うちの誕生日は、夏です。
だからなにか寄越せ、っちゅーてるわけやないです。
夫は今年は誕生日ギフトを頑張って何か良いものをあげたいと言うてくれてます。
そやね…。昨年はなんだかんだでギフトは無く、食事と散歩で終わったし、結婚10周年は親戚接待で祝いも無く放置状態やったし。
半年前のホリデーシーズンは夫のせいで夫婦喧嘩して、うちは非常に立腹したし。
まぁ、そんなこんなで挽回したいんやろう。
今朝、夫がウキウキと訪ねてきた。
「君はサプライズの内容が気に食わないとあんまり素直に喜ばへんから、先に確認しときたい」
すごい言われようやな?
でも、正解(°∀°)b
てか、サプライズ好きな奴っておるんか?
仮にボールペンもらうとしても、うちは自分で絶対に選びたいわ。
というくらいにお金を払うものに関してはいちいちこだわるウルサイ女を妻にしている夫。
そして、夫が提案してきたのは…
君が行きたいっちゅーてるイタリアに旅行してみるってのは?
と。
ほぉ。
うちは塩野七生氏の著書が大好きで、『ローマ人の物語』は途中までしか読めなかったけど、名著としか言いようがない。同じく『海の都の物語』も素晴らしい。
さらにユリウス・カエサルのことを詳しく知ってからは絨毯くるくるしたクレオパトラと張り合ってカエサルの前で帯くるくるをしてもええと思った。
マキャベリのことも知って、非常に感服した(塩野氏とマキャベリの両方に)。
そんなわけで、うちがイタリアに行きたいんを知ってる夫は、ローマからアマルフィ海岸へ下る風光明媚な旅程を調べて提案してきたよ。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
と単純に喜べないのが、うちの悪いところでしょうか…(*´ω`*)
いや、アマルフィ海岸はごっつ有名でうちも素敵やなと写真などで思ったけど、行きたいんは、
ヴェネツィア
です。もしくは、マルタ島。
ちなみに今読んでるダン・ブラウンの『インフェルノ』はフィレンツェが舞台…。
どこもかすってへんな。
気持ちは非常に嬉しい。
が、なんかちょっと違うな?とも思う。
まず、イタリア行くんやったら時間かけて行きたい。
フランスに滞在する2週間の間にオマケ程度で駆け足旅行はしたくない。
でもって、夫いわく「僕ら夫婦だけでも行けるし、全員(義父母と子どもたち)揃って行ってもええし」
う〜ん…。
このシチュエーションならば、義父母も付いて来たがるんちゃう?
うちら新婚旅行してへんしと夫がつぶやいたからうちら二人だけでイタリアへ行くことも可能とはいえ、娘が幼いから何日も離れるんは心配。
義父母とうちら夫婦と子どもたちの三世代でイタリア旅行?
重たい、重たすぎる
ヴェネツィアではぜひガラス工芸品を見て回りたいのに、子供らおったら「触るな危険」と常にヒヤヒヤせないかん。
ゴンドラ乗ったら「暴れるな危険」とまたヒヤヒヤせないかん。
街中を歩いたらイタリア伊達男達からのナンパ大攻勢を断るのがとても大変やん(と妄想してみる…も義母の方がモテたりして)。
パリからヴェネツィアにはリーズナブルなフライトもあるらしく、いつかは行ってみたいな〜とは思う。
でもなんか今回はちゃうな?って感じ。
何がちゃうんかと考えてみて、見つけた答を夫に言うた。
うちの誕生日ギフトとして三世代イタリア旅行はなんか違う。
こっちも義父母や子供たちの動向に気を使う(おめーらが適当なくせに妙なトコで神経質やからとは言わない)。
うちへのギフトなのに、(義父母に)気を使ってヤキモキするのは嫌。
正直やろ
と言うよりさ…そもそもさ…
この夏は日本行きやったら良かったんちゃう?
と、口には出さんけどむっちゃ思った。
うちはちょっと日本行きを考えて温泉や高原への小旅行とか考えてみてすごいときめいたのにな。公共交通機関でどこへでも行けて、しかも安全な日本で美味しいもんを食べたいのにな。
それをなんだかんだでうやむやにした挙げ句、自分の両親に孫たちを会わせてやりたい…と誓約書書いてまでうちに頼んできたね、あなた。
いきなりイタリア(しかも旅行の中の旅行)言われても、ちょっと消化不良です。
てなわけで、今回はイタリア小旅行は無くなったけど、またパリに滞在しようか〜て話になってる。
素敵な商品満載のギャラリー・ラファイエットに行きたし
問題は素敵過ぎる服が南カリフォルニアには似合わんことやけど、来年日本に行くならその時に着たらよろしいアルね
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