韓国TVドラマ 『病院船』オリジナル・サウンドトラック | |
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PAN ENTERTAINMENT |
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ウンジェとヒョンは、負傷したボスの状態を見て、ただちに手術が必要だと判断。
その場でしろと脅すリーダーの男に、この場でするのは殺すようなモノだと主張し、病院船に移送させました。
病院船では、船長をはじめとした乗組員や医療チームの全員が後ろ手に縛られていました。
でも、何とかして緊急通報をしようと、ウォンゴンやジェゴルはしていますが、上手く行きません。
船長は、船の位置を知らせる通信を切りました。
これが、警察や海上保安関係者に不審を抱かせる切っ掛けとなりました。
で、問い合わせが来たのですが、脅されている船長は、何事も無いと言うしかありません。
ちょいと意外だったのは、ウンジェの怯え方がごくごく普通の女性と同じだったということ。
これまで、彼女の自信に満ちた言動を見て来てたので、こういう場合も医者として堂々と組織の男たちと対峙するかと思っていたのですが・・・。
落ちつけ・・・と自分自身に言い聞かせ、ヒョンに勇気をもらい、手術にかかりました。
病院船でボスの手術が始まりました。
ところが、酷い出血のため、輸血をしようにも、量が足りません。
ヒョンは、まず自分の血液を輸血しました。
それでも足りないので、人質の乗組員や医療関係者、挙句の果てに、組織の男たちからも輸血をしてもらいました。
で、どーにか手術は成功に終わったのです。
ところが、リーダーは、ウンジェを保険として連れて行くと言い出しました。
まぁ、予後の手当てが必要ですしね、言い分は分かります。
これまでの行動を見たら、充分に信用出来ると思ったのも理由の一つでしょう。
その時、海洋警察が
組織員たちは一網打尽にされてしまいました。
ところが、その隙に逃げようとしたウンジェとヒョンに向かってリーダーの男が銃を放ったーっ
撃たれたのは、ヒョン。ウンジェを庇ったのです。
キム院長の病院に救急搬送されたヒョン。
ところが、生憎、手術できる医師が不在。
ウンジェが執刀することになったのです。
家族ではないと言っても、ウンジェも人質となって事件に巻き込まれた当事者です。
普通なら、ウンジェに執刀させたりしません。
でも、他に人がいなかったのです。
ウンジェも、自分がすると言ったものの、心は動揺していました。
ヒョンへの想いは、もう家族と同様なものですから。
しかし、何としても助けたいという思いが勝ったのです。必死に気持ちを落ちつけて手術に臨みました。
ジェゴルは、ウンジェが執刀すると聞き、信じられない思いでした。
手術の様子を見たジェゴルは、とても冷静にメスを握るウンジェの姿を見て、驚きました。
涙も見せず、いつも以上に冷静に見えました。でも、彼には、ウンジェが泣いているように感じられたのです。
「あなたはソン・ウンジェに勝てる?」
と、ジェゴルは、ニュースを見て駆け付けて来たヨンウンに聞きました。
「俺は降参だ。勝てっこない。だから俺は潔く諦める。ただ、悔しい。手術台にいるのが俺じゃ無くて・・・。すごく悔しい。」
口調は明るく軽いですが、ジェゴルの想いも、かなり深いモノだったのでしょうね。
意識が戻ったヒョンは、ウンジェの顔を見るなり聞きました。
君は怪我してない?・・・と。
ウンジェはほっとしたのと同時に、いろんな想いが溢れてきました。
涙がこぼれました。
それを拭ってくれたヒョンに、ウンジェはやっと微笑む事が出来ました。