働き過ぎの日本人(エッセイ) | 平和まもる美術館

平和まもる美術館

童話とエッセイを中心に
詩人「平和まもる」が、普段着でお届けします。



 私は、ジャーナリストの

池上彰(いけがみあきら)さんが

大好きだ。

だから

「池上彰の ・・・」というテレビがあると

ほとんど必ず見ている。


 最近、放送された

そのテレビ番組の中で

「なるほど!」と思った回があったので

ここで書かせて頂こうと思う。

「ドイツの労働時間と働きかた」について

リポートされたものだった。


 まず最初に

労働時間の日本とドイツの

比較が紹介された。

予想通り、日本の労働時間は

かなりの数字でドイツを上回っていた。

「価値観の相違」そう言ってしまえば

それまでなのだが

やはりビックリした。


 日本とドイツは、戦争を起し、敗戦

そして、そこからの著しい復興。

日本とドイツは、とてもよく似た

経緯をもつ国だといえる。

 しかし、戦後日本とドイツは

いろいろな意味で、違う政策を選択し

それぞれの道を歩むこととなった。


 その違いの中で

私が、今日取り上げたいのは

幸せに対する価値観だ。

具体的に言うと

労働時間に対する考え方だ。


 現在は、かなり改善されたと言われるが

日本人は

かつて「エコノミックアニマル」と

世界中から非難された。


 金(かね)!

  金(かね)

   金(かね)!


お金がすべて!

 お金が偉い!


 そう言われ、それを信じた時代が

長く続いた。


 では、現在はどうだろうか?

確かに改善はされたけれど

やっぱり根本的には

変わってないんじゃないか?

そう私は思うのです。


 ドイツでは労働時間は

法律で、しっかり管理され

「サービス残業」は許さない!

そういう考え方が浸透しているそうです。

休む時は休む!

それは権利であるという考え方です。

 
 それと比較すると日本はどうでしょう?

「働くことは美徳」である。

「休むこと」に罪悪感を

 ほとんどの人が

持っているのではないでしょうか?


 お金に価値を見出すことは

決していけないことではありません。

「お金があれば幸せになれる」

そう考えるのも自由です。

 しかし

それを他人に押しつけるというのは

いかがなものでしょう?


 幸せとは、「お金」と言う人

幸せとは、「時間」と言う人

それぞれが

それぞれの生き方が出来るように

お互いが、お互いを尊重し

その考え方や生き方を

お互いに認めてあげる。

そういう社会にしなければいけないと

私は思うのです。


「働き過ぎの日本人」

私は、それを

考える時期がきていると思います。

皆さんは、どう思いますか?


平和まもる




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