昨日の夜…というか、今朝未明は、スーパー・ブルー・ブラッド・ムーンが発生やった。
北米ではカリフォルニアなら観測できるとかなんとか。
息子が学校で話を聞いたらしく、帰宅しては「見たい〜見たい〜」と言うてました。
夫が「どうする?」とうちに聞いてきたんで、せっかくやから「見てみよか」と。
空は晴れてるかな〜と夜に庭へ出てみたら、いつもより眩しく光り輝く銀盤のお月さまが、東の空高く出てました。
雲一つない夜空
ああいうお月さまを見たら、かぐや姫の物語を思い出すね。
で、STAR WALKってアプリを入れてるんで、お月さま情報を調べてみたら、31日未明5時から5時半までが観測ベストとのこと。
アプリでは時間ごとの月の場所も特定できるんで、西の空低めに拝めるとわかった。てことは、5時でないと下手したらお月さまが建物の向こうに隠れてしまう可能性があるわけね。
ウキウキして眠りについたうちは、なんと今回のことが楽しみすぎて夢にまで見てしもたよ
夢の中で「もう時間かな?」「5時のタイマーはまだかな?」て気にしてるねん。で、やっと時間や!と夢の中で起きて表へ出てみたら、子供が書いた雲海みたいな空で、雲に隠れて月がよう見えへんみたいな。
おかげで眠った気がせえへんかったわ〜。
やっとこさ5時に本物のアラームが鳴った時にはむしろホッとしたやん。
夫は「月が見えるか確認して〜。それから息子を起こそう」とうちに頼んで着替えてる。
居間へ行って西のドアを開けてみたら、
うわっ!月が赤いっ!
まぁ、赤っちゅーよりはオレンジがかったような感じ?
息子を起こして居間へ行った夫が東側のパティオのブラインドを開けてますよ?
お月さまも一晩で移動しますことを忘れてる夫、うちに指摘される。
息子は寝ぼけ眼でしばらく赤い月を眺め、眠気には勝てずに早々にベッドに戻った。
夫は一生懸命スマホで撮影しようとしたものの、結局キャノンを引っ張り出してきた。
うちもしばらくうっとり眺めたけどさ、寒い(10℃)んでカメラ親父を残してベッドに戻って寝ることにした。
でもね〜、しばらく興奮で寝付けんかったよ。
北米では150年ぶりとか言う話やし。
寝る前には銀色に輝いてた月が未明には赤くなるなんて、本当に面白いやん。
うちらは天文の知識があるから天体の位置関係でああなって、とスッキリわかってる。
けどそういう知識が無い時代の人らにとっては、今回のような出来事は謎でしかない。
種明かしとして、「大地は地球といって丸くて宇宙に浮いてて、太陽と月はこんな感じで、地球の影に月が入って…」なんてうちが彼らに説明したら、感動するかな〜? 中世キリスト教徒には殺されるかな〜?
ダ・ヴィンチならば、一瞬で理解しそうやね。
あの超天才が現代に生きていたら、コンピュータ使ってあらゆる計算をこなしてさらなる発見をしてたやろうな〜。
そういや日食も夫とうちは何度も一緒に観測してます。
天照大御神が天の岩戸に隠れた、という伝説は、古代の人が皆既日食を見た時にインスピレーションを得たかも?
月見てかぐや姫を創作するくらいの日本人やから、皆既日食見たら何か創作したくなってもおかしゅうない。
などなど色んなことを考えて眠れないやん。
そうしてると、夫が戻ってきて「NASA TVがライブしてる」とスマホを見せてくれた。
さすがNASAだけあって、くっきりと巨大なお月さまの姿を捉えてますやん
今朝はちょい眠かったけど、頑張って真夜中に起き出した甲斐があったな〜とご機嫌です。
SF大好きおばちゃんに応援クリック
↓ ↓ ↓