壊れてくれないと、買ってくれないもの

 

昨日の記事で書いた、マッチポンプ方式。

 

 

このブログで、何度も登場した『計画的陳腐化』というマーケティング戦略も、

 

よく考えたら、マッチポンプ方式の一部ですね。

 

 

『計画的陳腐化』とは、

 

消費者に、わざと（計画的に）、陳腐である（買い換えたい）と思わせるマーケティング戦略。

 

自動車でしたら、

 

５年でモデルチェンジを行う事で、「自分が乗っている車が陳腐に感じる」ようにする手法。

 

 

で、これは表面の一部で。

 

わざと（計画的に）、壊れる商品を造る。

 

 

陰謀論でも、なんでもないんですよ(笑)

 

 

広辞林では

計画的陳腐化（けいかくてきちんぷか）とは、製品の寿命を人為的に短縮する仕組みを製造段階で組み込んだり、新製品を市場に投入するにあたって、旧製品が陳腐化するように計画することで、新製品の購買意欲を上げるマーケティング手法のこと。

 

 

 

 

過去記事が探せなかったけど、

 

３年前くらいに書いた記事にも。

 

 

僕の取材で来てくれた、超有名週刊誌の記者さんとのおしゃべりの中で。

 

 

 

「先月、○○電機（超大手の電機メーカー）の研究所員さんに聞いたんですが、

 

わざと壊れるようにする仕掛けが、一番大変らしいです。

 

最近のは素材が良いから、頑張らないと、壊れてくれないので、

 

わざと壊れるように作る事が、一番大変なんです。」

 

 

 

死ねばいいのにとしか思わなかったけど(笑)。

 

 

 

先月、また違う人から。

 

この人は、ホンダの研究所に居た方で。

 

「３年で車のペンキが剥がれるようにするには、どうすればいいか？を真剣に研究していた」

 

 

そうです(笑)

 

 

彼いわく、「なかなか、剥がれてくれない」んだと。

 

 

 

知るかっ(笑)

 

 

 

 

で、同じこの人いわく

 

 

「タイヤも、１０万km、交換無しでイケる技術があった。

 

実際、１０年以上前に、タクシードライバーの間で有名になったし、使ってる人もいっぱい居た。

 

「まったく交換しないで良いタイヤ」

 

１度は発売されたんだけど、すぐに回収された。

 

買ってもらわないと、困るから。」

 

 

 

 

まぁ、信じたくない部分ですが。

 

事実です。

 

 

 

 

さとうみつろうさんもほら、幸せとか笑いとかを売ってるじゃないですか？

 

歌うだけで、なぜか人が笑い転げる奇跡のボイスを使って、コンサートとかしているじゃないですか？

 

 

 

てことは、

 

笑えない状況が、日々に訪れてくれないと困るわけですよ(笑)。

 

 

 

みつろう

「がんばれ、上司！もっとその子を痛みつけるんだ！

 

踏めっ！！なんなら、踏んじまえっ！！」

 

 

と、夜な夜な、月に祈っている訳ですよ。

 

 

 

壊れてくれないと、直す機会が無いから(笑)

 

 

 

 

てことで、

 

笑いたくなったら、また笑いに来てね。

 

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↓昨日の「マッチポンプ」と合わせて読むと、分かりやすいかも。

 

ホンダのその人は、計画的陳腐化に加担していることに気づき、タクシーの運転手に転向したそうです。

 

 

「なかなか、壊れてくれないんですよ」

 

by家電メーカー。

 

 

「なぜか、剥がれてくれないんですよ」

 

by自動車メーカー。

 

 

「なぜか、不幸になってくれないんですよ」

 

は、みつろうメーカー。

 

 

 

僕のスマホ。

 

マジで、２年経ったその日、その瞬間から、

 

なぜか、発熱をし始めてるんだけど、

 

これとか、「絶対に買い替えないからなっ！！」と意地の戦いが、ここ半年ほど続いています。

 

計画的陳腐化（製造段階で、わざと壊れる仕組みの挿入）だって分かってるから。

 

 

 

触ると、「熱っ！！」と叫ぶくらい、熱くなりますし、

 

ＬＩＮＥさえ、動かせないほどに「サクサク感」が消えてますが。

 

悔しいから、ガラケーにしようかな。

 

 

でも、もうすぐ冬が来るし。

 

そしたら、ホッカイロとして使えそうだしなぁ。

 

 

『計画的陳腐化』ってワードは、マーケティングの本には絶対に出てきます。

 

都市伝説でも、オカルトでもない、ただのマーケティング戦略です。

 

 

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その際は、「さとうみつろうさんが、夜な夜な「踏んじまえっ！」って祈ってる部分だけは、ウソだよ」

 

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↓今日は、下の二つのボタンを押す祭、