力道妖精キム・ボクジュ OST (MBC水木ミニシリーズ) | |
クリエーター情報なし | |
KT Music |
レビュー一覧は、こちらから。
イ・ソンギョンさん、私何だか好きでねぇ。あのスタイルも羨ましい限りだし、童顔にも見えるし大人びて見える事もあるあの容貌も好きだし。そして、他の女優さんとはちょいと違う演技も、私のツボにハマりました。
これまで「チーズ・イン・ザ・トラップ」も「ドクターズ」でも、いかにも女の子・・・という役柄だったのが、今作では正反対の重量挙げの選手。
体重も増やして、髪もばっさり切って、イメージチェンジしてます。それが可愛いのよ、ホント
ナム・ジュヒョクssiは、「麗~」と「チーズ~」でカッコ良くて愛する女性一筋という、これまた素敵な役柄を見て来ました。ソンギュンさんより年下だけど、とっても良いコンビです。
キム・ボクジュ=イ・ソンギョンさんは、体育大学の3年生。彼女の種目は重量挙げ。
10歳のころ、父親が通う練習場で初めて重量挙げと出会い、何故か心惹かれ、始めたのです。
それ以来、恋愛など無縁の選手生活を送り、現在では大会で金メダルを取るほどの有望選手となっていました。
一方、チョン・ジュニョン=ナム・ジュヒョクssiも、同じ大学の3年生。彼の種目は水泳の自由形。
彼もまた予選でトップのタイムを取る様な有望選手なんですが、何故か決勝ではその力を発揮できません。スタート台に立つと、突然発作のような症状に襲われ、混乱の中、フライングしてしまう・・・そんな状況が続いているのです。
本人が一番辛いのですが、表向きはいたって明るく、何も気にしていないようなそぶりを見せています。
ボクジュたちウェイトリフティングのメンバーは、種目の性質上、どうしても身体づくりが重要になって来ます。
当然、がっちりとした体形を作らなきゃいけないし、重量オーバーをしないよう管理も必要です。
新体操のメンバーとは同じ女性と言えど、まったく違うわけです。
力仕事なんぞ、彼女たちは全く言いつけられないで、自分たちだけが重い荷物を運ばされたりするんでね。
で、常日頃何かと小競り合いをしてるんですね。ウェイトリフティングのメンバーから見ると、女性らしい美しさを保ってる新体操チームは、羨ましいわけです。だけど、そうは言えないから、細すぎるとか、それをわざと見せつけて自分たちを見下しているとか陰口をたたくわけです。
ただ、ボクジュは、心から自分の種目に誇りを持ってて、そういう差別的な扱いにもめげる事は無く、堂々と張り合ってます。
そんなある日、大学内で、自転車に乗ったジュニョンがボクジュにぶつかってしまいました。
最悪の出会いです。
ジュニョンはこの時点で、ボクジュに見覚えがあると感じました。ボクジュは全く気付きませんでしたが。
ジュニョンはハンサムですから、ボクジュの親友ナニは一目で気に入ったようです。
その時、ボクジュはハンカチを拾いました。ジュニョンが落として行ったのです。
女物のハンカチを持ち歩くなんて・・・とボクジュはジュニョンを変なヤツだとしか印象に残りませんでした。
彼らは、皆、寮に住んでいます。
ある日、新体操メンバーのタイツが洗濯物から無くなるという事件が発生。
彼女たちは、証拠も無いのに、ウェイトリフティングメンバーを疑いました。
ボクジュは、下級生から泣きつかれ、圧倒的な迫力でそれを収めました。力技でなくても、詰め寄るだけで、身長も高く、がっちりしてる体格のボクジュは迫力ありますもんね。
昔から、新体操部とウェイトリフティング部は何かといがみ合って来た歴史があるようですね。
ボクジュは父と叔父との3人暮らし。実家はチキン店を経営しています。
なかなか味が良いと評判の店で、繁盛してます。
そこに来る客の一人が、イ・ジョンソクくん扮する同じ大学の射撃部のスター選手なんですね。
ただ、父は持病がありました。人工透析に通っているのです。
ボクジュは父の体調が心配で、病院について行ったり、チキンの配達を手伝ったりしています。
叔父は売れない役者らしく、エキストラの仕事しか来ないみたいですね。
ジュニョンは伯父家族と一緒に住んでいます。伯父と伯母、そして従兄のチョン・ジェイ=イ・ジェユンssiです。
どうして両親と住んでいないのか、その辺はまだ明らかになっていません。
そしてある日、今度はボクジュの大切なTシャツが無くなりました。
金メダルを取った時もそれを着ていて、試合で必ず着るようにしてる物なんです。それが無いと、不安になってしまうんですね。
必死に探しますが、見つからず。
もしかして、先だっての仕返しで新体操部が盗んだんじゃ?・・・と疑いました。で、押し問答してるうちに相手の新体操の選手が転んで腕を怪我しちゃう事態に発展。
二つの部の仲はいっそうこじれてしまいました。
でもね、ある夜、ボクジュたちは偶然、衣類を盗むために洗濯室に潜んでいた変態と出くわしちゃったんです。
必死に後を追うボクジュ。
外に逃げたのを追いかけて、やっと捕まえたのが、なんとジュニョン。
寮生たちは、時々深夜に寮を抜け出して遊びに行く事もありました。
ジュニョンは同じ部屋で友人のテグォンがしつこく誘うので、渋々部屋の窓からロープを伝って出て行こうとしました。
ところが、その時、ボクジュたちに追われた犯人がジュニョンにぶつかっちゃって。
何事?・・・とジュニョンが立ちつくしてるのを、ボクジュが犯人と間違えて確保しちゃったってわけ。
いくらジュニョンが潔白を訴えても、ボクジュは信じません。
女物のハンカチを持ってるくらいだから・・・と言いました。
実は、ジュニョン、あれからずっとそのハンカチを探していたんです。とても大切な物のようです。
ボクジュが持っていたのか・・・と返してくれと言ったのですが、ボクジュは自分のTシャツと交換だと言い張って、返しません。
ここでもう一人の登場人物が。
ソン・シホ=キョン・スジンさん、新体操の選手です。国家代表入りも間近と言う有望選手です。
でも、ちょいと行き詰まってる感はありますね。
シホが大学に戻って来ました。ボクジュと同部屋になりましたよ。嵐の予感です。シホは、ジュニョンの元カノなんです。
下着泥棒が捕まりました。
なんと、寮の事務所で仕事をしてるアジョッシでしたよ。
ジュニョンを疑ったボクジュは、何とも気まずい思いをすることに。
で、ハンカチを綺麗に洗って、アイロンもかけて、ジュニョンに返しに行きました。
ジュニョンは、洗濯したことを怒りました。
で、争ってるうちに、ボクジュが勢い余ってプールに転落。足がつかないくらい深い場所だったので、ボクジュは溺れるとパニックになりました。
ジュニョンは、怒ってはいたものの、仕方ない・・・と飛び込み、ボクジュを抱きあげたのですが・・・。
その瞬間、二人揃って昔の記憶が甦ったのです。
小学生の頃、誤って窓から落ちたジュニョンを、たまたま下を歩いてたボクジュが抱きとめて、怪我をせずに終わったという出来事があったのです。
その時、ジュニョンは今と違って小さくて華奢な男の子でした。
そして、ボクジュはぽっちゃりとして『トン(デブ)』と呼ばれていた女の子だったのです。
さぁ、二人の縁が再び始まりますよ。