中心屋という大連では有名な日本料理店があります。
店長からお誘いがあり、ちょっと夕飯食べに行ってきました。
相変わらす、満席状態。ほぼ中国人客のような気がして聞いてみたら、
7割が中国人客とのこと。
3割以下が日本人客か。。
個人的な意見ですが。
異国での日本料理店展開としては理想だなと考えます。
昨今、中国では目に見えて日本人が撤退し、数を減らしています。
日本人目当ての店はその少ないパイの奪い合い状態なんです。
その競争に敗れて、店はどんどんつぶれて行っています。
早めに中国人客。それも裕福層に浸透すること。
これが生き残りの唯一の手段じゃないだろうかなあ。
実際、この店は他の店より若干値が張ります。
しかし、おしぼり、お品書き、もちろん料理。
細かいところまで拘っていて、なるほど、こっちの口の肥えた中国人客にも納得するわけだわ。
しかし、店長は言います。
「日本人客が減ってしまうと、味が変わってしまう。それが怖い」
なるほど、そういう見方もあるのか。
彼は中国人ですが、ひたすら腰が低い。
「勉強になります」
を何回聞いたことか。