魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXI | |
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え~っとぉ・・・ ヨニは、呪いが始まっても黒髪のままでいることもありましたっけ?そうじゃなきゃ、不思議な能力を出せないと思うのですが
ヨニは、亡き兄の魂が収められている壺を手にしました。
ふわっと浮いて、ヨニの手に入りましたよ。
自分か兄のどちらかが死ななければならないのなら、既に死んでいる人を送るのが当然だろうとヨニは言いました。
ホンジュは、決めるのは自分だと言いましたが、ヨニの能力の方が勝ってるので、壺を取り戻す事は出来ませんでした。
で、その場で兄の魂を送るのかと思ったら、兄の魂がヨニ自身を殺す事ができるかどうか、確かめてみる・・・なんて、私には意味不明な理由でヨニは壺を持ち去っただけでした。
う~ん・・・事の決着を長引かせてるだけに思えてしょうがない私です。
とっとと決着つけちゃってよ・・・と言いたい。
ヨニは、大妃によって王宮の中に匿われました。
父ヒョンソに死者を送るための儀式を依頼してほしいと大妃に言いました。
でもね、大妃はこれまで息子の魂が生きていて、いつか復活すると信じて生きてきました。だから、すぐに送ってしまうというのが、決心出来ないのです。ここに至っても・・・。
大妃の心の整理がつくまで待つとヨニは言いました。
それを聞いた時、大妃は目の前の娘ヨニの命の方が大事だとやっと気付いたのです。
気持ちを整理し、一刻も早く息子の魂を安らかに送ってやろうと決心しました。
ヒョンソは、自分の意識が全く消えてしまったわけじゃなく、ま、言わば‘まだら’の状況にありました。
ヒョンソ自身の意識が戻る時もあれば、ホンジュに操られている時もある・・・と言う状態で、自分本来の意識が戻ると、自ら命を断とうとするのです。でも、黒呪術にかかっているヒョンソは、ヒョンジュの許しなしに命を断つ事もできませんでした。
ジュンは体調が回復していました。
これはどういうこと
ま、理解不能だけど、スルーすることにします。先を急ぐために。
ジュンは、赤い道袍がソルゲだと気付いていました。
プンヨンに常に就き従っているので、部下になった経緯や素性を問いました。
プンヨンにとってソルゲは命を預けられるほどに信頼している部下です。プンヨンはソルゲに就いて聞く理由を問いました。
「赤い道袍を追っているからです。」
と、ジュンは答えました。疑っている者がいて、確証を得られたら知らせる・・・と言いました。
宣祖が大妃のところにやってきました。
オクと兵を連れていました。
ホンジュからヨニが大妃によって匿われていると聞き、自ら捕まえようと考えたのです。
オクは以前から魔女を追っていて、それが大妃殿に入り込んだと分かったので・・・という口実をつけていました。ま、当たってるけどね。
で、探したんだけど、ヨニの姿はありません。
その時、内官が宣祖に告げました。大臣たちが大殿で宣祖を待っている・・・と。
なんと、堂々と正式に宣祖に“先代の公主”として大殿にやって来ていたのです。
宣祖に挨拶を・・・と。
存在を公にしてしまった方が、宮中で動きやすいということですね。
表向きは王族と臣下ということで、ホンジュもヨニに対して丁寧な礼をしました。
大妃は、今後ヨニの身に何かあれば、ホンジュの仕業とみなす・・・と言いましたが、そんな言葉、無意味です。
真実はそんな上っ面な言葉とは正反対のモノなんですからね。
呪術という話になると、宣祖の言葉も大妃の言葉も、通常の会話が全く意味を持たない軽い台詞に聞こえてしまいます。
世子の魂を送る儀式が始まろうとしていました。
ヨニは大切そうに壺を持って儀式の行われる部屋に入りました。
ホンジュもやってきました。余裕があるように見えたのは、その壺を偽物とすり替えていたからでした。
でもね、ジュンが取り返してて、そこに据えられていたのは、ホンモノだったのです。
儀式を行うために、ヒョンソがやってきました。ヨグァンが心配そうにヒョンソを見ています。
自分を襲った後ですからね。何かしでかしそうで不安だったのでしょう。
大妃を呼ぶようヒョンソに言われたヨニは、ジュンと共に部屋を出ました。
そこに、プンヨンが。
ヨニに、王宮殿を出ようと言うのです。
宣祖までもがヨニの命を狙っているのですから、危険極まりないわけで。プンヨンは何としてもヨニを逃がしたかったのです。
でも、ヨニは受け入れられませんでした。
儀式の部屋に戻ると、そこにはヨグァンが倒れていまして、ヒョンソの姿はありません。
壺も無くなっていました。
ホンジュに操られたヒョンソが、ヨグァンを襲い、壺を持ち去ったのです。
でも、ヨグァンは、その事実をヨニたちには言えませんでした。ヒョンソまでもが黒呪術に支配されているなんて。
皆、ホンジュの仕業だとすぐに察しました。
大妃は、すぐにホンジュの元に。
言葉巧みに大妃の本音を言わせたホンジュ。
世子の事を捨てようとしているのではない。自分は世子を忘れた事など無かった。ヨニをホンジュが殺していたら、世子は死ぬことなど無かったのに
後ろに来ていたヨニは、この話を聞いてしまいました。
ホンジュはヨニに聞かせたかったのです、死ななければならない理由を。
呆然と立ち尽くすヨニ。
大妃は自分を娘と考えたから、守ってくれようとしたんだと言う期待が打ち砕かれてしまいました。
壺はホンジュが持っていました。
ジュンが物を投げてホンジュの手から壺を落としました。
・・・いえ、落ちずに壺は宙に浮いていました。ヨニの能力です。
そして、ヨニの手に吸い寄せられるように入りました。
ヨニはその壺を大妃の手に渡し、背を向けました。
「大妃様はヨニを捨てたけど、ヨニは大妃様を守りました。」
ジュンがそう言いました。
大妃は壺を割りました。中から黒い魂が現れましたが、すぐに白い輝きに変わり、どこかに消えて行ったのです。
「私の子供たちを二度と苦しめるな。」
大妃がホンジュに言いました。
ヨニはジュンと共に『春夢水』を作り、大妃に届けました。
夢の中で会いたい人に会えるように・・・と。
そして、ヨニのろうそくに一つ火がともりました。
ろうそくがついたことで、ホンジュは苦しみ始めました。
ヨニを殺せるのは、ヒョンソしかいない・・・と縋りました。
元々、生まれたばかりの王女を殺す役目を負っていたのはヒョンソですからね。
ヒョンソは操られるままに、ヨニを殺そうとしました。
でも、最後の最後に自制心が働きました。
その様子を、ヨグァンが見ていました。常に監視してるようです。
ヒョンソはヨグァンに“魔医禁書”の最後の1ページを渡しました。やっぱりヒョンソが破り取って持っていたのですね。
ヨニを愛する者の犠牲によって、最後の火をともす事ができると記されているようです。
ホンジュに知られたら、ジュンの命も危ない・・・と言いました。
そして続けました。
「私がまた正気を失ったら、迷わず私を殺せ。」
ヨグァンは無理だと思いました。師であるヒョンソを殺すなんてこと、自分には出来そうにないと。
でも、ヒョンソはヨニに脅威が迫ったら、ヨニを守れと言ったのです。ヨニが自分の正気を失った姿を見る前に・・・と。
宣祖は邪魔な大妃を殺してしまおうとしてます。ホンジュの提案に乗った形です。
そして、プンヨンがホンジュの前に現れました。
プンヨンは、ヨニへの気持ちを整理出来ないで苦しんでいるのです。