【No.204】プレッシャーによるパッティングのストローク | ゴルフスイングを美しくして障害を防ぐRIPS!!(リップス)のブログ

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ゴルフトレーニングに人生をかけた理学療法士資格を持つパーソナルトレーナー、中村直樹のブログです。
プロゴルファーから初心者ゴルファーまで幅広くゴルフトレーニングを指導しています。
ここではゴルフに関する最新のエビデンス(科学的根拠)を紹介します。

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プレッシャーにより、バックスイングが小さくなり、フォアスイングのスピードも減少。
Tanaka et al.2010

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《中村の解釈》

 

以前にも紹介した田中先生の研究です。

 

新しい論文から紹介しているので、こちらが先行研究となります。

 

2011年の報告では運動時間のばらつきが大きくなるということでしたが、

 

2010年の報告ではバックスイングが小さくなり

 

フォアスイングのスピードも減少するということでした。

 

完全にショートしますね(笑)

プレッシャーは自分が勝手に感じるものであって、

 

他人からみればなんてことないものだったりします。

 

そのプレッシャーによりパフォーマンスが悪くなるのであれば、

 

なるべく感じない方が良いですね。

 

一方、適度に集中するためにある程度のプレッシャーが欲しい時もあります。

 

あくまでも気持ちの問題であるため、

 

これは訓練によりコントロールできる可能性があります。

 

ビジネスの世界で有名なものとして、

 

アファメーションやビジュアライゼーションといった方法が用いられています。

アファメーションとはポジティブな結果を決めておくという方法です。

 

このパットはもしかしたら右に切れるかもしれない、

 

ショートしたらどうしよう、

 

などといった不安や迷いがプレッシャーになってしまいます。

 

逆にこのパットは切れない、

 

もしくは右に曲がって真ん中から入る

 

などのようにポジティブに結果を決めておくことで

 

プレッシャーを集中力に変えることができます。

ビジュアライゼーションも同じようなものですが、

 

結果をリアルに感じることがポイントです。

 

より具体的にイメージして、

 

右に曲がって真ん中から入って『嬉しい』と感じるということです。

 

この『嬉しい』という感情が重要です。

 

ポジティブな感情がプレッシャーに勝つ要素となります。

 

とにかくニヤニヤしてしまうぐらい感じることが大切かと思います。

 

失敗した時のことなど一切考えないようにしましょう。

 

また、ルーティンがプレッシャーを感じないようしてくれます。

 

いつもの作業を繰り返すだけですから

 

プレッシャーも何もありません。

 

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