魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXII | |
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宣祖は、ホンジュにヨニを捕えることを許し、釈放しましたが、ホンジュを許したわけではありませんでした。
そりゃそーでしょう。
ホンジュと目的が同じだから利用しようというつもりなんでしょうけど・・・。
「私は王女が死ぬ事以外、何も望んではいません。」
というホンジュの言葉を信じちゃいけないと思うけどね。
ヨニはジュンと共に逃げていました。
民は、世の混乱は、全て妖怪にとりつかれたヨニの所為だと思ってますから、ホンジュたちだけじゃなく、民からも逃げなくてはいけません。山に入るしか行き先は無いですよね。
切羽詰まっての事だったけど、二人きりの逃避行というのは、それはそれで幸せなんでしょうね、特にヨニにとっては。
笑う事もなくなっていた最近の事を考えると、ジュンにとってもヨニの笑顔が見れる事は幸せでした。
でも、とうとう見つかってしまいました。
ヨニの具合が悪くなって動けなくなってしまったのです。
争った挙句、ジュンは崖から川に転落。
苦しんでいるヨニが、兵たちに取り囲まれた時、プンヨンが。
プンヨンのお陰で、どーにか兵を撒き、逃げる事が出来ました。
でも、意識が戻ったヨニは、ジュンが死んだと思いました。
プンヨンがなだめましたが、ヨニは呪いの症状が現れ、そのまま宮廷に戻ったのです。
怒りに支配されたヨニは、呪いの出現を抑える事は出来ず、激高したまま宣祖や大妃、ホンジュの前に出て行ったのです。
ヨニを見失ったとホンジュから報告を受けていた最中でした。
皆、突然現れたヨニに、驚きました。
「ジュンは死にました。この人たちの所為で。」
ヨニは宣祖やホンジュを見ました。
怒りのパワーで、周囲の家具が揺れはじめました。宣祖は恐怖を感じ、叫びました。
「やめろ!さもないと命は無いぞ!」
「何故私が?何故死ななければいけないの」
ホンジュが言いました。お前は王室の欲を満たし死ぬために生まれてきたのだ・・・と。
「王室はお前を見捨てたのだ。」
と、ヨニの実母の話をしたホンジュ。つまり、巫女だった母親が世子とヨニを懐妊し、その子をホンジュが黒呪術で大妃のお腹に移したのだ・・・ということです。実母はその後、大妃によって殺された・・・と。
黒呪術でつくられた子だから、呪われたのだ・・・とね。
お前を苦しめた王室を呪い返しなさい・・・とホンジュ。
でも、ヨニは言いました。
「お前の復讐に巻き込むな。何故私がお前の復讐の為に死ななければならないのだ!死ぬべきはお前らだ」
家具が大きく動き始めました。
「いや、こうなった以上、皆で死のう」
皆が恐怖に包まれた時、ヨニはホンジュの首を締めあげたのです
ホンジュには、ヨニの顔が実母の顔に見えました。
その頃、ジュンはプンヨンによって助けられていました。
ところが、ここに至って、プンヨンの胸に巣食った黒呪術はとうとう表に現れ始めていました。プンヨンの意識の内、よこしまな部分、欲の部分を肥やしとして成長したようです。
「お前さえいなければ・・・。」
と、ジュンに呟きました。
ジュンは必死にプンヨンを正気に戻そうとしました。ヨニの為なら何でもできる筈です。守りたいものを思い出して・・・とジュン。
その言葉で、必死に正気に戻ったプンヨンでした。
そして、ヨニがホンジュの首を締めあげていた時、ジュンが現れたのです。
「ヨニ、やめろ。」
あいやぁ~、もうちょっとでホンジュを殺したのに・・・と思ったのは、私だけでしょうか。
ジュンはヨニを優しく抱きしめました。ヨニの呪いの症状は消えました。
でも、2人はそのまま捕われ、牢に入れられてしまったのです。
プンヨンは、牢にいるヨニに会いに行き、自分の方法で守ると意味ありげに言いました。
どういう事かと思ったら、なんと、死のうとしましたよ。
でも、ホンジュに止められ、そのまま縛られてしまいました。黒呪術の症状もしょっちゅう出現するようになっています。
ホンジュは、いとも簡単にプンヨンの精神を支配しましたよ。
ホンジュから「魔医禁書」の最後のページを持ってくるよう命じられたヒョンソは、ヨグァンの元に。
ヨグァンに預けてあったんですよね。
ヒョンソの様子が変なのを感じとったヨグァンはしらばっくれました。
予想通り襲って来たヒョンソを、押さえ付けたヨグァンなんですが、斬る事は出来ませんでした。やはり精神は犯されていたとしても姿かたちは師匠ですからね。出来ませんわ・・・。
で、その隙に、ヒョンソは躊躇なく、ヨグァンを刺したのです。
「魔医禁書」の最後のページは、奪われてしまいました。
ソルゲは、プンヨンに解放してもらった以後も、プンヨンのことを見守り続けていました。
孤児だった自分を救ってくれたのはプンヨン。恩もありますし、愛情もありました。
で、ホンジュに捕まったのを見て、救いに来たのです。だけど、結局、プンヨンの前で殺されちゃった・・・。
「何故だーっ」
と、叫ぶプンヨン。目がもう正気じゃありません。
ヨニの三昧真火の刑が執行されようとしています。
命じた宣祖も落ち着きません。ジュンから、何の責任もないヨニに罪を背負わせて処刑するなど、間違っていると言われていました。聖君に成りたいんじゃなかったのか・・・と。その言葉、宣祖の胸に突き刺さったようです。
大妃は何もできない自分、そして自分の欲の所為で娘を殺すことになってしまった後悔の念に苛まれていました。
そして、ジュンは牢で何もできずにいたのです。
ヨニが縛られた足元に積まれた薪。
それに、プンヨンが火をつけました。・・・操られてるよね?
どーなる