プリッと2 | 窪田テニス教室

窪田テニス教室

皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。


以下、過去記事「プリッと」に関する質問コメントです。


5. 無題
プリッとについてです。
股関節の曲がり具合と骨盤の立ち具合ですが、骨盤は普段の姿勢が大事と思うのですが、股関節の曲がり具合は、股関節を曲げる意識が必要でしょうか?
その結果膝も曲がると考えても良いのでしょうか?

肛門をできるだけ後ろに向ける事を意識すると、腰の少し上、背中に力が入ってしまいます。
かかし 2017-12-09 22:54:30


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[肛門をできるだけ後ろに向ける事を意識すると、腰の少し上、背中に力が入ってしまいます。]

、、、これはダメです。肛門を後ろにやりすぎないように注意です。

チェックするポイントとしては、バックスイング完了の時点(肛門が最も後ろを向いたとき)、

・右肘が、胸の中央(胸骨)から右肩のラインよりも身体の後ろ側になっていないか?

このライン上に右肘があると良いです。


・踵が地面についていないか?

プリッとの姿勢は踵側に体重が寄っている姿勢です。だからと言って、踵が地面についているわけではありません。踵側に重心が寄っている姿勢で、爪先立ちになるということです。


・胸で息を吸っていないか?

ボールをトスしながら、胸で息を吸い上げるとダメです。トスをしながら、腹に息を貯めてください。


これらは、これらだけではなかなか上手くいきません。左腕の上げ方も大事です。

過去記事「」「サーブの重みは左尻」「腹のぶら下げ」なども参考に練習してください。


それから、この姿勢は「瞬間的なもの=やりながらやめる」です。あまり長い時間(1秒以上)、この姿勢でいるのは厳禁。素振りの仕方、トスの高さも注意してください。