僕らは、孫の手

 

 

宇宙は昔、１つでした。

 

たった１点。

 

たったひとつの点に、この宇宙の全質量・全エネルギー・全物質が集中していました。

 

その点は、超高音・超高エネルギーに成るので原子核なども崩壊しており、お互いに境界線も無い、

 

点。

 

 

 

要するに、「４兆個が１つの場所に集まっていた」のではなく、ただの「１つ」の物質でした。

 

 

その点は、「１つ」であるがゆえに、認識が出来ません。

 

「認識」とは、『認識する者』と、『認識されるモノ』の最低でも２つが必要だからです。

 

 

その点は、「１つ」であるがゆえに、体験が出来ません。

 

「体験」とは、『体験する者』と、『体験させるモノ』の２点が必要。

 

 

「存在」も出来ません。

 

「存在」とは、『存在する者』と、『存在を確認するモノ』の２点が。

 

 

「やさしさ」も。

 

「優しくする者」と、「優しくされるモノ」。

 

 

 

何も出来なかった宇宙が、

 

いま、何かをするためにビックバンで分離と言う状態を引き起こしているなら、

 

「人間の能力」とは、何のために在るのか。

 

 

 

 

 

 

僕らはみんな、孫の手です。

 

 

私の、明るい性格は、孫の手です。

 

「このわたし」が、「あのわたし」を笑わせるために。

 

 

 

私の、文章を書くチカラは、孫の手です。

 

「このわたし」が「あのわたし」を楽しませるために。

 

 

 

私の、たぐいまれなる美貌は、孫の手です。

 

私の、能力の全ては、孫の手です。

 

 

自分で、自分を、掻くために。

 

 

「このわたし」が、「ちがうわたし（誰か）」を、掻くために。

 

 

 

 

能力の全ては、「他の誰か」のために。

 

誰かと言う、「別の自分」のために。

 

あなたと言う名の、「違う自分」のために。

 

彼と言う、彼女と言う、他の自分のために。

 

 

宇宙の起源を明確に理解するだけで、

 

『能力』と言うものが、何のために在るのかを、垣間見れます。

 

 

 

断じて、「わたしの能力」は、「わたし」のためにはありません。

 

僕らは、宇宙の、ただの、孫の手です。

 

 

 

今日も一日、

 

【「ほかの私」のために在る】という、あなたの命のルーツを明確にすれば、

 

自分の能力が、何のために与えられているのかが見えてくると思います。

 

 

 

 

 

あなたは、「孫の手」。

 

素敵な、お仕事を。

 

 

 

 

☆さとうみつろう音楽会☆

 

□８月１１日（祝）　広島

会の詳細は⇒主催者のブログ

 

□９月９日（土）重陽の日

13:00～

霧島みやまコンセール

詳しくは⇒こちらから

 

 

※ファミリーマートの端末でも購入頂けます。

ファミポート端末で「さとうみつろう」をイベント検索ください

 

 

 

 

 

 

 

↓事務所に、まさかの４泊かんづめ。

 

今日はこれから、広島へ。

 

スッキリして行きたかったけど、原稿抱えて。

 

 

長編小説は、その世界観とストーリーに没入する必要があり、「それだけ」をやる必要があります。

 

日常の他の事をやりながらとなると、

 

その「意識を外した」たびに、また１からそのストーリーを読み返さないといけなくなるから。

 

 

あの主人公は、どういう伏線を敷いたかな。

 

あ、あの発言って、回収したかな。

 

ちょっと、この関係性に矛盾が出てないかな。

 

 

「はずす」度に、１から読み直す。

 

 

この５日間で、仕上げたかった。

 

いや、仕留めたかった・・・。

 

１発で、撃ちぬきたかった。

 

 

 

８月２日の、夜１時ごろに、描くストーリーがバババと全て決まりました。

 

アパートの上の階の、親子のケンカする音で、起きた瞬間に、アイディアが降りてきまして。

 

そこからの５日間は、何の苦も無くスラーっと書いてましたが、あえなくタイムアウト。

 

 

きょうはめずらしく、オンタイムで、今、書いてます。

 

ＡＭ３：４９か・・・。

 

 

さかのぼって、３：３６にしとこ。

 

 

 

↓今日は、下の二つのボタンを押す祭、