まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

辻村深月「かがみの孤城」

2018-07-19 19:36:31 | 読書のすすめ
今日昼間外に出て クラクラ。
家に帰って 外より涼しいかと思ったのもつかの間
母に電話しようと立っていたら またクラクラ。
自分の場合 体もなまっているんでしょうが この暑さ。
皆さまお体には十分お気をつけください。

さて 辻村深月の「かがみの孤城」を読みました。

かがみの孤城
辻村 深月
ポプラ社


中学一年のこころは 毎日家の中でひっそりと暮らしている。
真田美織という同級生が中心となって 学校でこころへの意地悪や無視が続いているからだ。
特にショックだったのは 転校生で家が近所の東条さんまでその仲間に加わったことだった。
東条さんとは仲良くなれると思っていたのに。

そして ある日 こころの部屋の鏡が光り出し こころはその中に入ることになる。
そこには こころの他にも 
マサムネ アキ スバル ウレシノ フウカ リオンという6人の中学生が招待されていた。
オオカミのお面をかぶった少女は かれらを「赤ずきんたち」と呼ぶ。
その城に隠してある鍵を見つけたものは なんでもひとつ願いをかなえてくれると言う。

とまどいながらも 城に通いはじめるこころだったが・・・


2018年 本屋大賞受賞作です。

何とも言えない雰囲気にのまれ 一気に読まされた。
最初 学校に行けない中学生であることしか共通点のなかった7人が
だんだんと うちとけたりぶつかったり。
こころの気持ちが揺れ動くさまもリアル。

今年の本屋大賞は自分にとって当たりです。
お勧めです。

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2 コメント

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Unknown (maki)
2018-07-19 20:43:04
こんばんは。
暑い日のお出かけはよほどじゃないとよしたがいいかもしれませんよね。
変に倒れたりしたら、骨折などの余計なものまでしょい込むかも。
今年の本屋大賞作品なんですね。最近はとにかく体を
楽にしておこうとして、本から遠ざかってしまっています。
もう少しいい気候になれば嬉しいのですが・・・。
makiさんへ (まんじゅう)
2018-07-21 10:17:03
こんにちは。

本当にそうですね。
とは言え生活しているので最低限は外に出ますし。
まずはお体をお大事に!
読書の秋(来るのか?^^;)が来たとき
思い出したら読んでみてください!

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