THE K2 ~キミだけを守りたい~ DVD-BOX1 | |
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ユジンはジェハに対して憐れみを感じたの?そういうストーリー説明がありましたが。
憐れみとはちょいと違う気がしますけどね、私には。
偶然写り込んだウェブニュースの写真のジェハを、嬉しそうに愛しそうに見ていましたからね。
パク・グァンスはセジュンを入党させました。
突然の決定に他の党員は納得できない表情を浮かべています。勿論、にこやかな表情でセジュンの入党を祝ってるグァンスだって納得してるわけじゃありませんけどね。
母ヘリンの墓に詣でたアンナ。
ソンウォンが付き添っていました。
アンナが、“お父さんは待っても来ないわ。待たないで・・・”と呟いたのを、記者の一人は聞き逃しませんでした。
ヘリンの夫は彼女より先に亡くなってるのですから・・・。
ソンウォンの目的はあくまでもユジン。
アンナはユジンを潰すための手駒でしかありません。
だけど、巧妙でした。アンナの心をつかむのは上手いです。
昔からユジンとソンウォンの姉弟をよく知ってるソン・ヨンチュンは、ソンウォンを悪賢いと表現していました。ユジンよりもっと性質が悪いと。
まさにそーです。
アンナを表に出すのは、ヘリンに注目させるためなんです。ヘリンの死に疑問を持たせようとしてるわけです。
母に世間の関心が向けられるのは、アンナも嬉しい事です。だから、ソンウォンのやり方に異論は持っていません。
そんな時、恰好のネタが手に入りました。
ヘリンの事件の目撃者が見つかったのです。
別の容疑で収監中の男が、事件の時、現場に居合わせ、事件の全てを目撃したと言っているのです。
アンナを連れて、刑務所に会いに行きました。
男は、泥棒で、その時偶然ヘリンの部屋に盗み目的で忍び込んでいたと語りました。
だから、後から来た人物が、ヘリンを殺害するのを目撃したと。
そしてそれは、ユジンだと証言したのです、きっぱりと。
えユジンなの
まさか、この男、ソンウォンの息がかかってるんじゃないでしょうね?
流石にアンナ、ショックを受けました。もしかしたら、ユジンが?・・・と思ったこともあったでしょう。だけど、こーまでリアルな証言を聞いたのはお初ですからね。
すぐにでも警察に訴えようと言うアンナを、ソンウォンが押さえました。
一番効果的に利用しようと言う魂胆です。
一方で、ソンウォンはアンナに安定剤を飲ませています。
ジェハは気になっていました。
で、飲むのを止めるよう言うのですが、ソンウォンを信用しているアンナは、ジェハの忠告に耳を傾けません。
ヘリンを追悼するファッションショーが開かれ、アンナがゲストとして参加しました。
そこでも、薬を飲むアンナ。
強いフラッシュとか光りに対して発作を起こしてしまうアンナは、強いライトを当てられ、倒れそうになってしまいました。
もち、ソンウォンの指示です。
ジェハが駆け付け抱きとめました。
ま~これがまたカッコ良いのよ
ソンウォンが嘘のゴシップ記事を流させました。
アンナがユジンの娘だと言う内容でした。ユジンがヘリンの夫と浮気してできた子だ・・・ってね。
で、ヘリンがユジンを脅迫してきたので、ユジンがヘリンを殺した・・・と。
世論を操作しようとしたんです。
こんな嘘の記事でも、世間に広まれば、ユジンに対する疑惑の声が高まる事は確実で。そうなると、検察もユジンを取り調べなくてはいけなくなる・・・ということです。
その時、例の男に証言させようって魂胆みたいです。
ソンウォンは、このゴシップを流した者を告発しました。自作自演ですな。
捜査の過程で何か収穫があるかも・・・なんて、意味ありげに警視総監に話しました。
ソンウォンの狙いがユジンだということは、警視総監もすぐに察しました。
で、グァンスに報告しましたよ。グァンスは他人のお家騒動は、楽しいみたいで、検察に知らせて、それとなくマスコミに情報を漏らさせましたよ。
マスコミがユジンのところに押し寄せました。
奉仕活動をしていたユジンは、マスコミの前に立ちましたが、倒れてしまったのです。
仮病だと皆が思いましたが・・・。もしかしたら、何か病気を持ってるの
ジェハは、この噂を信じられませんでした。
ユジンは、直接手を下したりする人間じゃ無いと思っていました。そして万が一そうだとしても、目撃者を生かしておくような人でもないと。
アンナにもそう言いました。
でも、目撃者の男から直接話を聞いたアンナは、例外もあると信じませんでした。
ジェハは、ユジンに直接聞きました。アンナの為にも知りたいし、純粋に自分も知りたい・・・と。
「私はオム・ヘリンを殺して無いし、命じてもいない。」
アンナやセジュンに無実を伝えないのは、アンナを殺すと言う脅しをセジュンに信じさせるためだと言いました。
そうやってセジュンをつなぎ止めて来たのです。
「私は真犯人を知ってる。だけど、その名前は誰にも言えない。」
ユジンは言いました。
クラウドナインの音声認識人工知能“鏡”を、ジェハの声に反応するよう設定したと。
今後、ユジン自身が危機に陥る事があるかもしれない。その時にユジン以外の人物が利用できる方が良いと考えたと言いました。
ユジン以外はジェハだけです。
ジェハが命綱のメールを破棄してくれたから、自分にとっての命綱である“鏡”をジェハに預ける・・・と。
ユジンは警察に自ら出頭しました。セジュンに付き添ってもらって。
マスコミに取り囲まれたユジンは、深々と頭を下げ、言いました。
「アンナは夫セジュンの実の娘です。」
これには皆、唖然としました。
TVの前でほくそ笑みながら見つめていたソンウォンとグァンスは、笑顔を消し、ジェハもアンナも本当に驚きました。
ユジンの意図が分かりません。