みぃ：先輩待って～～～
ヨハンナ：あら、あんなところに可愛らしい子犬が
ヨハンナ：本当に可愛いですわ～
みぃ：せんぱあああい
マリア：！！
マリア：このままでは、お嬢様と安藤由美が・・・ぶつかる！！
シュッ！
ヨハンナ：リカのわんこに似ていますわね～
うふふふマリア：安藤由美、ちゃんと前を見て走りなさい。
みぃ：え！？ご、ごめんなさい、私、先輩しか見えてなくて・・・
ヨハンナ：あら？マリア、どうかなさいまして？
マリア：いえ、なんでもございません。どうぞお気になさらず。
ヨハンナ：そう♪
みぃ：先輩～～お待ちになって～～
ヨハンナ：行きましょう、マリア
マリア：はい、お嬢様・・・
かける：聞いて聞いて～！そしたらねぇ～
リカ：あれ、なんだろう。誰かの落し物かな？
ナイラ：何か書いてあるわ！
かける：だ、だめよ、勝手に見ちゃ・・・I
リカ：どれどれ・・・？
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
『高橋ムラ、安藤由美。危険度☆☆☆☆』
『詳細：挙動が不審で、行動が読めない。』
かける：ムラ先輩とみぃ先輩のことね！どういうことかしら？
『香山三郎。危険度☆☆☆☆☆』
『詳細：とても危険。外で裸になったりする。』
『山崎シンタ。 危険度☆☆』
リカ：これは詳細がないから、書き途中みたい。
ナイラ：もしかしてこれ、デスノートじゃない？
2人：デスノート？？
ナイラ：デスノートはマリアっていうヨハンナの最強メイドが
つけてるノートで、怪しい人の名前と詳細が
そこに書いてあるの。まあ噂だけど。
かける：なにそれ怖～い
リカ：もしここに名前がのったら？
ナイラ：徹底的にマークされて、ヨハンナお嬢様にとって有害と見なされたら・・・・
・・・・この世から消される。
かける：で、でもでも、どうしてシンタ先生の名前が？？
リカ：トレーニングとかいっぱいしてるから、軍かどこかの悪の組織の
スパイだと思われちゃったんじゃない？
ナイラ：なるほどね。
リカ：ねえ、私たち、そんな危ないノートを勝手に見ていいのかな？
2人：・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ナイラ：逃げろ！マリアに消される～～～
リカ：まじで！？！？
三人：ぎゃ～～～～～～
マリア：・・・・・。
＜数日後・・・＞
ヨハンナ：今日はいいお天気ですわね♪
マリア：はい。
（角度２０、時速３０でベチャがお嬢様に接近中。
ぶつからない可能性のほうが高いがここは
メイドとして、ボディガードとして、お嬢様を守るべき・・・！）
シュッ
りん：あ、ヨハンナさん、こんにちは～
ヨハンナ：ごきげんよう
今日はお散歩日和ですわね！
りん：ヤミーさんこんにちはー♪
ヤミー：よーネットアイドル
ヤミー：ん？なんだこれ。
『香山リカ、鈴木かける、ナイラ。 危険度☆☆☆』
『詳細：このノートの秘密を知る。何かを探っているのかもしれない。
危険』
ヤミー：なんじゃこりゃ？？
マリア：すみません、それ、私のです
ヤミー：おぉ、そうなんだ
ヤミー：はいどうぞ
マリア：ありがとうございます。
ヨハンナ：マリア、どうなさいまして？お友だち？
マリア：いえ、なんでもございません・・・
