな元気にしておりますので、どうかご安心くださいね。
冒頭に貼った写真は
「迷惑そうなキラヨシ氏&ゆーわん」
です(笑)

では、また気まぐれに投稿するかもしれませんが、これからもどうぞよろしくです。

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2017年06月08日

元気ですよ

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Twitter、facebook、blog、全部放置すること何ヶ月たったでしょうか…
大変ご無沙汰しております。
沈黙していてごめんなさい。
まずは私も娘のゆーわんも、愛猫のジャッジア女史&キラヨシ氏も、みんな元気にやっていること、ご報告させていただきます。

最近色々な方から
「大丈夫?」
と心配のお声をいただくようになったので、
「これはそろそろ何か発言せねばなるまいな」
と、重〜い腰を上げて、文章を書かせてもらっております。
ゆーわんの病気でパニクっている投稿の後で沈黙してたんだから、そりゃそうですよね…ごめんなさい。
苦しくて沈黙していた訳ではありませんので、どうかご安心ください。

ゆーわんの病気は、おかげさまでずいぶん良くなりました。
完治までもう一息、というところです。
心配してくださった皆様、助けの手を差し伸べてくださった皆様、本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
ジャッジアキラヨシはこの夏で16歳になりますが、まだまだ元気でいてくれてます。
私は毎日、ゴハン作ったり粘土こねたり本を読んだり時々納品に行って元町や三宮をプラついたり、好きな事をやって生きてます。
もちろんシングルマザーの育児は大変で、ドタバタ四苦八苦な毎日ではあります。
口の達者な魔の2歳児からさらに進化した魔の3歳児ゆーわんに、必要以上に怒鳴り散らしては自己嫌悪に陥り、その度にゆーわんに謝罪し、仲直りして…と、ま、賑やかな日々です(苦笑)

TVや新聞、インターネットニュースはもちろん、SNSから流れて来る情報もほぼ全てシャットアウトして暮らしているこの頃。
iPhoneを使わない日はなく、ネットショッピングもしまくりだし、神戸という便利な都会に暮らし、毎日お洋服を着てお化粧をして保育園の送り迎えもしているし、2017年のこの日本にちゃんと人として生きてはいるのですが、必要以上の情報はない方が心地良いな、と、改めて感じています。
不安と消費を煽るだけの情報なんて、ない方がいいに決まってますよね。
TV見ないで雑誌読まないでも、外に出て人を見たり自分で調べればイマドキの眉毛の太さや色くらいはわかる訳じゃないですか(笑)
いらん情報はいらんよ、ホント。
だいたいから情報なんて、自分の欲しい情報は必ずどこかに転がっているし、その真逆の情報も必ずどこかにきちんと存在している、そーゆーもんだと認識しています。
だから健全に、欲しい情報だけを求めて、不必要な情報はシャットアウトすべし。
と、今の私は考えているのです。

「今の私は考えているのです」
という言葉から、最近の自分の中のモノをアウトプット。

ここに来てやっとエックハルト・トールにたどり着いたんですよ。
「今に在る」
ことにチャレンジしながらも頭の中の騒音を消す難しさを痛感しています。

で、もう新しいツイートをしなくなって久しいのですが、私がTwitterでバンバン発言しまくってフォロワーさんを増やしまくっていた頃…5年くらい前でしょうか。
やっとスピリチュアルな世界にたどり着いて一生懸命本を読んで勉強していたあの頃。
相変わらず今も本を読んでお勉強するのは大好きなんですが、あの頃によくツイートしていたのが
「思考停止するな!」
というメッセージ。
ここでプッと笑ったあなたはエックハルト・トールの伝えているメッセージを良くご存知な方ですね(笑)
「なんのこっちゃ?」
と思われる方は彼の動画を見るか本を読んでみてください。
もし彼のメッセージがすんなりと心に届くなら、それはきっとあなたがそういう時期だったということ。
全くもって意味不明に感じるならば、エックハルト・トールも言っているように、
「数年してからまたお会いしましょう」
ってことなんでしょう。

そんな訳で(どんな訳で?)、
「数ヶ月してからまたお会いしましょう」
という言葉で、久しぶりの投稿を締めくくらせてもらいます。
「数年してからまたお会いしましょう」
になっちゃったら、それはそれってことで許してくださいね。
便りがないのは元気な証拠ですから!

写真はまたちと古いのですが、病気で保育園をお休みしてた頃のゆーわんです。

ではでは、また。


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2017年02月17日

突発性血小板減少紫斑病

image言葉には力がある。
私は言霊を信じている。
だから、文字にして弱音を吐くことに抵抗がある…の、だが。

先月、17日のお誕生日に最愛の娘ゆーわんが点滴に繋がれ入院をしました。
病名は突発性血小板減少紫斑病(ITP)といって、血小板が異常に少なくなってしまう病気です。
血小板が少なくなると血が止まりにくいから、頭とか打っちゃうと危険…
まぁ他にも色々あるんだろうけれど、とにかく血小板が減っているそうです。

入院中、血液製剤のブログリンというのを点滴し、血小板は増加。
ありがたいことに2日で退院。
だけどその後、血小板の数値は減少し続け、途中から漢方薬を服用し、先週やっと血小板が少し増えて喜んでいたんだけど、今日の検査でまためっちゃ減ってしまってて…
ついにステロイドの服用が始まってしまったのです。
このステロイド、顔が腫れたり、食欲が異常に増加したりと色々な副作用があるみたいで、調べれば調べるほど泣きたくなってきて…
正直、3歳になったばかりのゆーわんにそんな物、飲ませたくはないのです。。
でもねぇ。。。

担当して下さっている先生はとっても良い方だし、ゆーわん本人もとっても元気だし、こんな時こそ馬鹿ポジティブになるべきなんだけど。。

今日、ゆーわんの血小板の数値は入院ギリギリのラインで、来週1週間は保育園をお休みして安静に…って先生に言われてしまい、なんかね、久しぶりに泣きそうになったのでした。
私は今、ゆーわんと2人暮らしで、陶芸作品をお店さんに納品して生活をしています。
ゆーわんを保育園に預けられなきゃ、仕事するのはちょっと…難しい。
会社勤めじゃないから完全に無理って訳じゃないのが救いなんだけどね。
だけど今、実家の母は入院してて、父はそちらにつきっきりで、両親には全く頼れないという状況。
そしたら本当に私って誰にも頼れないんだ…って気付いて。
シングルマザーって、孤独やなぁ…って。
病院で涙が出そうになるのを必死でこらえていた。

最近フラワーエッセンスを飲み始めて、取り乱したりすることはなくなったんだけど、やっぱり最愛の1人娘の病気…心配になってしまうのです。
半数の人は1〜2ヶ月で治るし、殆どの人が半年程で治るらしいんだけど、ステロイド…ステロイド。。
そして仕事どうしよう。。。
寝てる間に作陶して、先方には事情を説明して、ゆーわん連れで納品に行くしかないよな…

私は西洋医学を否定してないのだけれど、何か他にも治療方法…ないのかなぁ。
フラワーエッセンス…直接は治してくれないかもしれないけれど、もっと勉強しよう。
ホメオパシーは…自分で勉強するよりお医者様を探す方が良さそう。。
アーユルヴェーダにマクロビにもヒントを求めてちゃんと勉強…できるかな。
頑張れ私。
最愛の1人娘ゆーわんは私が守るのだ。

写真はちょっと古いけれど、自転車の子乗せキャリー?に乗るゆーわんwithうさぎヘルメットとクマちゃんです。

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2017年01月01日

あけました おめでとう

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みなさま、あけましておめでとうございます。
そして毎度の事ながら大変ご無沙汰しております。
naoです。

あっという間に2017年。
結局ロンドンへは行けなかった昨年…(苦笑)

でも母の古稀を祝った2人展を無事開催し、沢山の方に来ていただけ、とても幸せな時間を過ごす事が出来ました。
これまた大変遅くなってしまいましたが、『母と娘の2人展』にご来場くださったみなさま、本当に本当にありがとうございました。
心から感謝しております。

その後、私は実家を出て、念願のゆーわんとの2人暮らしをスタートさせました。
もちろんジャッジア女史&キラヨシ氏も一緒です。
やっと、やっとの第一歩。
多分、ロンドンはまだ行くタイミングではなかったんだと思う。
(馬鹿ポジティブ、イェーイw)

2016年秋からの怒涛の日々と今日まで続く膿み出し的な日々、時間。
全てに感謝しながら、新しい年をワクワクと、でもキチンと地に足つけて、歩んで行きたいと思っております。

あ、もちろん秋からずっと暗〜い顔をして生きてた訳ではありませんよ。
むしろ反対で、素晴らしい出会いに恵まれたし(仕事面ですよ〜笑)、良い事いっぱいで楽しく生きてました、ホントに。
バイトを辞めて陶芸のお仕事だけでやって行く事になったし。
ただ、膿み出し的なものを感じてて。。

昨年末からしばらく、このブログのみならずSNSからも遠ざかっておりました。
忙しかった、というのもありますが、なんだろう…実験というか、不必要な情報を極力遮断して、可能な限り自分と向き合おうと努力してたんです。
そして現在もそれを続行中。
ま、魔の2歳児と一緒の暮らしの中で、そう簡単にはいきませんけど…
ここらでちょいと真剣に、自分の中身と向き合う時期に来ている感じがしたんですよね。
ついに来たか、インナーチャイルドさんと対峙する時が…ってな感じなのです。

スピリチュアルな事に興味のない方は、訳わかんない話でごめんなさい。

私はイマドキの日本人(でもないか…笑)には珍しく
「子供時代になんて絶っ対に戻りたくない」
と思っている人です。
というか、過去に戻りたいなんて1度も思った事がない。
もう43歳になったけれど、自分の事は外見を含め今がいちばん好きだし。
だって大人になればなる程、どんどん自分で自分の人生を切り開いて行く事が出来る訳じゃないですか。
他の人から私の人生がどう見えているかは知らないけれど。

例えばバツイチの私は結婚に『失敗』したのか?
ゆーわんという素晴らしい家族ができたのに??
非常に教科書的な言葉かもしれませんが、どんな出来事も必然だし、自分に責任があるし、その出来事が自分にとって大変であればある程、学びや収穫も大きい…でしょ?

ちょっと逸れましたが話を元に戻すと、子供時代に戻りたいと思った事のない私なので当然、子供時代の事はあまり思い出そうとしなかったし、正直、記憶も少ないんですよね。
でも、それがよろしくなかったんじゃないかな、と感じてしまう事が最近度々。

インナーチャイルドを癒すのはそんなに簡単ではないみたいだし、とても大変で時間もかかるものらしい。
きっとこの肉体を使って生きて行く中で、これから先もずっと抱えて行かなければならない課題みたいなもんなんだと思う。
んでまぁ何というか、とにかくそろそろ自分の中身に本気で向き合いなさいよ、というメッセージを受け取ってしまったようなので、重い腰を上げてみた感じです。

まだ解決出来てない事をあーだこーだと書いても、あんまり意味ないかもしれませんね。

おみくじはなんだか良い事が書いてあったし(始めしんどいかもしれないけど、その後は何でも望みが叶うよ、みたいな感じでした)きっとこれからもハッピーいっぱいになる予定!
と無理矢理締めくくって、ここらで失礼するとしましょうか。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願い致します♡

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2016年09月29日

母と娘の2人展

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どうも、またまた大変ごぶさたしております。
しばらくブログを放置している間にますますワクワクな現実を引き寄せまくりのワタクシnao、先日43歳になりました。
お祝いメッセージをくださった沢山のみなさん、いつもありがとうございます。

facebookにもちょこっと書きましたが、殆どの人間は一生『大人』になんかならない訳で、私もこのまま大人気ない自分を楽しみながら日々学び、成長して行こうと思っております。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

さてさて、お知らせが直前になってしまいましたが、10月4〜9日に3年以上ぶりの展覧会をさせていただきます。
趣味で日本画を描く母との2人展で、場所はギャラリー花六甲さん。
母の古希を祝っての展覧会です。
11〜16時、17〜18時に全日在廊しておりますので、ご都合よろしければ遊びにいらしてください。
お待ちしています。

そして展覧会の後は!
やっと実家を出ます!!
離婚後、父と母にはいっぱいお世話になりましたが、やっとやっとのお引越し。
(実家出てもやっぱりお世話になりまくる予感はしているものの…苦笑)
11月からは娘ゆーわんとジャッジア&キラヨシとの2人+2匹暮らしをスタートさせます。
嗚呼…感無量(笑)

2016年秋、ますます素敵な未来へ向けて、加速装置作動☆

task06009 at 16:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 陶芸関係 | その他

2016年07月04日

あれから1年

imageあれから1年…
あっという間の1年…
だけどいろんなものいっぱい乗り越えて、いっぱいの幸せを手に入れた、なんというか…濃い、1年。

去年の6月29日、1歳5ヶ月になったゆーわんを抱っこして、ジャッジアとキラヨシをそれぞれキャリーケースに入れ、そのキャリーケース2つをベビーカーに乗せて、神戸へ向かう新幹線に乗った。
3年暮らした関東を後にして、シングルマザーとして新たな人生を歩むべく、私は進んでいた。
沢山の荷物と、沢山の思い出と、沢山の涙と、これからの生活への沢山の不安、心にぽっかりとあいた大きな大きな穴、笑顔で手を振る元夫と、そのパパに笑顔で手を振るゆーわんと…
思い出すだけで胸がしめつけられる。

あれから1年。
パパには1度も会っていないけれど、2歳5ヶ月になったゆーわんは、いつも笑顔で元気いっぱいの女の子に成長した。
私は元町にあるお洒落な有機ナッツ専門店で時々バイトなんぞししつつ、美しい神戸の街を笑顔で眺め、ひとりで珈琲を飲む余裕もできた。

未来に対する不安がないと言えば嘘になるだろう。
だけど、正しい道を歩いているという確信がある。

あれからちょうど1年たった6月29日の夕方、いつものように保育園へゆーわんを迎えに行った。
「ママー!!」
と手を振りながらニコニコ笑顔で私に抱きついてくれるゆーわん。
本当に愛おしい。

2人きりになってから、しゃがんで彼女と目線を合わせ、話しかける。
私「ゆーわ、ちょうど1年前、去年ね、ゆーわとママとお兄ちゃんとお姉ちゃんで新幹線乗って神戸帰って来たん、覚えてる?」
ゆーわん「おぼえてる」
私「パパがおてて振ってて、ゆーわもおてて振ってたの、覚えてる?」
ゆーわん「うん」
私「ゆーわ、パパの事覚えてるの?」
ゆーわん「うん」
私「そっか…パパに会いたい?」
ゆーわん「うん」
泣きそうになる私。

話題を変えて、バス停へ向かう。
しばらくして、ゆーわんが言う。
「ママ、だっこして」
保育園の荷物は多い。
右と左の両肩に大きな鞄を持ち、10kgのゆーわんを抱え上げる。
すると彼女は私を抱きしめ、耳元に口を近づけてこう言った。
「ママ、だいすきだよ」
重さを忘れ、また泣きそうになる私。

バスを降りてからも抱っこをせがまれ、ゆーわんを抱く。
また私を抱きしめて、こう言うゆーわん。
「ママ、だいすきだよ」

しばらく歩いた後、ゆーわんが言う。
「ママ、あっちのみちとおりたい」
私は
「もう、遠回りになるよ…」
と言いながらも彼女の行きたい道へ行く。
そして抱っこから降りたゆーわんが言う。
「おててつなごぉ」
そして私と手を繋いだゆーわんはこう言った。
「ママ、おさんぽたのしいね。
ママとおさんぽしたかったの」
雨上がりの歩道、お花や鳥達を見ながら、2人で歩く。
美しい世界。
ゆーわんがいる。

「ママ、ゆーわのママになれて本当に嬉しいの。
ゆーわ、ママのところに来てくれてありがとうね。
ママのこと選んでくれてありがとう。
ママの子になってくれてありがとうね。
大好きよ」

ゆーわんは何も言わず、ただ、笑顔を見せてくれた。


写真は元町にて、お得意の「ビューティー♡」のポーズをするゆーわん。
手に持っているのはビーガンリップ。
リップを塗って美しくなったらしく、このポーズなのである。

ゆーわんは可愛い。
本当に可愛い。
親バカかもしれないけれど、ゆーわんは可愛い。
宇宙で一番可愛い、最愛の娘である。

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2016年01月16日

the biginning of 2016

imageみなさま、あけましておめでとうございます。
って、ちょっと遅すぎるかな〜(笑)

昨年は離婚してシングルマザーになって関東から関西へ帰って来て…と、なかなかわくわくワイルドな1年でした(苦笑)

今年は、私的にビッグな目標がひとつ。
それは年末までにロンドンへ行く、というもの。
観光というか偵察旅行というか。。

実は今すぐではないんだけど、将来的にロンドンで生活したいな、と考えているんです。

いやいや、どーやってジャジキラ(猫達)連れて行くねん?

とか

ゆーわんの学校は?

とか

英語ほとんど喋られへんやろ!

とか

そもそもそのお金どないすんのん!?

とか

…まぁいろいろありますが、出来ない理由を並べたててもしゃーない訳で。
どうやったら出来るかを考えなきゃ一生夢なんて叶わない訳で。。
とゆーかあんまり考えずに宇宙を信頼するのがたぶん正解で。
ご都合主義スピリチュアル?
でもスピ的考えを抜きにしても、出来ひん理由を考えてるうちは、当然絶対に出来る訳がないんよね。
私はそういう不毛な事はしたくないから、とにかく前に進むのみって思って生きてます。

ずいぶん前からイギリス人ビーガンの友人Jに
「2つ持ってる部屋のひとつを貸したるから、こっち(ロンドン)来て陶芸やれ。
ここはクールなエリアやぞ〜!
アーティストとかミュージシャンがいっぱい住んでて、貸し工房やら窯もある。
猫連れて早よ来い!!」
と言われてて。
いやまぁJは日本語全く喋れないので、上のはnaoの意訳ですけどね(笑)
でも当時の私はもうちょっと京都で自分を試したかったんです。
で、1年頑張って何も大きな変化がなければ、それから真剣にロンドン行きを考えよう、と。

最初にその話をもらったのは、私のアトリエ&ショップ"vegan pottery nao"をオープンする前後の事だったように記憶しています。
だけどその後、結婚して、関東へ移住して、ゆーわんが生まれて…とバタバタしてるうちに何度も何度もお正月を迎えていました。

昨年、離婚の報告をJにした時、彼にまた言われたんですね。
ロンドンへ来い、と。
その時、なんか急に、私の中でロンドンが現実味をおびて来たんです。
なんでやろうねぇ…貯金ゼロやのに(笑)

ま、そんなこんなで、ロンドン移住はもうちょっと先だとしても、今年中にとにかくその部屋とか街の様子を見に行こうって決めました。

はてさて、できるかな〜?
宣言しちゃえばできるさ、多分。

そうそう、今年は久しぶりに展覧会もやりますよ。
日本画を描くうちの母との2人展で、10月に地元の六甲道で開催します。
また告知しますので、みなさんぜひぜひ遊びにいらしてくださいね。

では、今年もどうぞよろしくお願いします☆

写真は、私が大学生の時に愛用していたおサルのジョージリュックを抱きしめるゆーわんです♡

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2015年11月10日

『子育て』とやらについて、思うこと

imageみなさま、またまた大変ご無沙汰しております。
前回のヨレヨレな投稿からまたずいぶんと時間がたってしまいました。
この約4ヶ月の、日々の細かいことなんかはfacebookに投稿してますので、ご興味ある方はご覧くださいね。
(一部ケイタイからは見れないみたいなんですが、パソコンからだとFBに登録してなくても見れますよん)

えと、まず目についてですが、心配をしてくださったみなさん、ありがとうございました。
おかげさまで、目は回復しています。
FBフレンドの方に、食事から指導をしてくださる超素敵な眼科の先生を紹介していただき、食事療法で現在ほぼ完治しました!
私は西洋医学を全否定も全肯定もしない、ゆるやかな肯定派ですが、食べ物の大切さを今回、身をもって知りました。
ジャンク不良ベジタリアン、ええかげんちゃんと卒業しなきゃねぇ・・・(苦笑)

教えていただいたのは、こちらふかもり眼科さん。
なんと院長先生はビーガンかつローフードマイスターさん。
こんな素敵な眼科が関西にあったことにただただ感謝です。
紹介してくださったSさん、そしてふかもり先生、本当にありがとうございました。


さてさて、では本題。
『子育て』とやらについてです。
めーっちゃ長いですが、ここより先はfacebookの投稿からのコピペです。
あしからず。。


絶対的な正しさというものはなく、子育てに正解というものはない。
自分が正しいと信じること(多分こうすれば最終的に子供が幸せな人生を歩めるだろう、と思う選択)をするしかない。

私は子供の頃、沢山の愛情をもらいつつも、かなり厳しく育てられた。
どうしてなのか理由がわからないのに、禁止される物事の多かったこと。
同じく理由がわからないのに、本当に辛くて苦しくて嫌なのに、強制される物事の多かったこと。
いくら沢山愛されても、やりたいことが出来ず、死にそうなくらい嫌なこと(私の場合、勉強)をやらされ続けると…しかもそれが何故なのかわからないと…当然子供は萎縮してしまう訳で。
私は中学に上がる頃にはもう人生に絶望していたし死にたかった。
大好きだった音楽も、得意だった図工も、どーでもよくなっていた。

子供は『しつけ』という名目のもとに、大人の都合のいいように調教してはいけないと思う。
もちろんこの世界、この社会で生きて行く為のルールはきちんと伝えるのが大人の義務ではある。
ただ、そこの線引きが人(大人)によって違うのが難しい…よね。

私は親の言うことを素直にきく子が良い子だとは思っていない。
(そりゃ親としてはそっちの方が楽だろうけどね)
言われたことを何の疑問も感じずただ素直にやってれば、子供時代はみんなに褒めてもらえるし幸せかもしれない。
でも、その子が大人になった時、はたして幸せでい続けられるだろうか?
私には疑問だ。
何の疑問も感じず学校の勉強を素直にやる成績優秀な子供と、何故勉強なんかしなきゃいけないのか疑問に感じる成績の悪い子供。
大人になった時、どっちが幸せな人生を歩んでいるだろう。
私にはどうしても後者であるように思えるのだ。
(もちろん子供の数だけいろーんな子供がいるのだけどね)

1歳9ヶ月のゆーわんは、もうすでに手がつけられない程ワガママで頑固である。
(子供時代の私にそっくりらしいが…苦笑)
で、私の育て方は甘過ぎる…らしい。
でもね…私は、私にとってどーでもいい大人の都合なんかより、もっと大切なことを優先してゆーわんに伝えて行きたいし、何よりもこれから先、ゆーわんが自分自身で幸せな人生を歩んで行けるようにしてあげたいのだ。
何が好きなのか、何がやりたいのか、そんな当たり前のことをちゃんと知ってる大人になって欲しいのだ。
今ちょっとくらいお行儀が悪くても、多分もう少し大きくなって、きちんと理由と共に説明してあげれば、テーブルマナーをはじめとする社会生活を行う上での基本的なマナーは、ちゃんと身につけてくれると思っている。
それよりも、今お行儀を良くする為に彼女に強制や強要、禁止事項を押し付け、それで彼女が萎縮してしまうことの方が心配なのだ。
そんなことより、この世界は楽しい、ゴハンを食べるのは楽しい、生きてるのは楽しいって感じさせてあげたい。
大人に対して言いたいことが言えず、ただ素直なだけの自分のない子供にしてしまう…それだけは絶対に避けたいのだ。
別に歩きながらお菓子食べててもええやん(←いや、あかんやろw)。
それよりも私は、家畜も含めた全ての動物達の命の大切さや優しさ、思いやりを伝えて行きたいし、何よりもゆーわんがちゃんと自分自身の人生を歩めることが大切なのだ。
この世界に生まれて来た目的をちゃんと達成できるように、ゆーわんがゆーわんであり続けられるように、萎縮せず、のびのびと大きくなって行けるように…

当たり前だけど、子供は親の持ち物ではない。
子供の人生は子供のものなのだ。
親の務めは、自分の価値観を子供に押し付けることなく、子供が自分で判断し、進んで行けるように手助けをしてあげること。
どんなに良かれと思っても、手を引っ張ってどっかへ連れて行ってはいけない。
そう私は思っている。
だから私はゆーわんにベジタリアンであることを押し付けたりしないつもり。
もちろん今は小さな彼女の身体を守る為にも動物達の為にも地球環境の為にも、わざわざお肉やお魚を食べさせたりはしてないけどね。

また熱く暑く、そしてエラソーに語ってしまいましたが、ワタクシnao、親として人としてまだまだ未熟者であります。
ついイライラしてゆーわんに
「ク○ガキ!」
とか
「ア○!!」
とか、暴言を吐いてしまうこともしばしば…
(親業向いてなさ過ぎww)
でもでも、だけど、私なりに精一杯、最善をつくして、ベストをつくして、ゆーわんという人を、押しつぶしたり歪めたりせず、大きくふんわりと包んで、大きく大きくして行ってあげたいのです。
その気持ちだけは本物なのです。

また長くなっちゃってごめんなさい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


写真は『やんちゃ坊主ゆーわん、公園で遊ぶ』の図です♡

注:ゆーわんは女の子(笑)

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2015年07月17日

ご報告

imageFacebookフレンドの方にはお伝えしておりましたが、私naoは離婚をして、神戸に戻って来ました。
(元夫、青木晋太郎さんが気を悪くしてはいけないと思い彼以外のフレンド向けに投稿していました。が、理由はどうであれ自分がされて嫌な事はやめておこう…と、すぐ全Facebookフレンド向けの投稿に変えたのですが、この件で不愉快な思いをされた方がいらっしゃったようなのでこの場を借りて謝罪させていただきます。申し訳ございませんでした)
ジャッジアとキラヨシ、そして優和という3人(2匹と1人)の子供と一緒に、これから大好きな神戸で生きて行きます。

最後、東京駅で晋太郎さんはずっと笑顔で手を振っていました。
ゆーわんも笑顔でパパに手を振っていました。
私はバカみたいに泣いていました。
なんでこんな事になっちゃったのか…
どんな事も全部必要な経験で、この出来事から私はちゃんと成長できるはずだから…
前を向いて…
笑顔で…

神戸での日々は慌ただしく、なかなか落ち着きません。
子供を連れての離婚というのはこんなに大変なものなのか、と痛感する毎日。
だけどシングルマザーとなった今、甘えた事を言っているヒマはなく、とにかく陶芸を再開してゆーわんを養って行かなければいけない。
…と思っていたら、黄斑変性という目の病気を患ってしまった私。
物が歪んで見えるので、このままでは陶芸ができないという状況になってしまいました。
失明の可能性もある病気らしいので見えているだけでありがたいのですが、陶芸できなくなってしまったら、どうしたらいいんだろう。。
なんでこんな事になっちゃったのか…
どんな事も全部必要な経験で、この出来事から私はちゃんと成長できるはずだから…
と、また同じ事を考えてみたり。
あーチキショー治してやる!
絶対治してやる!!
と心の中で叫んでみたり。
体も心もなんだか忙しい毎日。

病気には必ず原因があります。
で、いろいろ調べてわかった事は、いろんな事が重なり合ってこの病気を患ってしまったんだなって事。

人間の精神力の限界をはるかに超えた陣痛という名の拷問の後、人間の精神力と体力の限界をはるかに超えた出産という体験、そしてこれまた人間の精神力と体力の限界をはるかに超えた子育てという名の終わらない修行…
突然、私の所へやって来たこれらの経験は、ベジ歴10年目とはいえ40歳を過ぎた身体には少々過酷だったのでしょう。

加えて、慣れない関東での暮らしによるストレス。
神戸生まれ神戸育ちの神戸っ子、京都で生活していた事はあるものの、のどかな埼玉という土地は、私には向いていなかったようです。
本当にとても良い所だったのですが。。

そして元夫の青木晋太郎さんがアスペルガー症候群だった事も私を苦しめました。
彼が悪い、という意味ではありません。
彼は一生懸命、私と優和を支えようと努力してくれました。
その事に、私は今でも本当に感謝しています。
誤解を恐れずに言えば、彼はアスペルガー症候群ゆえ、あの天才的な音楽の才能を持っていたのではないか、そう思っています。
でも、だからこそ、私は今でも彼が天才だと心から信じているし、今でもやっぱり誰よりの青木晋太郎ファンなのです。
だけど、助けを求めても会話が成立せず、感情の交流も一切望めない、一緒にいてもいつも独りぼっちな毎日…
それは実家の親兄妹も昔からの友人も誰もいない慣れない土地で、初めての子育てをする私には耐え難いものでした。

2人の娘である優和に対する彼の態度もまた、私を苦しめました。
もちろん彼に悪気なないのですが…
私が頼めば、彼は娘を抱いてくれましたが、頼まなければ1週間でも1ヶ月でも、彼女に指一本触れなくても、それどころか顔を見なくても、平気なようでした。
同じ屋根の下で暮らしていましたが、私とゆーわんがパパに会えるのは1日のうち1時間もないのが当たり前。
一緒に眠らない。
一緒に食べない。
それは彼(と彼の実家のご家族)にとっては普通の事なんだそうですが…

私はいつもいつも、優和と2人きりでした。
ジャッジアとキラヨシもいたけれど、知らない土地で自分はいつも独りぼっちの気分でした。
会話のできる大人が誰もいないので、いつもジャッジアとキラヨシとゆーわんに話しかけていました。
とても…寂しかった。
家族3人と2匹で仲良く暮らしたかった。。
ただ、それだけだった。。。

気が付けば、離婚。
バタバタと、引越し。
そして神戸へ戻って来て4日後、突然世界が歪んで見えるようになってしまったのでした。


幸か不幸か、身も心も疲れ切っていても、いくらでも母乳が出る私。
完全母乳でスタートし、西原式育児の影響で離乳食の開始はだいたい1歳になってから、そして1歳半になった今も食事の半分以上が母乳のゆーわん。
1年半も母乳という名の血液を毎日たっぷりあげ続けていた事も病気の原因のひとつかもしれません。
それでも、母乳は完全栄養食だと言うし、授乳の時間は私と彼女にとって何よりの楽しい幸せな時間だし、私はできる限りゆーわんにはおっぱいを飲ませ続けてあげたい、と思っていました。
ところが、大学病院で眼底造影検査というものをを受ける事になり、それをすると2日間は授乳ができないそうなんです。
自分の身体に副作用が出るのは我慢できるけれど、まさかゆーわんにまで被害が及んでしまうとは…
検査の日を4週間後にしてもらったので、残念だけどそれまでに卒乳を目指し、間に合わなければ、断乳という、ゆーわんにとっても私の身体にとっても辛い選択をせざるを得ない感じで…
はぁ…

なんだか全然まとまりのない、しかもかなりの長文になってしまいました。
最後までお読みくださった皆さん、ありがとうございます。
それから関東の皆さん、そして青木晋太郎さん、今まで本当にありがとうございました。
お世話になりました。

写真は少し前のゆーわん。
私の作品でルイボスティーを飲んでいます。
ゆる龍のおちょこは、彼女に言わせると「るー」の「っぷ」(龍のコップ)。
ゆーわんは今日ちょうど1歳半になりました。
日々成長する彼女とともに、これからも前を向いて歩いて行きます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

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2014年11月24日

ブログ、しばらく放置します

みなさま、大変ご無沙汰しております。
今年の1月17日、元気な女の子を出産しました。
赤ちゃんとの生活は想像をはるかに超えた大変さで、ブログを更新している時間がありません。(私のブログ更新は1日仕事なのです)
そんな訳で申し訳ありませんが、nao及び娘ゆーわんの近況はfacebookTwitterの方でご覧ください。
また落ち着いたらこちらのブログの方に戻ってまいります。
ではでは。

task06009 at 14:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック その他 

2013年06月21日

いのち と いきる

IMG_6211
みなさま、大変ご無沙汰しております。
naoです。

気が付けば、2ヶ月以上ブログを放置しておりました。。
ごめんなさい。

まずはとても嬉しいご報告。
お腹に小さな命を授かりました。
今、妊娠8週目です。
つわりがなかなかに苦しくて、文字を打つのも億劫で、
Twitterもfacebookもずっと放置してしまいました。

ずっと体調がすぐれず、毎日つわりに苦しみながら、
小さな子供だった頃から今までの自分の人生を振り返っていました。


ここから先、めちゃめちゃ長いです。
お許しあれ。


私は赤ちゃんの時、足が悪くて入院をしていました。
足をギプスで固めたりしていて、歩き始めたのは普通の赤ちゃんより
1年ほど遅かったそうです。
そのせいか運動神経は最悪。
走るのは遅いし、スイミングスクールで溺れて兄に救出される始末。
体育の成績は5段階評価の2(事実上の1ですね)をもらったこともあります。

学校って場所は、なぜだか体育のできる子が偉い子的な扱いを受けます。
で、その逆もしかり。

あと給食が苦手な子もダメな子扱い。
私はお肉が食べれなかったので給食はいつも大変でした。
次の授業が始まってもまだ食べさせられたり、掃除が始まってもまだ食べさせられたり、
先生に無理矢理お肉を口の中につっこまれたり。。

学校、大嫌いだった。

中学と高校は同じ女子校に6年間通いました。
いろんなことがあった。

学校、大嫌いだった。

それでも、通わなきゃいけない。
何故なのか、理解できなかった。
あと何年、この牢獄に入れられるのか・・・
時間は永遠のように感じられました。

生きることの意味がわからなかった。
やりたいこともなかった。

だから、私は若い頃、
「子供なんか絶対に生むもんか」
と思っていました。
この世界に絶望していたからです。
「こんなクソみたいな世界に無責任に命を産み落とすなんて」
と、世の母親たちを軽蔑していました。

両親は、それはそれは私をかわいがってくれました。
それはちゃんと言っておきたい。
父と母には心から感謝しています。
愛情をたっぷり受けて本当に幸せな家庭に育ったんです。

ただ、私という子供は、学校とか、塾とか、なんというか日本の社会というやつに
簡単に馴染むことができなかった、それだけです。

だけど私は、そんな社会不適合者だった自分を変だとは思っていません。
むしろ、まともな神経を持った子供であり若者であった、と思っています。


初めてお付き合いした人は、とても素敵な人でした。
優しくてお洒落でハンサムで、いつだって私を愛してくれて、
自分が自分であることの大切さを教えてくれた、私にとって偉大な人でした。
彼がいなかったら、今の私は存在していません。

彼は、まともな神経を持った若者でした。
つまり、この世界に絶望していました。

今思えば、私たちを結びつけていたのは『死』でした。
いつか一緒に死ぬことが、私たちの生きる希望でした。

「もう死ぬ?」
と言った彼の優しい顔が忘れられない。

だけど私たちは子供でした。

美術大学を卒業して、ゴハンを食べるために働くようになり、
気が付けば、つまんない大人に片足をつっこんでいた。
そして私たちの10年は終わりました。

その後38歳まで独身でいたので、それなりにいろんな恋愛をしました。
同棲も婚約も包丁沙汰も結婚詐欺まがいも、その他もろもろ、まぁいろいろ。

どうしようもない恋愛を繰り返しながら、それでもいつも全力で愛したから後悔はなく、
ただ最後はいつも愛情をしぼりつくしてカスカスのスポンジになった気分でした。

30代後半に入り、私はまた京都で1人暮らしを始めました。
その時出会った人と死ぬほど苦しい恋愛をしながら、
「もう死んでしまたい」
と何度も思いました。

だけどジャッジアとキラヨシを残して行く訳にはいかなかった。
彼らの命を救った以上、私には責任がありました。
「この子達が死んだら私も死のう。絶対死のう」
そう思いながら生きていました。

突然ですが、女性にはタイムリミットがあります。
「もうすぐ産めなくなる」
という思いは、おそらく遺伝子の中から湧き上がり、
多くの30代後半独身女性は、その強烈な遺伝子からの警告に苦しめられます。

そして私もそいつに苦しめられ始めます。

「死にたいのに産みたい」
「死ぬほど産みたい」
「産めないなら死にたい」

世の中に絶望しているくせに子供が欲しいなんて、とんでもなく矛盾。
だけど、とにかく母になりたかった。
「明日にでも母になりたい」
が私の口癖になっていました。

偽装結婚の報酬に出産、なんていう話まで舞い込みました。

頭も心も体も、混乱に混乱をきわめ、ただ病んでいました。

何度も何度も、死にたくなりました。
だけどその度、ジャッジアとキラヨシが私をこの世界に引き留めました。

人生で一番苦しい時を生きながら
「なんで生きるのはこんなに苦しいんだろう?」
「何か、おかしくはないか??」
私はやっと疑問を感じ始めました。

そして藁にもすがる思いで、
あんなに毛嫌いしていたスピリチュアルな思想に救いを求めました。
「自分の人生を変えられるのは自分だけなんだ」
私は懸命に内面を鍛え始めました。

少しずつ、世界は変わり始めました。
不思議なご縁で、Vegans Cafeの松田店長をはじめ、いろんな人と繋がり始めました。
また会えた、と言った方がいいのかもしれない。

気が付けば、私はとても幸せになっていました。
30代後半で独身、貧乏、売れない陶芸作家、という自分の立場は変わらないのに、
とても幸せでした。

そんな時、青木晋太郎さんという人と、繋がりました。
nao、38歳の冬でした。

晋太郎さんは私とは違い、真っ白でした。
世界の美しい部分だけを見て、子供の心のまま大人になったような人です。

天上界に生きていた人なんではないだろうか・・・

日々一緒に暮らしながら、私はそう、本気で思っています。


39歳。
私はお腹の中に、小さな命を宿しました。
大好きな晋太郎さんと私の赤ちゃん。

今、人生で一番、幸せな毎日を生きています。



話は変わり、前回お知らせした骨髄提供は、
『患者さんの都合』というのでコーディネート終了になりました。

この『患者さんの都合』というのは、
「他にもっと良いドナーさんが見つかった」
もしくは
「患者さんの容態が悪化した」
このどちらかであることが多いのだそうです。
前者であることを、心から祈ります。


naoの作品は、京都Vegans Cafe and Restaurantさんと
埼玉more recordsさんでご覧いただけます。
インターネット通販は現在Creemaさんを利用させてもらってますが、
近日中にHPを開設予定です。
今後はそちらで、もっと簡単に通販を楽しんでいただけると思います。
もう少しお待ちくださいね。


それでは、それでは、今回はこれにて終了。
最後まで読んでくださってありがとうございました。


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2013年04月02日

骨髄提供するかも・・・

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みなさん、こんにちは。
naoです。

先日のMORE STYLE MARKETに来てくださったみなさん、作品をお買い上げくださったみなさん、楽しいライヴをしてくれたアーティストのみなさん、わくわくなゴハンや作品を出店してくれた出店者のみなさん、なによりあんなに素敵なイベントを企画してくださったmore recordsのみなさん、そして出会ってくれた全ての方、みんなみんな本当にありがとうございました!

夢のように楽しい2日間でした。
more recordsさん、次回もとっても楽しみにしてます〜♪


さてさて、タイトル通りです。
私nao、骨髄提供することになるかもしれないのです。

骨髄バンクにドナー登録したのはいつだったかなぁ?とブログをたどる、、と、もう3年以上前でした。
忘れた頃にやって来るんですね。。
(ドナー登録した日の記事、不良VEGANはこちらです。その後に書いた不良VEGAN卒業宣言も合わせて読んでいただけると嬉しいです)

あの頃、私はバリバリのAR(アニマルライツ)ビーガンでした。
常に何かと戦っていました。
実際、イルカ猟の町である太地町へ行って漁師の方と喧嘩したり、、じゃなくってお話ししたり(笑)警察の方ともお話しさせられたり(苦笑)
いやいや、まぁ、、ね・・・あの町で外国人と一緒にいるだけで目はつけられちゃいますからね。
しゃーないんですよ。

で、なんだろう、、熱い勢いでドナー登録しちゃったんですね。
でも登録の際に必要な採血だけで卒倒しそうになっていて、
「こんなんで骨髄提供なんかできるんか?」
「ま、そうなったらその時に考えよう・・・」
なんて思ってた訳なんです。

その時になっちゃったよぉ。。

天使のように誰にでも優しい晋太郎さんですら
「僕なら(骨髄提供)しませんね」
とあっさり言ってくれるし、私の周りで応援してくれる人と言ったらビーガンお兄ちゃんただ1人。。
心細いったらありゃしない。。。

私は昔から動物が大好きで、動物が好きだからベジタリアンになり、そしてビーガンになりました。
もちろん物事というのは全て白か黒か決められるものではなくて、完璧とか完全な正しさというものは、おそらくありません。

11年前、保健所に連れて行かれそうになっていた仔猫(ジャッジアとキラヨシ)の命を救ったことにより、私はキャットフードになる鶏たちの命を奪い続けています。
これは大きな矛盾です。
だけど、私は目の前の、今見て見ぬ振りをしたら確実に消されてしまう小さな命を見捨てることはできませんでした。
きっと、これからもそうだと思います。
(ビーガンキャットフードをジャジキラに与えてた時期もありましたが、本来肉食動物である彼らの体調を崩すことになってしまい、それからはきちんと動物性のキャットフードを与えています)

えーと、だから、何が言いたいのかと言いますと、自分の選択が絶対に正しいとか、そんな風には思ってないってこと、です。
ビーガンが正しいとか、骨髄提供すんのが正しいとか、そんな風には思っていない。
ただ、自分の選択というのは、自分の心の声に従うしかなくて、私は私の道を行くしかないんです。

そりゃね、痛いのは嫌だし入院なんてしたくないし、正直めちゃめちゃ怖いです。
でも、動物の命は気にするのに、人間の命は気にしないなんて不自然だと思うんです、自分がね。
この平和な国で、お医者様でもないちっぽけな私が、人の命を救えるかもしれない。
これって、すごいことだと思うんですよね。
だから「怖い」なんて理由で、私は逃げたくないんです。

私は輪廻ってやつを信じています。
だから、死んだらそれでおしまいだとは思っていない。
でも、私はまだ死にたいとは思わないし、この世に生まれて来た魂はみんな、この生を精一杯楽しみたいと思っているんじゃないのかなって。
人の命の長さは最初から決まっているのかもしれないけれど、
「生きたい」
って思っている人を、魂を、何かのきっかけで助けるタイミングに自分がいるのなら、私は心の声に従って、進もうと思う。

勇気を出して、行って来ようと思います。

写真はMORE STYLE MARKETで出会ったアーティストのまつえさんからいただいたつぶつぶキャンドル。
ろうそくの炎を見つめながら、命について考える。。


今回は久しぶりに内面のお話しでした。
次回もどうぞ、よろしくです。


naoの作品は、京都Vegans Cafe and Restaurantさん、埼玉more recordsさん、
インターネット通販はCreemaさんでご覧いただけます。


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2013年03月28日

MORE STYLE MARKET

IMG_5668
みなさま、大っっっっ変ごぶさたしております。
naoです。
まずはつぶつぶカフェさんでの個展に来てくださったみなさま、つぶつぶスタッフのみなさん、ありがとうございました。
そしてVegans CafeさんでのKyoto Vegans Partyに来てくださったみなさま、Vegansのみなさん、ありがとうございました。
いつの話しやねん!?って感じですが。。
個展もKVPもその他も、毎日わくわくにこにこやってたら、気付けばずいぶんブログを放置しておりました。。。

つぶつぶカフェさんでの個展は、また秋頃にさせていただけるかもしれません。
KVPの方は、ちょっと次回の開催が未定なのですが、必ず開催します。
どちらも決まりしだい、お知らせさせてもらいますね。

そして今回も、またお知らせのみになってしまい申し訳ないのですが、イベント出店のお知らせです。
次回は、次回こそは、、ちゃんと書きます。。
たぶん。。。

え〜、もう明後日とせまっているのですが、
3月30日(土)、31(日)の2日間さいたまスーパーアリーナにて開催される
MORE STYLE MARKET
に夫婦で出店させていただきます!

晋太郎さんは30日(土)の14:30頃からアコースティックスペースでライブ出演、私の陶芸作品は両日出店しています。

上の写真にあるような陶製ペンダントトップ(写真は焼き上げ前のものです)や豆皿、おちょこなど、小さな子たちを中心に連れて行きます。
いつもお世話になっているmore recordsさんのわくわくイベント、ということで、ペンダントトップALL500円、豆皿&おちょこALL1000円、というスペシャル価格で販売させていただきますよん♪

ご都合よろしかったら、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいませ☆
晋太郎さんと2人で、心よりお待ちしております。

ほんっとに短くてごめんなさい。
今回はこれにて。。

みなさん、素敵な春の日々をお過ごしくださいね。


naoの作品は、京都Vegans Cafe and Restaurantさん、埼玉more recordsさん、
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2013年02月07日

関東初個展&KVP12のお知らせ

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みなさん、こんにちは。

つぶつぶカフェさんでの関東初個展がせまってきました。
期間は2月12日(火)〜18日(月)。
naoの在廊日は初日12日(火)と17日(日)、最終日の18日(月)です。
遊びに来ていただけると嬉しいです。

バレンタインデーも近いし、結婚して初めての展覧会だし、期間中につぶつぶさんで晋太郎さんのピアノライブもあるし・・・な今回、新作は全て愛をテーマに作陶しました。
恋が実る、愛が深まる、そんな陶器たちを中心に展示させていただきます。

創りながら
「ヤバい、、か、かわいすぎる〜!!」
と何度も思った自信作ばかりです。
自分で言うな〜って感じですが(苦笑)

で、展覧会名は
nao陶展『らぶらぶ@つぶつぶ』
で行こうと思ってたんですが、つぶつぶカフェさんのHPに、ちゃんと動物にも人にもやさしいやきもの展としてご案内していただいてました(笑)
ありがとうございます。

晋太郎さんのピアノライブ「ピアノウタ」は

日 → 2月12日(火)
2月17日(日)
時間→ 両日共に19:00〜21:00(会場18:30)
会場→ つぶつぶカフェ早稲田店
料金→ 当日5,000円 前売4,200円(予約可)
    お食事、1ドリンク込み
問い→ つぶつぶカフェ
    03−3203−2093
    tsubucafe@team-e.jp

です。
つぶつぶカフェさんの人気メニュー雑穀美膳と晋太郎さんの優しいやさしいピアノをお楽しみいただけます。
今回の「雑穀美膳」はロールキャベツにチーズフォンデュ(もちろん100%植物性♪)なんかがあるみたいで、今からめちゃくちゃ楽しみなnaoです。

みなさん、一緒に素敵なお食事とピアノを楽しみましょう♬
もちろん私の作品も同じ店内でご覧いただけますよ〜。

「ピアノウタ」詳細はこちらをご覧くださいね。


それからそれから、KVPのお知らせです!
KVP12は3月2日(土)に開催します。
個展の関係で今回ちょっとイレギュラーになってます。

「Kyoto Vegans Party vol.12」

日にち;3月2日(土)

時間;17:30 Open 18:00 Start (20時ごろ終了)

会費;3000円 小学生のお子様1500円、小学生以下は無料
(フリービュッフェ形式です)

場所;Vegans Cafe and Restaurant
京都市伏見区深草西浦町4丁目88
TEL 075-643-3922

ご予約はkyoto.vegans.party@gmail.comまで
 *お名前
 *お電話番号
 *メールアドレス
 *ご予約人数
を添えてお申し込みください。

 ※3日以内に返信がない場合は、お手数ですが
 こちらのブログのコメント欄にてお知らせください。
 ※お料理の準備の都合上、ご予約の承り及びキャンセルは
 3日前の2月27日(水)夜までとなっております。
 ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
 なお、ご予約は先着順で定員になり次第終了とさせていただきます。

KVP12〜Kyoto Vegans Party vol.12 は定員に達しましたので、
ご予約の受付を終了させていただきました。
沢山のご予約、本当にありがとうございました。


今回は晋太郎さんのピアノはお休みとなります。
みんなでわいわい、Vegansさんの激美味お料理の数々を心ゆくまで楽しみましょう♡


KVPのグループページKyoto Vegans Partyがfacebookにあります。
お気軽に、メンバーになってくださいね。
naoはここです。

naoの作品は、京都Vegans Cafe and Restaurantさん、埼玉more recordsさん、
インターネット通販はCreemaさんでご覧いただけます。


ではではみなさま、つぶつぶカフェさん、Vegans Cafeさんでお会いしましょう!!


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task06009 at 15:29|PermalinkComments(4)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 工房、陶芸関係 | KVP