氷上の語り部 ~高橋大輔さんを応援中~  

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高橋大輔さんに魅せられて…熱烈応援中!
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また一つ、大輔氏のイベントが終わってしまった。

W主演で迎えたLOTF2017、間違いなく大成功だったと言って良いだろう。

13公演のうち拝見出来たのは4公演のみ。

北の大地に住んでいる我が身が辛い、関東圏に住んでいたなら半分以上の公演に足を運んだに違いない。

それでも4回は観られたのだから贅沢は言うまい・・

 

今回は最初の2公演、最後の2公演に出掛けた。

昨年、回を重ねるごとに進化を遂げた大輔氏、それを踏まえて今年は最初と最後、どれほどの変化が見られるのかという興味もあり行く日を決めていた。

結論、思惑は見事に当たったというべきだろう。

 

初回公演は昨年の盛り上がりをそのまま引き継いだかのように会場全体が興奮状態だったように思う。

新たなダンサーへの期待も大きかっただろう。

かく言う自分も最初からテンションはかなり高めだった。

 

幕が上がる直前、ダンサー達の「LOTF LOTF LOTF TOKYO」の掛け声が響く、その声が掻き消されるほどの歓声が客席から湧き上がる。

その瞬間から演者と客が一体となり、LOTF2017を成功に導いた気がしている。

 

さて、ここからは大輔氏について語りたいと思う。

先ず言うべきは、やはり肌襦袢の呪縛から解放された事だろう。

初回公演の衝撃は忘れられない。

薄暗いライトの中に浮かび上がるシルエット、どう見ても上半身には何も纏っていない。

シルエットは小柄な印象、「誰?」・・・「エッ?!大ちゃん??!!」・・・「エッ?!脱いでる?!」・・・「エッ?!」

大輔氏が脱いだという事実に囚われて、どんなふうに踊っていたのか記憶が定かではない。

舞台が暗くなった後の言葉にならない、音にもならないような会場のザワザワ感。

それはそうだろう、ご本人も仰っていたが、頑なにNGと言い続けてきた裸を曝け出したのだから。

 

21日の公演後の舞台挨拶で仕掛け人はジェリ氏だったと判明。

一晩考えさせてと言ったという大輔氏。

想像するに、一晩考えたところで結論は出なかったのではなかろうか?

というか、断るつもりが8割方で翌日を迎えたのではなかろうか?

だが、ジェリ氏の目を見て頷いてしまったと告白。

 

言った以上、相手の期待を裏切らないのが大輔氏である。

あの演目は脱がなければ完成されないものだったのだと感じている。

効果は抜群!昨年より更に伝わるものがあり、胸は一杯、目頭を熱くさせられた。

 

なぜ今まで頑なに脱がなかったのか?と疑問しか感じない大輔氏の肉体がそこにあった。

無駄なものが何一つない、動きに合わせて筋肉だけではなく細胞レベルで、一つ一つがしなやかに躍動し究極の美しさを魅せつける。

これぞ肉体美!ではないか!

男性とか女性とか俗世的な美しさとは次元が違うところにある「美」なのだ。

ジェリ氏にはひたすら感謝を伝えたい。

 

大輔氏のダンスは予想を遥かに上回る域に達していたように思う。

昨年感じた硬さは微塵もなく、愛してやまないリンクでの動きを彷彿とさせるものであった。

身体に音を取り込み感情を放出する才能は天性のものだと思っている。

だが、練習することで天性の才能が更に極まってきたのではないだろうか。

ダンスのジャンルは問わず、世界観に合わせて変幻自在。

「可愛い~」から「カッコ良い~」から「恐い~」から何でも来い!状態に唖然とする。

まるで大輔氏が何人もいるかのような錯覚さえ覚える。

一体この人はどこまで何を潜ませているのだろう・・・。

氷艶の時にも感じたが、本当に底が知れない才能の塊のような人だ。

まだまだ隠された何かを持っているのだろうと空恐ろしくなるほどである。

とんでもない人にハマってしまった、改めて狂喜している。

 

大輔氏の動きには「間」があると感じている。

音を拾い外さない、なのに「0.05秒くらい?」遊びが常にあるのだ。

その「間」が心地良く、独特の雰囲気を醸し出しているように思う。

昨年の動きには独特の「間」を感じられないまま終わった気がする。

だからなのか「リンクの大輔氏が観たい」「やはりリンクの大輔氏が好きなんだ」心のどこかでそんなふうに考えていたのを思い出した。

けれど、今年は舞台の上でも大輔氏らしい「間」を随所に感じたせいか「氷上の大輔氏」に限らず「次」を期待する気持ちがあるのみだ。

 

そうそう、「間」と言えば、ジェイムズ氏にも同じような感覚をもった。

ダンサーズの中でどうしても目が行ってしまうので考えながら拝見すると、「間」がある事に気付いたのである。

もちろん個人的な感想であり感覚でしかないけれど。

 

今回カーテンコールでの撮影はしていない。

肉眼でただひたすらに大輔氏を見ていたいと思ったからだ。
終始楽しそうに満足気に、時にはにかみながら笑顔でいた大輔氏を堪能出来た、充実感、幸福感に満たされているのを感じられた、自信も溢れていた、なのに自分が自分がと前に出てくる事はなく、相変わらずの謙虚さもあった、そういう大輔氏を見ていられた時間は至福以外のなにものでもなかった。

写真は残らなかったけれど、この記憶はずっと心に刻まれているのだ、満足満足。

 

取り留めもなく長くなってしまった。

最後に、LOTF2017に関わった全ての方々に伝えたい。

「お疲れ様」「成功おめでとう」「ありがとう」