ショッピング王ルイ OST (MBC TVドラマ) (韓国盤) | |
クリエーター情報なし | |
Loen Entertainment |
レビュー一覧は、こちらから。
余談ですが。私“ボクシル”という名前を聞くと思い出す事があります。
2006年の作品「君はどの星から来たの」です。キム・レウォンssiとチョン・リョウォンさん主演で、リョウォンさんが田舎娘を演じてて、その役名が“ボクシル”だったんですよ。この作品と同じように、物凄い田舎から出て来た娘という点で、かぶる設定です。
“ボクシル”と言う名前は、とっても田舎っぽくて、ダサイという通念があるのでしょうか。
忘れる事に自信がある私ですが、この名前は不思議と記憶に残っているんですよね。
ボクシルの両親は、雷の鳴る大雨の日に、土砂崩れで亡くなりました。
それ以来、雷と雨というのは、今でもボクシルにとってトラウマで。だから、今回も、体調を崩してしまったようです。
今回はルイが傍にいてくれました。それがボクシルにはとても嬉しく思いました。守ってくれた・・・と。
で、出社したボクシルなんですが、ジュンウォンが即帰宅させましたよ。
体調が悪いのに、すぐに気付いたのです。
ジュンウォン・・・最初は罪悪感から親切にしていたようですが、今はもう保護者の気分。そしてそれには愛情も含まれているようです。
周囲の者たちが不審に思うくらいにボクシルに優しいんですもんね。
ボクシルがロビーに降りて来た時、丁度ルイがお粥を持ってやってきたってわけです。そして、ぺク社長と顔を合わせた瞬間でした。
ぺク社長には、事故で死んだのがルイではないという報告が入っていました。最近、妻やマリが見かけたという瓜二つの人物、それがルイである可能性が高い・・・と思った瞬間、目の前に当のルイが現れたのですから、絶句してしまうのも無理はありません。
ルイは、記憶はまだらに残っている状態で、ぺク社長の顔にも見覚えがありました。
TVに時々出てるってんで、TVで見た事があるんだろうと、言われてはいますが・・・。
その“見た事がある人”に、会ったもんだから、ルイは物おじせずに挨拶をしました。
その様子を見ると、完全に自分を認識しているとぺク社長は、焦り、恐怖を感じ、言葉が出ません。
でも、ボクシルがやって来たので、なんとかその場はしのげました。
ここから、ぺク社長の妄想は膨らみまくりです。
ジュンウォンとルイは知り合いのようだし、ルイと同居しているボクシルをジュンウォンの独断で入社させたし・・・。
ルイが記憶喪失だということも掴みましたが、それでも安心はできません。
ジュンウォンが、2人を使って何か企んでいると思い込んでしまいましたよ。
そしてジュンウォンはと言うと、帰宅させたボクシルが男と手をつないでいた・・・という目撃証言を聞き、気になって仕方がありません。
で、ボクシルの家を訪ねたんです。
そしたら、ルイという記憶喪失の男と同居していると言うじゃありませんか。
あまりにもノー天気で純粋過ぎるボクシルを見ると、不安でたまりません。それならいっそのこと、ルイを自分の家に住まわせよう・・・なんて考えるほどに。
ま、この案は、ルイに拒否されましたけどね。
インソンやグムジャは、ジュンウォンがボクシルを好きなのに違いないと言います。なかなかの洞察力・・・と言いたいところですが、誰でも分かるよね。
ルイは、ジュンウォンがボクシルを好きなのはしょうがないけど、ボクシルがジュンウォンを好きになったら、それはとても寂しい・・・と言いました。
とにかく、ジュンウォンとルイのボクシル争奪戦の幕開けです
ルイが事故死して以来、チェ会長は釜山に引きこもっています。
ルイの事をしのびつつ、ホ執事と静かに暮らしています。
ルイの執事だったキム・ホジュンも、一緒です。
ただ、ホ執事はルイの事を忘れて気楽に過ごしてほしいとチェ会長に気を使っているのに、キム執事とすると、何かにつけてルイの事を思い出させるのが気に入りません。
ぺク社長も、ルイが生きていると分かったら、チェ会長にはそれまで以上にルイのことを思い出させるわけにはいかないと考えました。
で、ホ執事に何やら指示しています。
ホ執事は、悪人じゃないんだけど、上手くぺク社長に丸めこまれそうです。
ある日、ジュンウォンはマリと釜山に出張に行く事になりました。泊まりがけってことで、マリは張り切っていました。
ルイ亡き後、ジュンウォンを狙ってますよ。
ところが、ボクシルとルイを引き離したいと考えてるジュンウォンが、意味も無くボクシルも同行させちゃったから、ご機嫌斜めです。
ルイも、突然の泊まりの出張と聞いて、ボクシルが心配になりました。
インソンが、もしかしたら、ジュンウォンとデートじゃないか・・・なんて言ったので、もーっと不安は増大。
お金も無いのに、追いかけて行っちゃった。
ボクシルは出張と言っても、彼女ができる事は何も無くてね。
ジュンウォンは、海浜公園で待ってろ・・・なんて言いました。海を初めて見たというボクシルのため、敢えてそう言う指示を出したのは見え見えです。
そこでボクシルは偶然チェ会長と出会いました。
その時、ルイが釜山に来たというメールを受け取ったボクシルが、つい金遣いの荒いルイの事を愚痴ったら、チェ会長は、まるで孫の様だと言いました。
ルイはその時、ボクシルを探して海浜公園に向かっていました。なんだか頭痛がします。
ルイは、記憶の断片が浮かぶ時、頭痛がするようですね。
釜山の風景も、何だか見覚えがある・・・とルイは思っていました。
で、ルイとチェ会長がご対面かぁっ・・・と思ったその時、邪魔者が。
ぺク社長です。
ルイとボクシル、そしてジュンウォンが釜山に向かったと知ると、これはチェ会長にルイを会わせるつもりに違いないとこれまた誤解しちゃったわけです。
だから、何としても阻止しようと自分も駆け付けて来たってわけ。
ボクシルと話をしていたチェ会長を、何とか誤魔化して連れて行きました。
その時、ルイが到着し、
「ボクシル。」
と呼んだ声を聞いて、チェ会長は、“ルイ?”と振り向こうとしたんだけど、ぺク社長が阻止しました。
ジュンウォンとマリも来ているから・・・とチェ会長と食事をしたぺク社長。ジュンウォンがどういう行動にでるのか、確かめたかったのでしょう。
でも、喋られてはマズイってんで、お酒に弱いジュンウォンに無理に飲ませて潰してしまいましたよ。
キム執事が、ネットに“ショッピング王ルイ”というハンドルネームの者がいるとチェ会長に報告に来ました。
チェ会長、表情が輝きましたが、それをぺク社長が、あり得ない話だ・・・と遮りました。
キム執事は、“ショッピング王ルイ”と名乗る人物の綴り方のミスや使う言葉がルイ本人と共通している気付いていました。だから、調べてみても良いかと思っているのですが・・・。
ルイとボクシル、インソンの3人は浜辺にいました。
その時、小さな男のをを呼ぶ母親の声が聞こえました。
“ジソン”
ルイの本名と同じ名前でした。
その瞬間、またルイは記憶が甦って来たのです。小さい男の子が同じように両親と浜辺を散歩している様子、愛犬の姿・・・。
激しい頭痛に見舞われたルイは、倒れてしまいました。
ボクシルは優しく抱きしめました。
その温かさに、ルイは癒されました。
ボクシルは、先日自分だけ出来なかったオリジナル商品についてのプレゼンをしました。
釜山の夜景を見に行くツアーの提案です。
ボクシルは自分が初めて見た海の感動を一生懸命説明しました。他の社員の心にも響いたようです。
でも、既にそういう商品はたくさん出回っています。それをマリが指摘しました。競合他社の事を調べてないのかと言いました。
でも、ジュンウォンはボクシルの案を評価しました。
その理由は、なんかこじつけのように聞こえますが、ま、そこはスルーしましょう。
おまけに、ボクシルをインターンから1年の契約社員へと昇進させると発表したのです。
マリは納得が出来ませんでした。
ジュンウォンに抗議したマリ。
でもね、ここでジュンウォンはマリがボクシルの案を盗んだ事を知ってると明らかにしたのです。マリ、何も言えませんでした。
契約社員になったボクシルは、初めてカードを持ちました。
ところが、又々ルイが無駄遣いを。
ボクシルのために、バッグや靴など、高価な物をたくさん買っちゃった。分割払いということをデパートの人から教わり、それなら大丈夫・・・なんて思ってしまったのです。
当然、ボクシルは激怒。
返品を命じました。
でもね、ボクシルは思い出していました、チェ会長の言葉を。
“あなたには不要でもその人にとっては必要なのかもしれない。人によって価値観は違うからね。買った物や買い方を見ると、その人が分かる”
全部ボクシルの物だったのです。ルイの気持ちが分かりました。
渋々返品してきたルイ。
ボクシルは、それより映画に連れて行って・・・と言いました。まだ見た事が無いから・・・と。
で、待ち合わせをしたのですが。
バラを一輪だけ買ったルイは、横断歩道で車にはねられたんです。って言うか、はねられては無いけど、驚いて転んでしまった拍子に、頭をぶつけたみたい。記憶が戻っちゃう?
なにせ、ぺク社長が焦ってるんですもんね。まさか、これもぺク社長の仕業