みみずく

ガラスや好きなものの話

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手づくりフェア　出品しています

告知が遅くなってすみません、
16と17の二日間開催されている、第23回手づくりフェアin九州に一点だけ私の作品が展示されています。

http://www.hobby-kyusyu.net/

場所はマリンメッセでーす。
公式HPから割引券がダウンロードできます。

所属している銀粘土の協会から声をかけていただき、銀粘土では初めてのイベント出品です！
しかも販売じゃなくて作品展示！

去年の時点で話は聞いていたのですが、なかなかこれだ！というデザインが浮かばず、ぎりぎりになっての完成に。
もうそろそろ余裕納品できるようにならなきゃ…もう学生じゃないんだし…。

えー、作ったのはネックレスです。
いつもはカジュアルでユニセックスな雑貨を意識して作っていますが、今回は明確に女性・夏・海というキーワードを自分の縛りにして制作しました。
年末に行った宮古島の海がいいインスピレーションをくれました(*'ω'*)

ダイクロガラスのパーツ。
一番下にクリアのダイクロ、真ん中にマリン、一番上にクリアの３層です。
厚みを増すとベースのダイクロのきらめきが優しくなるので、ダイクロを使う際の厚み・その見え方の変化が今の自分の研究テーマです。
九州サポートのIさんが安価でダイクロ片を販売してくださったので、いろいろ実験していきます！

けっこう大きめに金具を通す穴をあけていたんですが、銀粘土と一緒に焼成したらふさがってしまいました…。

[1回]

粘土で造形。
つるっつるよりは、自然にできた皺や皹を生かしたいと思ったので、あまり手の込んだ細工はしていません。
周りを粘土で囲むとガラスの透明感が失われるので、明り取りの穴を側面に。
右下の鎖模様のお花はシリンジですが、ひっさびさにやったのでちょっといびつ…。
やってみてわかったんですが、シリンジの粘土はガラスの上を滑る…。
前もって接する面に薄く粘土をつけておくと素直にくっついてくれるんですが、そうするとシリンジの透け感がなくなる～という。

あと、シリンジの粘土の周辺のガラスは焼成後に失透してしまいました。
単に粘土の乾燥が足りていなかったのか（半日は放置すべきらしい）
銀とロペフューズの色ガラスの反応なのか
焼成時間がよくなかったのか

おそらく乾燥不足と焼成時間だろうな、と思いますが、これも先に実験をしておくべきでした。
シリンジの道具を使うのが気が引けてしまって；
パーツに失透防止剤を塗っておくべきだったかもなー。

焼成後
この白い状態も好きですが、今回は光らせます。

水ブラシで白いのをとったあと

ある程度の傷を手磨きして消し、ふちと花を鏡面に光らせました。

金具、チェーン、トンボ玉を取り付けて完成！

銀粘土の作品って重たい印象になることが多い気がしてて、（私自身首こりがひどいんであまり重たいアクセサリーをつけたくない）今回は軽めの印象になるように透け感や光の入り方を考えて作成してみました。
たぶん、先生方の大作品の中でひと際アウェー感ある作品に仕上がったかと！笑
てか夏に出した作品もアウェーというか、邪道だったし！（ガラスを銀と焼成以外の方法で接着するのは暗黙のタブーだったそうで、出品後にこっそり指摘されました）
夏の作品はこちら

16日行った人いわく、ガラスケースの中に展示されていたとか…。おおう…。

17日、もし博多・天神エリアに向かう用事があればふ頭の方へ足を運んでみてはいかがでしょうか？？
モノづくりに携わって生計を立てている方、プロデュースする方、応援する企業等々様々なブースが出店していて楽しいですよ～。
私も午後あたりに顔を出す予定です('ω')ノ

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