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2014年12月 7日
当サイトでは、2014年の4月辺りから『千と千尋の神隠しの謎解き』を、
約8ヵ月間くらいに渡って、シリーズで記事にしてきた訳ですが・・・
今回からは、「千と千尋の神隠し」に限らず、
広くジブリ映画全般に対し、謎解きをしていこうと思います^^;
まぁ、管理人も大して構想がある訳でもないですし、いつまで続くか分かりませんが・・・
「謎めくジブリコード」として、短期的に記事を書こうかなと思います。
ただし、謎解きをするのは、数あるジブリ作品の中でも、、、
1995年7月15日公開の『耳をすませば』以降の作品に限定します^^;
理由は、管理人が視る限りにおいて、、、
この映画がスタート地点のような気がするからです(謎)
ところで、今では、ほとんどその存在を忘れ去られてしまっていますが、、、
実は、この『耳をすませば』が公開された時に、一本の同時上映作品があったんです。
それが、『On Your Mark』というセリフの無い、ごくごく短い短編アニメです。
<『On Your Mark』 あらすじ>
地表が放射能で汚染され、病気が蔓延し、
人類が地下に住むようになった世紀末後の未来の都市が舞台。あるカルト教団「聖NOVA'S」の施設を襲撃、制圧した武装警官隊。
その中の警官2人は、教団施設の奥で、翼の生えた少女の天使を発見する。2人は彼女(天使)を救助するも、研究資料として政府機関に連れ去られてしまった。
2人は彼女を空へ帰そうと奮闘を始め、遂に彼女を救出し、空に解放する。
ちなみに、『On Your Mark』の意味は、、、
On your mark! Get set! Go! 位置について、用意、ドン!
・・・と言う意味です^^
なんとなく、こういう作品も同時上映されているので、
『耳をすませば』からが、スタート地点かなぁ・・・という気がするんですね。
ちなみに、この映画について、宮崎監督は、下記のようにインタビューで述べています。
「宮崎駿が描いた原発メルトダウン後の世界 - On Your Mark」より引用
宮崎駿といえば、風の谷のナウシカで環境汚染について問題提起してきましたが、
もうひとつ、汚染された地球を舞台にした作品が、
チャゲ&飛鳥のPVとして作られた「On Your Mark」です。
この作品について、15年ほど前にアニメージュに掲載されたインタビュー記事があるのですが、
いま読むと、まるで現在の状況が来ることを想定して言っているようです。
悲観的な人の予想が当たってしまうなんて、皮肉なことです。
歌詞をわざと曲解して作りました。
――「警官」と「天使」なんて、まるで押井守さんの作品のようですね。
宮崎:
押井さんが天使が生まれるの、生まれないのとか、
もったいぶってやっているから、さっさと出しちゃった(笑)。
といっても、天使だとは言っていないし、鳥の人かもしれない。
それはどうでもいいんです。
――6分40秒の中に、映画1本分の内容が詰っていると感じました。
宮崎:
暗号のようなものは、いっぱい入れてあるけれども。
音楽映画だから、見た人の感じたように受け取ってもらってかまわないんです。
――冒頭の、のどかな田園風景の中に建つ奇怪な建物は何ですか。
▼奇怪な建物(石棺の建物にもみえる)
宮崎:
どう解釈してもらってもかまいませんが。
その直後に出てくる放射能注意のマークのついたトラックを見て、
何となくわかってもらえればいいと思うんです。
地上には放射能があふれていて、もう人間が住めなくなっている。
でも緑はあふれていて、ちょうどチェルノブイリの周囲がそうだったようにね。
自然のサンクチュアリ(聖地)と、化している。
で、人間は地下に都市を作って住んでいる。
実際はそんな風には住めなくて、地上で病気になりながら住むことになると思いますが。
――このアニメは「On Your Mark」の音楽映画作品として作られていますね。
宮崎:
「位置について」という意味のタイトルだけれど、
その内容をわざと曲解して作っています。
いわゆる世紀末の後の話。放射能があふれ、病気が蔓延した世界。
実際、そういう時代が来るんじゃないかと、僕は思っていますが。
そこで生きるとはどう言うことかを考えながら、作りました。
きっとそういう時代は、ものすごくアナーキー(※無政府状態)になっていく一方で、
体制批判というようなことについて、ものすごく保守化しているんじゃないか。
それはまだ失うものがあると思っているから。
何にもなくなると、ただのアナーキーになっていって、のたれ死にが始まるんです。
そういうものを紛らわしてくれるのは、
「ドラッグ」や「プロスポーツ」や「宗教」でしょう?それが蔓延していく。
そういう時代に、言いたいことを体制から隠すために、隠語にして表現した曲と考えてみた。
ちょっと悪意に満ちた映画なんです(笑)。
――例えば「いつも走り出せば、流行の風邪にやられた」という歌詞の、
「流行の風邪」というのは、放射能や病気に覆われた世界のことでしょうか?
宮崎:
(肯定も否定もせず)地球全体の歴史から見れば、
人間の問題なんて流行の風邪みたいなものですからね。
――......二人の警官が救い出す天使は、混沌とした世界の一筋の希望のようにも見えます。
「僕らがそれでも止めないのは......」という歌詞の通り、
天使を救出するシーンが何度も繰り返されていますが。
何度かの失敗の後、混沌とした世界から、一筋の救いのように彼女は青空に飛び立つ。
でも、警官たちは地上に取り残されて......。
宮崎:
彼女が救世主だったり、救出を通して彼女と心の交流があったというわけではないんです。
ただ、状況に全面降伏しないで、自分の希望、ここだけは誰にも触らせないぞというものを
持っているとしたら、それを手放さなければならないのなら、
誰の手にも届かないところに放してしまおうという。そういうことですよ。
放した瞬間に、心の交流がちらっとあったかもしれないけれども。
それでいい、それだけでいいんです。
......きっとまた彼らは警官の仕事に戻るんです。
戻れるかどうか知らないけれど(笑)。
――戻る世界は、また「流行の風邪」の世界。
宮崎:
結局、いつもそこから始まるしかない。
メチャクチャな時代にも、いいことや、ドキドキすることはちゃんとある。
ナウシカの「我々は血を吐きながら、繰り返し繰り返し、その朝を越えて飛ぶ鳥だ」です。
上記は、約20年も前のインタビューですが、
まるで、今起きている出来事のように聞こえてくるので不思議ですね。
最近になって、エボラの話や鳥インフルエンザの話も、出てきてますし、
今の状態だと、「流行の風邪」の世界も、現実となる日がくるのかも?
2014年12月6日:鹿児島・出水の鳥インフル、高病原性ウイルスを検出
ちなみに、11世紀のドイツの修道女ビンゲンのヒルデガルドは、
こういう預言を残していたりします。
「神の命令によって、重たい霧と最も濃密な塵を運ぶ
力強い風が北に起こり、人々の喉と目を冒す。
......それから、7人の女がひとりの男をめぐって争うようになるほど、男の数が減る」
なので、喉と目の病気には気を付けた方が良いかもしれませんね。。。
・・・最後に、もう一つだけ。
初見ではすぐには気付かないかもしれませんが、、、
先ほどの動画には、話の流れ的に「おや?」と思わせる部分が1箇所あります。
この部分の意味を考えると、この映画は意外に深いなって管理人は思うんですが、、、
あなたは分かりますか?
(答えは、人気ブログランキングのその先に・・・)
追記:
さらに、「On Your Mark」を見ると、トンネルに、「注意陽光」「不保証生命!」、
トンネル出口に「EXTREME DANGER」の、危険標識があるのが見えます。
しかしながら、動画内では、これらの危険を示唆するニュアンスが、全くありません。
それどころか、地下から出た地上の方が、よほど気持ち良さそうな世界です。
彼らが、危険区域でも平気なのはなぜなのでしょうね?
(彼ら二人が、そういった死の恐怖に打ち勝っているのも、注目に値する部分です)
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※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^