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ミョンヒは、嬉しかったのです。ずっとジアンの事が気になっていましたからね。
娘では無いと分かってからも、すぐに気持ちを切り替える事が出来ないほど、ジアンを愛し始めていたからね。
だけど、ジアンにはミョンヒは恐怖の対象でしかなかったのです。
固いジアンの表情で、ふと我に帰ったミョンヒ。
何故ここに?・・・と聞くと、アルバイトで・・・とジアン。
ミジョンの店で働けば良いのにと言うミョンヒの言葉を聞いて、ジアンは母ミジョンがまだ店を続けていることを知り、愕然としました。
ミョンヒはナムグの店に行きました。
ジスは突然現れたミョンヒを見て驚きました。
が、他人として振る舞いました。
丁度、ヒョク姉とナムグが出て来たのを見て、事情を察し、ほっとしました。
でも、ヒョクの姿を見て、また気になりはじめたようです。
ドギョンは自分の企画を持って、いろんな会社に営業に行っています。
興味を持ってプレゼンテーションを聞きたいと言ってくれたりするので、準備も始めました。
ただ、今まで資料作成等は、部下がやってくれていたので、作成方法に手間取ってしまいました。
ジアンは、関わらないつもりでいたのですが、苦労しているのを見ると、やっぱり放っておけなくて、協力してあげました。
資料も発表も立派なのですが、やっぱりまだまだ計画に甘さがあるようで。
投資してくれるまでには、至りません。
ドギョンは自分の甘さを痛感させられています。
ジアンは母ミジョンの店に行きました。
まだ店を続けていること、いえ、それ以前に、店を貰った事自体が彼女には恥ずかしくてたまりませんでした。
ミジョンがジアンの苦労を知って・・・と、理由を説明しましたが、それを聞いてもやはり納得できることではありませんでした。
家に帰って来てほしいとミジョンは言いましたが、ジアンにはまだ無理でした。
ミジョン・・・。口では自分が悪いと言いながら、家族を盾に元通りに一緒に暮らそうと迫り、それを了承してくれないのは薄情だと言うのは、やっぱりどーかと思いますわ、あたしゃ。
全く反省の色が見えないんですもん。
理由はどうあれ、罪を犯したことは事実で、まずはそれを反省すべきだと思うんですよね。許してもらえないからと言って、相手を恨むのは筋違いというものでしょうに。
許しを期待しての謝罪など、本当の意味での謝罪ではないと私は思います。
テスは田舎に古い家を借り、住むために修理しています。
ジェソンは、心の内にたまっている苦しみを初めて吐きだす事が出来ました。
いつもは友人の医者にかかっているのですが、やはり、友人だからこそ言いたく無い、言えないということもありますよね。いくら医者でも・・・。
だから、別の医者にかかりました。
そこで、今自分の胸の中で処理できずにたまり続けている悩みを吐露することができたのです。初めて涙がこぼれました。
少しは軽くなったでしょうか。
ジホは新しく事業を始めようと、物件を探しています。
何故か、ソヒョンも同行してて・・・。恋人に間違われていますが、この二人は性を越えた良き友人のように見えます。
ジテはスアと共に、ソウルを離れようと考えています。
でも、スアにはそれは考えられません。
資金力の無い親は、愛情を思いっきり子供に注げない。だから、自分の面倒を見られるのは自分だけだと思って生きて来た・・・とスアは言いました。
今は、ジテも愛してるけど、自分が愛せるのはそこまでだと。
だから、子供を望むジテとは離婚するしかない・・・と。
そして、ある日、一人で家を出て行ってしまったのです。
ミョンヒは、ノ会長の指示もあって、ドギョンの婚約者であるソラの母親にご機嫌伺いの連絡を入れました。
なんとしても、つなぎ止めておかなくては・・・という意図からです。
ところが、思いがけないことが判明しました。
ソラ母の態度に疑問を持ったミョンヒが調べてみると、何と、既にソラは別の男性と結婚して、姿を消したと言うじゃありませんか。
この時初めて、ミョンヒはドギョンにも女性がいたのではというノ会長の推測を信じる気になりました。
お互い、そう言う状況にあるから、円満に事を進めたんだ・・・とね。
でも、ドギョンのこれまでの生活をいくら考えてみても、女性と知り合うチャンスは無いと思いました。
ヒョク姉とカン・ナムグの結婚式が開かれました。
仲間皆で協力して作り上げた、ささやかだけど心のこもった式になりました。
勿論、ジアンもジスも参加しました。
顔を合わせるのは気まずいですが、仕方ありません。二人ともジスの希望通り他人として振る舞いました。
ジスは、仲の良いジアンとヒョクの姿を見て、やはり心が痛みました。
ヒョクの片思いの相手がジアンだと知った時から、ジスはヒョクと距離を置くようになっていました。勿論、ヒョクもそんな態度に気づいていました。
だから、この時、食事もしないで帰ろうとしたジスを呼びとめ、事情を聞いたのです。
ジスは思いきって言いました。
ヒョクと親しくなって、気持ちが冷めた・・・と。好きだった人と友達には成れないから、これからは近所の知り合いとして過ごしましょう・・・と。
心にも無い嘘を一生懸命言うジス。
そして、泣きだす前に、後ろを向いて去って行ったのです。
突然の言葉にヒョクもショックを受けました。
多分、自分でも予想外のショックの大きさだったでしょう。
ミョンヒは、ドギョンの言動を思い起こしていました。
そして、傍にいた女性というのは、ジアンしかいないと気付いたのです。
二人は示し合わせている・・・と思いこみました。
で、テスの元を訪ねたのですが、ジアンはまだ家に帰ってないと言うじゃありませんか。
ミョンヒはジスにジアンの連絡先を聞きました。
ジスは、ミョンヒがジアンに会いたいから聞いたと、また誤解しましたよ。ジスは勝手な誤解からますます自分を追いこんでいるようです。
ミョンヒは、ジスから聞いて、ヒョク姉のカフェを訪ねました。
ヒョク姉は言えない事情があるらしいジアンのことはヒョクから聞いていました。
だから、すぐにジアンの連絡先を教えることはありませんでした。
だけど、一応、ジアンにミョンヒが来たことを連絡したのです。
驚いたジアンが、慌ててヒョク姉のカフェに行くと・・・。なんと、帰った筈のミョンヒが待っていましたよ。
ヒョク姉が連絡すると踏んだのですね。流石です。
ミョンヒは、ドギョンとの仲を事実としてジアンに突きつけました。
へソン家に戻るために、ドギョンを誘惑したとでも言うような言い方です。
最初は緊張して、言葉も出なかったジアン。必死に手を握り締め、罵倒に耐えました。
でもね、意を決して口を開いたのです。
落ち着いてください・・・と。
「私と、チェ・ドギョンssiは何の関係もありません。」
何の関係も無いのに、家を出たと言うの?・・・とミョンヒが激高。
「そうですね。何の関係も無いので、何故家を出たのか分かりません。息子さんと解決してください。過去も現在も未来も付き合う気などありません。彼を利用して得たい物もありません。特にへソン家に入る気は全くありません。」
冷静に言うジアン。
「私が嫌なので。」
ミョンヒ、唖然としました。
言ったね~っジアン