まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

小さすぎる。

2015-04-01 21:37:46 | 図書館のこと
今日は昨日よりちょっと寒いですかね。

さて 図書館には 新聞の縮刷版というのがあります。
新聞を小さくして書籍化したものです。
一年くらいの新聞はそのまま保存していますが
なにせ 大きくて保存場所がないし 大勢の人が読むうちに紙も傷む。
というわけで 縮刷版を購入するわけです。


皆様 新聞の大きさをご存じだろうか。

新聞の一面の大きさはA2。
つまりよく使う紙では A3の倍の面積。
そして A4の4倍の面積です。

それを縮刷版は B4くらいのサイズにしている。
つまり小さくしている。

平成生まれの方はご存じないだろうが 昔は新聞も本も 字が小さかった。
1986年というから 私の高校時代に 新聞の文字が大きくなり
そこから どんどん大きくなりました。

気づくと 単行本も文庫本も 限りなく字が大きくなっている。

たまに 岩波文庫とか読むと 字がちっさ!と 突っ込みを入れたくなる。

新聞の縮刷版に話を戻すと そんなわけで 1986年以前の新聞の縮刷版の文字は
半端なく小さい。

古い新聞の縮刷版を見た方には それをコピーしてくれとおっしゃる方も多いが
図書館には最大A3サイズまでのコピー機しかない。

そして1カ月分の新聞をまとめた 縮刷版はかなり分厚いので うつぶせにすると
中央が浮かんでしまい 渾身の力をこめて押しても 中心部の小さな字がゆがむ。
きわめてコピーしづらい。
さらに 出来る限り拡大コピーしても 字が小さい。

特定の記事だけをコピーなさるなら もっと大きくもできるのだが
だいたい この面全体ををコピーしてくれと言われることが多い。

もう小さくて 申し訳なく お年を召した方の場合
虫眼鏡をセットにプレゼントしたいくらいです。

せめてA2サイズもコピーできるコピー機を用意できないのかとも思うのだが
常連の方は良くご存じの通り うちの図書館はかぎりなく貧乏で 
冷暖房費はもちろん 図書館の要である本の購入費さえ
ケチっているくらいなので そんな大それた予算はない。
多分 限られた方々のために A2の紙をご用意する予算すらもない。

でも 館長もサービス向上のための提案はいくらでも受け付けるとおっしゃっていたので
面談のときにでも 提案してみるかなあ。

去年ダメもとで提案した大口の購入は 中古の品を検討し導入してくださったので・・・
もしかしたら 3年計画くらいなら いけるかも!

私も50近くなってきて 老眼の進みを感じる。
ド近眼なのに 同時に老眼でもあるという厄介なタイプだ。

だから 利用者の皆様の気持ちがすごくよくわかる。

高齢化社会に柔軟に対応していくために 通る可能性は低いが提案の方向でGO!

いがぐりおは 小さい字も読めるよね?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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