午後から病院へ子供ら連れてった。
ついでにインフルエンザの予防接種も息子に受けさせとこか~と、心を決めたんよね。

実はうち、インフルエンザの予防接種の効果について(だけやなく何にでも)懐疑的で、効果どんなけあるねん?ってずっと思っててん。
でもふと思い出したら、うちも幼稚園の時から就学中はずっとインフルエンザの予防接種を学校で受けてたな?と。

ほな、息子も受けさせとこか。
6歳やし。←なんとなく

ドクターとの話が終わりに近づき、うちは「せやせや、今日は予防接種してやってもらえますか」と頼んだ。

らっ。

息子、一気に涙がしょぼしょぼ~と流れ出す。
いややねんて、注射。
で、段々嫌がり度合いが増してくねん。

レベル1:しょぼしょぼ涙流す
レベル2:ダラダラ涙流れて鼻水も出はじめる
レベル3:怒って大事なミニカーを放り投げる
レベル4:でかい声で「嫌~、嫌~っ」泣きわめきだす

ここで注射登場。
サポートのナースも登場。

息子を診察椅子(ベッド)に乗せ、うちが上半身を抑え込む。
ナースが息子の膝下を押さえ込みつつ息子のズボンをずらし(下着も一緒にずれかけた)、太ももを狙う。
息子、ぎゃーぎゃー大騒ぎで悲鳴を上げる。

どすっ

一瞬で予防接種終了。
してんのに、気づかずに泣きわめき続ける息子…。

実はうち、息子の上半身を抑え込んでるあたりで、笑い始めてしもてん。
なんちゅーおかんや。

だってさ~、あんな一瞬のことにここまで抵抗するか?って。
しかも物心ついてからインフルエンザの予防接種はしてへんから、どんなけの痛みとか知らんやん。
採血の方がよっぽど時間長くて痛いしキモいやん。←と、事前に何回も言うといたのに
しかも無意味な抵抗激しいから、下着までずれかけて、あやうくチン晒しになるとこやった。←これにも笑いが…

普段からやたら大げさに痛がったり自分でわざとこけておきながら可哀想アピールする息子なんで、今回のは

 可哀想な自分をアピールしすぎて、
 本気になってしもたバージョン

ってとこやな。

それにしても、殺されるかのごとく息子が大喚きしてるのに、それを見てカラカラ笑ってる母親に、ナースは何を思う…。
ナース(←この人すごい子供好き)が「もう大丈夫やで~」て息子をハグしてたやん。
(言い訳しとくなら、この時うちは娘を抱っこしてたで。)

いやさ、うち、幼稚園の頃の自分をしっかり覚えてるんよ。
予防接種で並んでると、注射を嫌がってこの世の地獄みたいに泣きわめいて暴れる男子がおってさ~。先生も医師もあきらめて「もうええわ、この子」って解放しとった。
それを見て

「うちは、あんなみっともない真似はせん!」

って決めたし。
注射後しくしく泣いてる子も多かったけど、絶対に泣かん!とも決めた。
注射はもちろん痛かったけど、一瞬で終わりやん。こんなもんか~、と我慢できて良かったって思った記憶がしっかりあるねん。

せやから、予防接種の程度も知らんくせに「なんかわからんけど、怖い」ってびびる息子を、幼稚園時代のうちが「なにびびっとるねん~」とせせら笑うような感じやな。

ただ、ドキっとしたんは、注射を今まさに打たれん、って時の息子が

「マミー! マミー!」

って叫んだの。
これは「ママ」の英語版「Mommy」やと思ったんよね。こんな時に英語が出るか!とこっちがびっくりした。
でもこうしてブログを書いてると、もしやこれは「マミ(フランス語で、ばーちゃんの意)」やったかも?とも思ったりして。
普段息子は「Mommy」なんて言わん。学校では「うちのMommyは(ひどい奴)」とか言うとるかもしれん。
いや「Mommy」よりは「Mom(マム)」ってアメリカのガキども言うてへんかな?
息子が死ぬ時は「おかん~!」やのうて「ばーちゃん~!」って叫ぶんかも。
ん~、きわどいな。

ちなみに注射が終わってしばらくして帰る時、息子は注射を打たれた側の足を引きずり気味で歩いてた。

アホか!

うちが笑い優先の鬼母になるんもこれでわかってもらえるかなぁ~。

あっ。
そういや娘が予防接種された後に大泣きしてるんを見て、息子がニヤニヤ笑ってたっけ。
親子して根性腐ってるねーっ。

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