まさかのまたか・・このタイミングの奉納! | 日中ビジネスすごろく道中記

まさかのまたか・・このタイミングの奉納!

昨日、お互いの立場はあるものの、国民のリスクを下げるための努力は絶対に必要 だという話を書いたところですが、またかという事態。まぁ、良く解らない人ですなぁ(汗)。


安倍首相、靖国神社に「真榊」奉納


勿論、こういうことは見方によって賛否両論ある訳ですし、実際にこの事柄だけ見れば有る意味内政の問題、とやかく言われる筋合いはないという見方もある訳です。そもそも政治問題、外交問題なのかというのもあると思いますが、少なくともお互いに何とか話し合いをしようかという詰めの部分まで来ている時に、相手が止めてくれと言っている事柄をぶつける話やタイミングではないですよね。


中国と韓国の外務省反発 安倍首相の靖国神社への供物奉納


靖国問題「首相は懸念解消を」=米国務省





昨年も、関係改善と言いながら参拝を強行し結果として関係修復の機会を逃した訳ですが、形こそ違えどまた同じことをやっています。これは、過去の英霊を弔うのは当然という話とは全く別の話。国民の生命や今後を守る義務がある総理大臣として今を重視するのか過去を重視するのかという話だと私は思います。


(そうじゃない過去を敬うことこそ重要だという方もおられるでしょうし、否定もしませんが、この部分は議論する気はありません。私は少なくとも今のタイミングは自重すべきでしょうという考えだというだけです)。


安倍さんの本音は、実は首脳会談などはしたくないんではないかと思ってしまいます。冷戦状態の様にずっとにらみ合っていれば良いと思っておられるのかも知れませんが、日本人の私から見ても、ドアがオープンだとはとても思えませんし、少なくとも仲良くする気はないのかも知れませんね。


もっとも、個人的には仲良くなどという交渉も望んでいる訳ではありませんで、もう少し基本的なリスク管理の話です。万が一という事態が起こらない程度の首脳同士の意思疎通やホットラインを作り上げる努力は総理としては当然必要だろうにということですね。


結局何時の時代も有事になれば犠牲になるのは政治家やお偉方ではなく、国民や第一線の戦闘に赴く人なのですから(しかもそういう国民が必死に働いた税金から給料を貰い生計を立てているのが政治家なのですから)。




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