愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

悩みの備忘録

2014年04月16日 | Weblog

今日の備忘録は、悩みとか不安とかそんな心の波風について。

心配事があると、それだけでなかなか寝付かれないということがある。
何かを不安に思うと仕事も手に付かない。そんなこともある。

多分、そんな時は、荒波の中に小舟を漕ぎ出すような心細い
どうしようも無い心もちにあるのだろう。

しかし、心配事は心配してもしなくても結果には
何ら関わらない。変わりはないのである。

だったら知らぬ顔の半兵衛を決め込めばいいようなものだが、
なかなかそうは行かない。無用の心配をしてしまうのが人の性というものだ。
それは理屈がよくわかっていないからとも言えるのだが。(^^;

その状態が不快であるから、当然早く抜け出したいと願うので
悩みに甘んじることは難しいからか、悩みの特徴として
悩んでいる状態が悪い事と思うことがある。

が、悩みにいいも悪いもない。自己が歩いてきた歴史の結末がそこにあるだけ。

しかも、その歴史を遡ると、自分の歴史だけじゃなく、人類の歴史、
いや地球40億年の歴史、さらには宇宙の誕生まで考えを巡らさねばならない。

だから自分が翻弄されている悩みの小舟は、実は
大船の中に作られたプールに浮かんでいるようなもの。

大安心の中で悩んでいるのだ。
だから安心して悩めばいい。

じたばたすれば、もっと小舟は揺れるよ。(^^;

と、まぁ、そんな風に春眠の中で夢想した。
目が覚めると忘れるから書き留めておく。

キーワードは、大安心の中で悩め!(^^;

 

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9 コメント

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宵闇せまれば悩みは果て無し (リチャード バサラ)
2014-04-17 07:10:24
 いつもとはすこし趣のちがったパスカル風あるいはモンテーニュ風エッセイ。
 悩みをつきつめていくと、地球・宇宙の誕生に遡るというくだりがすごい。なるほど・・です。
 くよくよしても事態は変わらないのですが、悩んでる本人は納得しない。で、豪華船のプールで、ばたばたやってるようなものだよ、とやんわりとさとす。
このたとえが、名カウンセラーです。

 悩みは、そこからいったん離れることが大切。執着するとドツボです。執着している姿こそが悩みの実相です。(なにか坊さんくさいけど・・、本当)
 しかしながら、悩んでいる本人は執着しているので、そこから脱出するまで、話し相手になってやらないといけない。パッと言って、パッとわかるはずがない。それが実際上の問題でしょう。
  
 ♪宵闇せまれば悩みは果て無し~もう半世紀前の心境、心情ですね。クー
4・15の備忘録 (リチャード バサラ)
2014-04-17 08:20:44
 昨日、朝6:30、自宅前に停まるバスで、ハドン経由でハノイの日本大使館へ。
 パスポートの更新です。写真を張り替えるのですが、10年前の54歳の顔と比べ、劣化、もとい老化が進行していましたね~。自分の顔写真・・人にとって最も難しいことは、現実の直視だと知りました。
 10年後(74歳)はどんな顔になっているのかなあ、飛行機にちゃんと乗れるのかなあ、それより生きているのかなあ・・とか、考えました。まあ74歳までは生きる自信ありです。根拠なき自信ですけど・・(大笑)
 
 ある男は、4歳の時、父が交通事故で亡くなり、父方の祖父母にひきとられ、育てられた。姉もひきとられ、姉は当時7歳だった。
 若かった母は男を見つけ再婚し、自分の子には、全く会いに来なかった。やがて20年後に離婚、母親は無収入の状態になり、困窮の極みに。今になって、母は子どもに会いに来るが、結婚した姉はともかく、弟のその青年は母をにくんで、絶対に口をきかないそうです。何度もぐれそうになったが、まっとうな生活を維持してきたと、こころなしかさびしそうに彼は言います。

 ある男とは誰か?
ハドンで拾ったタクシーの運転手のことです。私と同乗していたベトナム人に話した、身の上話の内容です。よくまあ30分ほどの乗車でこんな話が・・
情感豊かなベトナムならではの話。私の備忘録の紹介です。
Unknown (キャサリン)
2014-04-17 09:01:21
後になって振り返ると、なぁ~んだ、大したこと
なかったなぁ~とか、なんとかなるもんだなぁ~
などと思うのですが、その最中は世界で一番
不幸せだと、あぁぁ~生まれてこなければよかった
などど、地球滅亡の危機に陥ったような悲観に
くれる私です
いつも言っていますが、器の小さな証拠で、すぐ
溢れてしまう、情けないわたしです
いつも心が不安で、孤独感があって、大きなため息
ばかりついてしまいます
これって、やっぱり病気ですかねぇ~?
って聞かれても困るとは思いますが・・・
自分でもどうしたいのか、さっぱりわからないという
めんどくせぇ~私です
過ぎ去ってしまえば… (何処吹く風)
2014-04-17 10:33:37
そのときには、死ぬほど悩んだのに、あとから考えると
羽毛よりも軽い。
じゃあ、実際に大海に浮かんだ小舟の中での悩みを
経験した人は…と考えて思い浮かんだのが、
松平容保公でした。歴史上の人物の中でも、生まれ
代わりたくないトップスリーに入る人物です。
10歳前後で会津松平家に養子に入り、家督を継いだのが
16歳かそこらでしょ?まさに苦労と悩みの連続。
特に宸翰を隠し持って生きた晩年は、絶対に代わりたく
ありません。彼の悩みこそ、大不安の中の悩みだったように
思えます。
リチャードさま (愚石)
2014-04-17 14:55:59
こんな話にもお付き合いただき恐縮です。
この手の話題は、少しばかし書くのに躊躇いがあるんですよね。(^^;
しかし、それにしてもどんな話題にも返球されますなぁ。
しかも投球より返球の方がするどかったりするのす。

しかもだ、リチャードさんのベトナム語はその域にまで達しているんですかぁ。

リチャード・バサラ恐るべし。
ほんに、あなた様は何者?(^^;

キャサリンさま (愚石)
2014-04-17 14:58:39
そのめんどうくせぇ、性格は、あなたの責任ではほぼなく、宇宙の歴史に拠ると言ってもいいわけです。
だから、大船に乗ったつもりで大いにめんどくせぇとおらんでくだされ。(^^;
と、そんな風に言いたかったわけです。(^^;
何処吹く風さま (愚石)
2014-04-17 15:04:15
松平容保公って全く存じ上げませぬが、
そないに有名な人なんですか?(^^;
不安の渦中にいる人は、世の不幸の全部を背負ってるような気にもなるのでしょう。
だから、平静の時に事の理屈をようく考えておくのがよろしいかと。
斯様に思う次第です。
えーーーーーっ ?! (何処吹く風)
2014-04-17 16:40:21

 そっかあ。NHKの大河ドラマは見ないんですね。

》世の不幸の全部を背負ってるような気にもなる

 というよりも、客観的に見て、明治維新の不幸の全部を
 背負ったような方ですね。本人は、背負えるだけの力を
 得るための訓練も受けていたし、環境も持っていたという
 ことなんでしょう。孝明天皇や、徳川慶喜にしてやられた
 とも言えるのでしょうけど。

 幕末と言えば、NHKが発見した龍馬の手紙の
 購入時の価格が、千円だったというニュースが、
 なんとも痛快でした。
何処吹く風さま (愚石)
2014-04-17 19:49:26
ふむ、大河ドラマですか。
花の生涯とか太閤記は見てましたよ。(^^;
太閤記のネネ役をやった藤村志保は可愛かった。
少年の胸にも恋心が、、。(笑)
母親役の浪花千恵子がまた味ありましたねぇ。
長谷川一夫の大石内蔵助も見た記憶があるけど、
一体、どのあたりから見なくなったのかさっぱり思い出せない。(^^;
明治維新ものは、どれも見た記憶は有馬温泉。(^^;

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