九家(クガ)の書 ~千年に一度の恋~ DVD SET2 | |
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ガンチは、チョンジョの手をとり、妓坊を出て行こうとしました。それを、妓坊の使用人たちが取り囲みました。
その囲みを突破するのは、ガンチにとって何でもないことでした。
その時、スリョンが声をかけたのです。
チョンジョを連れてここを出たら、二人とも無事ではいられない、万が一逃げおおせたとしても、その先に待ってるのは逃亡者としての表には一切出られない惨めな人生だ・・・と。今ならまだ間に合う、手を離しなさい・・・。
ガンチは、それを拒否。
でもね、チョンジョは、ガンチの手を振りほどいたんです。
ガンチの事が心配だったのと、自分がそのような生活に耐えられる自信が無かったというもの、あるかも。一杯のお粥で自分のプライドを捨ててしまったわけですからね。
ガンチは驚いて、再度チョンジョの手を取ろうとしますが、チョンジョは手をとりません。
「まずは、父上の無実を証明してから堂々と迎えに来て。それまでここでいる。」
本当は、ガンチについて行きたかったでしょうね。でも、敢えてその気持ちを抑えたんです。
ガンチは、一人妓坊を出るしかありませんでした。
怒りを抑えられないガンチは、グァヌンの元に。
百年客館の元ムソルの部屋にいたグァヌン。その前に出て行き、ガンチは、持っていた竹ぼうきの柄を机に叩きつけました。
机は真っ二つに折れて柄は、床板にに突き刺さったのです。
その力の凄まじさを、グァヌンは改めて知りました。
この事を、すぐに問題扱いにしたグァヌン。ガンチが何か事を起こしたら、スンシンの責任に・・・という約束を持ち出したんです。
でもね、ガンチのしたことを証言する使用人は誰ひとりとしていませんでした。
結局、グァヌンは、ガンチの問題行動を証明できず、悔しい思いをするだけでした。そのはけ口はガンチの養父に向かいましたよ。あ~ぁ・・・
ガンチは、スンシンのところに行きました。スンシンが、三人の人に別れを告げるためにお金を使ったか?・・・と聞きました。
ガンチは貰ったお金をそのままスンシンに返しました。
ムソルの濡れ衣を晴らしたい、テソ立ちのために百年客館を取り戻したい、そして人間になって家族の元に帰りたい・・・とガンチ。
人間になる方法は、ソジョン法師から聞いていました。九家の書を手に入れること・・・ですね。
ただ、千年修業を積んだガンチの父ウォルリョンでさえ無理だったんだから、ガンチなんぞ、無理無理・・・とソジョン法師。
それでも、ガンチが縋るんで、
「腕輪が無くても、人間の姿で居られるようにしろ。」
と、法師は言いました。
ガンチは、ヨウル、コン、そしてピョンジュンと一緒に無形道館に行く事になりました。
ところがです。そこには、暗示をかけられたテソが。
ガンチが来たと知ると、テソは、いきなりガンチに剣を突き刺したのです
皆、唖然としました。
ガンチとテソは兄弟のような間柄だと思っていたからです。一番驚いたのは、ガンチだったでしょう。
ガンチの傷はかなり酷く、出血が止まりません。
手当てをしても今夜もつかどうか・・・という状況。
テソに、ガンチに切りつけた理由を聞いたピョンジュン。
そしたら、彼の記憶があいまいで、何者かに嘘の記憶を植え付けられた事が判明。暗示に掛けられたのだと、分かりました。
ところが、暗示は、かけた者しか解く事は出来ないんだとか。
ガンチが死ぬまで追い続けることになるのかも・・・。
チョンジョは、残る事を決めたものの、相変わらず先輩妓女にいじめられてます。