まったり まぎぃ

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『THE K2~キミだけを守りたい~』10話まで

2017-07-15 17:46:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
THE K2 ~キミだけを守りたい~ DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

アンナは、初めての想いに正直で迷いはありませんでした。

想いを真っ直ぐにジェハにぶつけました。

 

ジェハもまたアンナへの想いを確信しましたが、やはり今の状況を考えると、アンナのようにただただ浮かれている事は出来ません。

何より、アンナを安全な環境に置きたい、そう思ったのです。

今はソンウォンは、アンナをユジンから自分を守るための盾としているけど、いずれユジンを攻撃する刀として利用するだろう・・・とチュ室長は言いました。

ユジンに反感を持つアンナは、同じ思いを持つソンウォンを信じているけど、裏切られる時が来るかもしれません。

 

ある日、ユジンはTVのインタビュー番組に出演することになりました。

以前も担当した女性キャスターです。

アンナ絡みの質問になることは、前もって分かっていました。注目の的であるアンナが倒れた時、ユジンが駆けよって介抱しようとしたのは、マスコミに流れていましたからね。唐突にも思われる二人の関係に、マスコミが注目しても仕方がありませんよね。

ユジンは、アンナの関わる仕事は、これが最後だとキム室長にキツク申し渡しました。

 

番組は、一般の客を入れてのトークショーでした。

そこで、女性キャスターは、あれこれとアンナ、そしてアンナの母ヘリンとの関係を質問して来ました。

それらの質問に、ユジンは用心深く答えていたのですが、以前と違ってキャスターはユジンの圧力に屈する様子はありませんでした。以前ユジンの脅し文句に使われた子供は、既に海外に出しているんだとか。彼女なりの防御策を打ってのことだったのです。

キャスターは、ユジンの回答の矛盾点を突いて来ました。

そして、アンナを特別ゲストとして招いていると、突然言ったのです。

 

スタジオにアンナが入って来ました。

ユジンはもとより、キム室長も驚愕の表情です。そして、ジェハも驚きました。朝、出てくる時には聞いていませんでしたからね。

アンナは自分で決めて出て来たのです。

それには、ソンウォンが関わっていました。

敢えて、ヘリンの自殺事件の詳細を記した捜査記録をアンナに見せたのです。ヘリンの倒れた姿を写した写真までありました。

それを見たら、一気にユジンへの憎しみが湧いてくるのは確実です。

そうやってアンナ自身でユジンに攻撃を仕掛けるよう仕向けたってわけですね。

 

「私は母の死に関する謎を解きたいと思っています。」

アンナが言いました。

死ぬ理由が分からないから・・・と言いました。経済的に行き詰まっていたわけでもないし、アメリカに行く準備をしていたのに・・・。

「遺書も残さずに死にました。だから、私は母が何故死んだのか知りたいんです。」

親しかったユジンは、何か知っているのでは?・・・とキャスターはユジンに質問しました。

ユジンはにこやかな笑みを浮かべて、曖昧な返事をするしかありませんでした。でも、目は笑っていません。

殺意が漲っていたように思えます。

 

「殺しておくべきでした。」

キム室長がそう言った時、ユジンはその言葉が正解だと言いました。

キム室長は満足げでした。

その日、検察に出頭しているセジュンが釈放される予定になっていました。その前に、処理する・・・とキム室長は言いました。

しばらくたって、ユジンが言いました。

「ジェハは巻き込まないで。彼はまだ使える。メールのこともあるから。」

分かりました・・・とキム室長は言いました。

不満に思ったのは分かりました。

ユジンがジェハを買っているのは、その特別と言って良い待遇を見れば分かります。それがキム室長は、ユジンの為にならないと思っているのでしょう。おそらくジェハを知る以前のユジンには、無かった事でしょうから。

 

その時、アンナはジェハやソンウォンと一緒でした。

ソンウォンはアンナを広告塔のようにしていました。綺麗に化粧をさせ、衣装を見つくろい、写真を撮り・・・。

でもね、そこにユジンの・・・正確にはキム室長の指示による攻撃隊が来たのです。建物全体に有毒ガスを充満させ、殺してしまおうって魂胆です。

それを察知したジェハは、アンナを換気用ダクトから脱出させようとしました。

ジェハも一緒じゃ無いと嫌だと言うアンナを説き伏せ、上らせました。

 

敵と戦うジェハ。だけど、ガスマスクが無い状況では、やはり不利です。数も多いしね。

劣勢になった時、ダクトからアンナが飛び降りて来ました。

で、どーにか相手を倒したのですが、ガスによって二人とも倒れてしまったのです。

そこに、ミランたちが駆け戻って来まして、一命を取り留める事が出来ました。

 

この騒動のさなか、ジェハはユジンに連絡を取りました。ユジンの指示だと察せられましたからね。

ところがその時、ユジンの携帯を持っていたのはキム室長。

こう言う事もあろうかと、前もってユジンの携帯をこっそりと取り上げていたのです。

キム室長が出た事で、ジェハも、この指示が彼女だと分かりました。

キム室長は、ユジンの指示に従ってジェハを助ける気は無かったのです。アンナは勿論、邪魔なジェハももろともに始末してしまおうと考えていたのです。

「ちょっと待ってろ。お前に会いに行くから。」

ジェハは言いました。

 

結果的にジェハもアンナも無事生還したわけですが、ユジンの計画はこれ以外にも崩れました。

セジュンが釈放されなかったのです。

押収した証拠資料の中に、別の疑惑が見つかったため・・・と検察は拘留延長を決定したのです。

あんなに親しげに碁を打っていたのにね。

既にパク・グァンスの勢力が延びて来ているってわけです。グァンスは大統領の秘書室長を通じて大統領自身に圧力をかけていたのです。

グァンス側の国会議員たちは、皆釈放されました。

 

クラウドナインに戻ったユジンは激怒しました。

担当弁護士たちに怒りをぶつけました。

クク代表は、グァンスが大統領に圧力をかけている事が原因だと言いました。

また、このままセジュンの疑惑に関する裁判を選挙まで長引かせるつもりだろう・・・と。そうなると、選挙で負けるのは確実です。

「こうなったら、方法はたった一つです。今夜中にパク・グァンスを殺すしかない。」

クク代表が言いました。

 

キム室長は、その案に乗ろうと言う表情。

チュ室長は、そこまで?・・・という表情。彼は、ジェハとアンナの暗殺未遂の裏にキム室長がいることをジェハから既に聞いていました。

そして、ユジンは、その手があったか・・・と言う表情。

ただ、注目を浴びてる今、その計画が成功する可能性はあるのかと疑問視する冷静さもありました。

「こちらにも特別な男がいるじゃないですか。」

ジェハのことですね。

 

警戒態勢を敷いてるに違いない相手を倒すのは至難の業です。

いくらジェハでも・・・とチュ室長は言いました。

「ジェハが生還する確率は低いかと・・・。」

今は1%でも可能性があるのなら、それに賭けるしか無い・・・とクク代表は強気です。

キム室長は、この機会にジェハを自分の手を汚さずに殺す事が出来るなら・・・という表情です。一石二鳥じゃないかとね。

 

ユジンは迷っていました。

「キム・ジェハは今どこに?」

と聞きました。

ジェハはアンナと共に、ユジンに匿われていた家に戻っていました。それを聞いたキム室長は、ジェハたちが生還したことを知り、動揺しました。

 

ジェハに連絡しました。クラウドナインに来るよう伝えたようです。

ジェハは、条件を言いました。

「この家の安全を保障すること。それが確認できたら出発します。」

 

家に着いた時、アンナはまだ動揺が収まっていませんでした。

ジェハは世間からアンナを隠すように、ブランケットを頭からかぶせて、家に入りました。

ここのシーンが“ブランケットkiss”です

 

どこに行くの?・・・とアンナが聞きました。

「すぐに帰る。心配するな。」

とジェハは笑顔を見せて言いました。

でもね、アンナは何か感じるところがあったのでしょう。不安でした。行かないで・・・と言いました。私のためなんでしょ?・・・と。

 

クラウドナインで、ジェハは計画を聞かされました。自分が生還できる可能性は低いと察しました。

「引き受けます。」

あまり時間をおかずにジェハは言いました。

「条件があります。一つ目は首をください。その女の。」

指を指したのはキム室長。キム室長を殺したら、パク・グァンスを殺して来る・・・と。

キム室長は、グァンスを殺して来たら、自分の首を差し出すと言いました。

ズルイ言い方だよね。

成功の可能性の低いグァンス襲撃を先にと言うのですから。

これをジェハが飲むんですよ。いいの

「二つ目は、アンナを傷つけないこと。こちらも、アンナが挑発しないよう説得するから。」

 

分かったわ、約束する・・・とユジンは言いました。

 

クク代表が、行く前にメールのアドレスを教えてくれと言いました。

このままジェハが死んだら、自分たちに不利な例のメールが公になってしまうからです。

ジェハは苦笑しました。

ユジンが言いました。

「メールなんてどうでもいい。どの道彼が失敗したら私たちは破滅だから。」

 

皆が下がろうとした時、ユジンがジェハを呼びとめました。

ゆっくりとジェハに近づいたユジン。

「ジェハや・・・。本当に危険な時は戻って来なさい。」

奥さまらしくない・・・とジェハは言いました。

「心配しないでください。メールの送信予約はとっくに取り消しました。」

ユジンが戻って来いと言ったのは、メールが心配だから・・・とジェハは思ったのでしょうか。でも、ユジンの気持ちは違うようです。

ユジンは彼女なりにジェハを愛しているのだと思います。

男性として愛しているのか、有能な信頼できる部下として愛しているのかは定かじゃありませんが、ジェハを大切に思っていることは確かです。

そして、ジェハも、ユジンを一人の人間として認めているのでしょう。

「奥さまが約束を守ると信じています。」

そう言って、背を向けて行きました。

残されたユジンの表情がよいですねぇ。悲しみや苦しみ、引き留めたい思いと統率者としての信念と・・・。

ソン・ユナさん、流石です

 

打撃隊と共に、ジェハは出動しようとしていました。

アンナから電話が入りました。

「帰りにトッポッキを買って来て。」

「帰りは遅くなる。」

「遅くなっても平気。」

アンナは知ってるようです。詳細は分からなくても、ジェハが危険な任務に就こうとしてるということだけは。

「必ず買って来てね。生きて戻って。命令よ。」

「分かった。俺は必ず戻る。」

泣けるし、カッコ良い

 

その時、警護室長にキム室長から密命が下っていました。

「パク・グァンスと共にK2も始末して。」

グァンスを失敗しても、ジェハだけは必ず始末するように・・・と。

おいっ

警護室長も苦悩の表情です。

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