まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『コ・ホ、星が輝く夜に』完観

2017-04-05 12:30:34 | 韓国ドラマのエトセトラ

                      

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホは、泣きながら、カンチーム長に、自分が酷い事を兄に言った所為かもしれない・・・と打ち明けました。

この辺を探してみようか?・・・と言ってくれたカンチーム長と一緒に、ホは屋台やPCカフェなんぞを探しまわりました。

 

実は、兄が居なくなったと聞いたカンチーム長は、ファンチーム長にホの兄について聞いたのです。

そしたら、ホや母親は知らないだろうけど、ホの兄はお酒が飲めます・・・と、情報をくれました。居酒屋を探してみて・・・と。

カンチーム長を応援するような言い方に、立場を変えたのかと聞いたカンチーム長。

今、ホの家族の前に自分は顔を出せないからだとファンチーム長は言いました。

 

で、見つけたのです。

散々酔っ払って、道端でうずくまっている兄を。

兄は、亡き父の姿を見ていました。

怒りのあまり、兄に掴みかかったホ。

でも、そのおかげで気持ちはすっきりしたようで、兄に素直に謝る事が出来ました。

そんな仲の良い兄妹を、カンチーム長は嬉しそうに楽しそうに笑顔で見つめていました。

 

お礼を言うホを、カンチーム長は食事に誘いました。

何度も誘っているのですが、間が悪かったり会社の食事会が入ったりして、実現出来ていませんでした。

「俺は一見、物凄く怒りっぽく見えるかもしれないが、そうでもない。世界を凍りつかせたこともないし、少なくとも人を不愉快にする天才でもない。だから、一緒に食事しよう。」

その言葉を聞いたホは、まさか・・・と思いました。

カンチーム長についてもウェブで同じレビューを載せていたからです。

見て無いよね、見てたら私は半殺しに遭ってる筈・・・と焦るホでした。

 

初めてのデートにオシャレして出かけたホ。

カンチーム長は、ホと二人だけの時は、仕事の時とは正反対と言って良いほどの優しさなんです。好きだと言う言葉をさりげなく口にするし、優しいのなんのって

ホは、その優しさにも素敵な笑顔にも慣れないので戸惑いまくりです。

 

仕事じゃないんだから・・・と無礼講で行こうと提案したホ。

カンチーム長も了解し、ため口で話始めたホは、自分が倒れて病院に搬送された翌日、カンチーム長は体調を心配せずに怒ってた・・・と文句を言いました。

「倒れた私より仕事が大事?」

「違います。」

と、カンチーム長。こう言う無礼講の時でも・・・いえ、こう言う時は何故か、カンチーム長は敬語で話すんですよね。それがとても純粋に写るんですよね、私には あ、いえ、私が気に入っても何の意味も無いですが

「倒れたと聞いて心配してました。迎えに行けなかった自分が腹立たしくて。よりによってファンチーム長に先を越されました。俺である必要はないけれど、あの時はいい気分じゃなかったんです。」

正直な言葉を聞いて、ホは笑顔になりました。嬉しかったのです。

「私も。」

と、答えました。やっぱりあの時“チーム長が来る事になってる”と聞いて、カンチーム長が来てくれるものだと期待していたんですね。

 

少し素直になったホ。

少し近づいた二人です。

ホのことは、いろいろ知ってる・・・とカンチーム長。誕生日、兄がいること、憧れの先輩がいたこと、情に厚く分析好きで、すぐにデータに依存すること、彼氏と別れて1年・・・等々。

「その間、俺は嫉妬で怒りっぽくなりました。」

 

「いろいろ知ってますが、まだ知らない事があれば、知って行きたい。だから、俺たち、付き合いませんか?」

カンチーム長がkissしました。

ホは避けませんでした。

 

ファンチーム長の父が亡くなった事を知りました。

ホはお葬式に駆け付けました。このところ、ファンチーム長が病院に行くと言って会社を早退した事があったのですが、その理由が分かりました。

ファンチーム長は、ホを抱きしめ、泣きました。

それを見たカンチーム長。この時ばかりは怒りませんでした。

 

ホは、ファンチーム長の両親に可愛がられていました。

特に父親は、実の子のようにホを愛していました。

ホもそれは充分感じていました。だからこそ、最期の挨拶に来たのです。

 

そして、この経験でホは気付いたのです。

明日また家族と同じように会えるとは限らないということを。

母からしょっちゅう届く手作りのスープが、手つかずのまま部屋に置かれていました。既にカビてしまってて、食べられません。

その時、兄から動画が送られてきました。

母がホの作ったCMがTVで流れる度に、録画していたモノだそうです。そんな事一言も聞いた事がありませんでした。

それどころか、母は自分を兄ほどには愛していないと思って来ていましたからね。

母の愛情を自分は如何に分かっていなかったか・・・。

ホはその動画を見ながら泣きました。

そして、実家に飛んで帰りました。

突然帰って来たホを見て、母は驚きました。

ホは母に抱きつきました。大声で泣きました。母は優しく背中を撫でてくれたのです。それだけで十分でした。

 

ある日、ファンチーム長が、ホに話しがあるから、一緒に帰ろうと声をかけました。

その場に、カンチーム長もいましたが、何も言いません。

ホは、何と言って良いのか分からず、口ごもってしまいました。多分、カンチーム長に止めてほしかったんだと思います。

 

「断りましょうか?」

と、二人だけになった時、ホはカンチーム長に聞きました。

「何故俺に聞く。」

そうですね・・・とすねた顔で行こうとしていたホを引き留めたカンチーム長。

「断るのがそんなに難しいか?俺はキープかよ。」

ホも言い返しました。

「そっちこそ“一緒に帰るな”そう言うのは難しい?」

次の瞬間、その自分の態度を後悔したホは、カンチーム長の腕を取って謝りました。

「すみません。頭がちょっと混乱して・・・。」

「お前が混乱するのが一番頭にくる。」

と、カンチーム長。

これまた、きゃぁ~っな台詞ですよ。

 

カンチーム長が決心しました。

ホを渡したくないと、それには正直に自分の気持ちを伝えないと・・・と。

 

ホの家に行くと、ファンチーム長がホの手を取って立っていました。

カンチーム長は、二人に近づいて行きました。

ホがカンチーム長の元に来て言いました。正直に気持ちを話したから・・・と。

カンチーム長を選んだと言う事です。

 

ホは人を一面しか見ないで評価していた事に気付きました。

自分が知らない面を、人はたくさん持っていると言う事です。表面だけでは分からないということですね。

 

思った以上に楽しく面白い作品でした。

余計なエピソードを挟まず、ホの心情を細かく描写し、ありきたりに見えるけど、だからこそ共感できる感情の揺れが表現されていましたね。

そして何度も書きましたが、田代親世さんおっしゃるとおり、キム・ヨングァンssiがめちゃくちゃカッコ良かったと思いました。

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