まったり まぎぃ

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『花郎<ファラン>』3話まで

2017-10-07 17:13:30 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                 

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ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ムミョンとチヌン王、結局剣を抜いて戦うことになってしまったのですが、アロが紛れこんでしまったため、結局、大ごとにはならないまま、チヌン王がその場から立ち去りました。

ムミョンは、腕に怪我をしましたが、大した怪我じゃありません。

アロも、腰を抜かしてしまったけど、特に怪我をすることはありませんでした。

ただね、争いの中で、チヌン王が王を示すブレスレットを落としてしまったのです。それを拾ったのはムミョン。自分の腕に巻きつけました。

唯一の証拠ですからね。

でも、それがこの先、誤解を招きそうな予感・・・。

 

アロは、自分が調べ上げた花郎に適する男性のメンバーをウィファに報告しました。

報告を終えて家に帰って来ると、家の前に立ってる若者が一人。なんと、ついさっき自分に剣を突きつけた人物じゃありませんか

ムミョンです。

一瞬、自分の後を付けて来たのかと思いましたが、その着てる衣を見て、驚きました。

それは紛れも無く自分が兄の為に仕立てた衣だったのです。

それを何故こ奴が・・・ってとこです。

慌てて後ずさりするムミョンを押さえ付けて、何者かと叫ぶアロ。

その時、アンジ公が声をかけました。

 

アンジ公はムミョンに“ソヌ”と名乗れと言いました。アロには本当の兄だと話すから・・・と。

ムミョンがマンムンの敵を取るために都に入ってきたことを察しています。賎民が許可なく都に入る事は勿論、匿った者も罰せられる決まりです。

都で安心して暮らすためには、確たる身元保証が必要と言う事ですね。

ムミョンは、マンムンの代わりをするなんて事、考えた事はありませんでした。ただただ敵を討つ、それだけで頭は支配されていたのです。アンジ公たちに迷惑をかけるのも避けたいですし。

でも、傷や体調が完治してるわけじゃない事をアンジ公は理由に挙げ、このままでは倒れてしまうだけだと説得したのです。

「回復するまでここにいろ。何をするにも体力が一番だ。これは私の気持ちでは無く、ソヌの気持ちだ。」

と、アンジ公は言いました。

マンムンはそうでしょう。本当に優しい男でしたから。ムミョンを家族のように大切にしてくれていましたから。

 

アロは、父からあれが本当の兄だと聞かされても、信じることはできませんでした。

これまで何人もの人を、兄だと誤解して来ました。だから、ムミョンもそうだと思ったのです。

自分に剣を突きつけ、市場で剣を片手に走り回る様な危険な人物だし・・・と。

でも、父から自分とおそろいの首飾りを見せられ、納得するしかありませんでした。

 

ムミョンは、アロを見て、マンムンを思いました。

これまで、数えられないくらい何度も何度も妹の話を聞かされてきました。どれほどマンムンが妹に会いたがっていたか・・・。

自分の代わりにマンムンに、この場に立って妹に会わせたかったと思ったでしょうね。

 

アロは、ムミョンの身体の傷を探しました。自分が覚えている傷は、全く残っていません。勿論ですよね、別人なんだから。

兄とは信じられないとアロは主張しました。

「私と全然似てないし・・・。」

そっと、頬に触れようと差し出したムミョンの手を払いました。

「偽物かもしれないのに、なぜか涙が出る。首飾りだけでは兄だと信じられない・・・。」

と、涙をぬぐうアロ。

ムミョンはアロを抱き寄せ、首の後ろの痣を見ました。

「まだ残ってたか、傷痕。」

多分、マンムンから聞いていた事なんでしょう。

「昔の事を知りたければ俺に聞け。お前が忘れてても俺が覚えてるから。」

ムミョンは、兄になろうと思ったようです。マンムンのためにも、アロのためにも・・・。

 

チヌン王がアロに会いに来ました。

ムミョンと争った時、アロが怪我をしなかったかが気になったのです。覆面をしていたので、アロは気付いていませんが。

 

翌日はチヌン王の誕生祝いの日でした。

でも、世間では姿を現さない王のことをあれこれ噂していて、チヌン王もそれを耳にしていました。

自虐的にその噂を口にしたチヌン王に、アロは、何も分かっていない・・・と言いました。

「まだ若くて無力だから姿を見せないんです。仕方ないでしょう。誰にでも若くて力の無い時がある。だから、その気持ちを理解するのは難しく無い。」

分かってないなぁ・・・と呆れたように言うアロ。

チヌン王は、そんな風に言われた事はおそらく一度も無かったに違いありません。

嬉しかったでしょうね。

 

花郎を設立する案は、いまだに大臣たちは喧々諤々の大論争中で、全然先に進んでいません。

息子を差し出す、差し出さないで意見は真っ二つ。王の裁可が無ければ、従えないというのが反対派の意見でした。

要するに、チヌン王に表に出ろと言う事ですね。

反対派のパク・ヨンシルが言いました。

「今年は成年を迎えるゆえ、おいでになる筈。こたびも姿を現さなかったら、王としていかがなものか。」

ジソ大后は、まだその気は無さそうです。

 

翌日、生誕の儀式が執り行われました。

ところが、反対派のパク・ヨンシルたちは出席しませんでした。

それでもジソ大后は、行列を仕立て、街中に出て民と顔を合わせました。

王の輿が空なのを見て、民は失望の色を隠しませんでした。

チヌン王は、民に紛れて道端でその行列を見ていました。

 

ムミョンは、マンムンを殺した者を見つけようと、家を出ました。

その様子に不審なモノを感じたアンジ公が、後をつけました。

まさか、生誕祭だとは思っても見なかったムミョン。通りに大勢に人だかりができていたので、困惑しました。

でもね、その行列の中に、見つけたのです、ヒョンチュの姿を。

思わず剣を握る手に力が入りました。

その様子をアンジ公は見ていました。

 

その頃、ウィファの元を、チヌン王が訪ねていました。花郎に入りたいと言って。

勿論、身分等、個人的な事を明かす事は出来ません。で、偽名を名乗り、親の事も明かしませんでした。

ウィファは、怪しいと感じました。

「本心の一端でも明かさなければ、帰ってもらおう。」

そう言われたチヌン王は、言いました。

「あの行列の主を引きずり下ろしたい。」

 

「引きずりおろしてどうするつもりだ?この国を滅ぼしたいのか?勘違いするな。私はこの国を変えたいだけだ。」

ウィファはチヌン王に言いました。

そして、受け入れる気は無いと、きっぱり言ったのです。

チヌン王にとっては、目を開かれた思いだったかもしれません。滅ぼすのではなく、変えるのだということが。

 

ムミョンが、ヒョンチュに襲いかかりました。

当然、ジソ大后の行列ですから、たくさんの兵が護衛しています。ムミョンがいくら腕が立つと言っても、所詮は田舎者。力量も及びません。

あっという間に、取り押さえられました。

ジソ大后が輿を降りて来て、問いました。何者だ・・・と。

ムミョンが答えるわけはありません。

「討て。」

ジソ大后は一言命令し、輿に乗ろうとしました。

 

その時、アンジ公が人ごみをかき分けて出て来ました。

「大后様私の息子です

 

声だけでジソ大后には、アンジ公だと分かったようです。表情も変わりました。

どうも、その昔、大后はアンジ公の事を想っていたようです。二人の関係がどうだったのかはまだ分かりませんが、ハッピーエンドじゃ無かったって事だけは確かですね。別々の道を歩んでいるわけですから。

 

「長い間生き別れていたため、しつけが行き届かず、無礼を働きました。この私に罰を。お望みとあらば、死にます。」

アンジ公は、頭を下げました。

ムミョン、マンムンだけじゃなく、父親のアンジ公まで自分の所為で死ぬ事になろうとは、考えてもみませんでした。

マンムンに顔向けできませんよね。もう半狂乱です。

必死に無関係だと叫びました。

でもね・・・簡単に許される筈はありません。

 

大后は兵の剣を抜き、アンジ公の首筋に当てました。血が流れました。

「お前の身代わりだ。父の最期をしかと見届けよ。」

大后は、剣を振り下ろしました。

殺したの?

まだのようですが・・・。

 

牢に入れられてムミョンの前にジソ大后が現れました。

アンジ公とアロを殺すつもりだと言います。

ムミョンは必死に、無関係の人たちだと言いました。自分を殺せと。

大后は言いました。

「お前は本当に弱い。弱き者は自ら死ぬ事も生きる事も出来ぬ。父と妹の運命はお前次第だ。知らせを待て。」

ムミョンは釈放されました。

 

外では、アロが泣きながら待っていました。

父と兄がどうなったのか、全く分からなかったのです。

そこに、ムミョンだけが出て来ました。

父は?

そう聞いた時、ムミョンが倒れそうに。アロは慌てて抱きかかえました。

 

そんな二人を、偶然チヌン王が見かけました。

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