大連最新タクシー事情・・既に乗ってるんだけど(笑)。
今朝の早朝便で日本に戻ってきました。明日に複数の重要な用件もありまして、結局、ずっとお休みなしの強行軍になってしまいました。零細企業社長の辛いところです(笑)。
今日の話題は(実は今朝も遭遇したのですが)、最近の大連のタクシー事情について。この話は大連という特定のエリアの話で、上海ではそんなことはありませんので、そういうことだと捉えて下さい。
今朝は6時にタクシーを拾った訳ですが、タクシーの運転手さんが、市街地のうちは、右車線をゆっくりめに走ります。
タクシー待ちの人が居ると、窓を開けて、どこに行くかを聞いていきます。勿論私は乗っている訳ですから、他の都市のタクシーなら、一目散に目的地に走ります。お客が乗っている時に如何に早く目的地に効率的に付くかというのは、一日の稼ぎに結構影響するので普通の運転手はそんなことをしません。
ところが大連では、結構これが起こります。結局空港に行くまでに10人くらいに声を掛けてました。
どういうことかというと、相乗りを結構するんですよ、大連のタクシーは(苦笑)。勿論、二重にお金を取りますから、効率が良い、同じ方向に乗りたい人が居れば、定員ぎりぎりまでできれば乗せたい。3組も乗せたら、1度で3回分の運賃が取れます(苦笑)。
今日の運転手は、結局空港方面に行く人がいなかったのですが、ついていないとこぼしてました。運転手はいいし、通勤時のタクシー事情を考えると、乗り合いでも目的地にいけるということは良いような気もするんですが、空港などへの急ぎのパターンで、これやられると参っちゃうんですよね。時間は掛かるし、知らない人との相乗り、酷い時は遠回りになったりしますしね・・・。
勿論、顧客サービスからみればNGですし、本来的には禁止されていることなのですが、大連の場合は雪などが降ると交通網が脆弱になってしまうので、この相乗りを認めているという背景があり、なんだかなし崩し的に行われています。
但し、以前はそうは行ってもやはり雪の時のエマージェンシーという感じで、通常の時にこんなに相乗りがスタンダードではありませんでした(これ長距離などで、安く済ませるための相乗りのタクシーというのもありますので、それとは別の話です)。
私が思うには、大分景気が悪くなってきているので稼ぎに行っているという事だろうし、それを容認しているのではと思うのですがどうでしょう。勿論、物理的なタクシー台数の問題やら、何かしらの要因もあるのかも知れませんが、取り合えず、こういう現象が起こっているという事ですね。
しかし、外国人(中国の中での日本人)の身からすると、いろいろな人と乗り合いというのも気を使うところではあります。大連は大好きな街なんですが、ちょっと困ってしまいました。
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