ちょい昔の洋楽のススメ その70(ゾンビーズ)【過去ブログ再掲】 | mamamiyan(ままみやん)のブログ~懐かしの洋楽からクラシックまで

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とうとう70回目です!恒例のアーティスト特集です。

今回はマニアック路線復活です。
今回のアーティストはビートルズやビーチボーイズの影に隠れた悲劇のバンド「ゾンビーズ(The Zombies)」です。

このバンドは知名度はとても低く、ほとんどの人が知らないでしょう。

ザ・カーナビーツがカバーした「好きさ好きさ好きさ」(原曲I Love You)のバンドで知られているぐらいでしょうか。

ゾンビーズはイギリスのバンドで、1961年にデビューし60年代中盤にはアメリカにも進出しましたが、その後はほとんど売れず、1968年にオリジナルアルバムを2枚だけ残して解散してしまいました。

でもこのバンドは知る人ぞ知るクオリティの高い音楽をやっていたバンドで、特に2枚目のアルバム「Odessey&Oracle」(1968)は、ビートルズの「Rubeer Soul」、ビーチボーイズの「Pet Sounds」と並ぶ傑作アルバムとの評価がされ、誉れが高いです。

このバンドの曲は本当に美しく、そして超良質ポップです。ぜひ聴いてもらいたく5曲をリストアップしてみました。どうぞ!


○She's Not There
1964年に全米2位(全英12位)
最初は彼らのデビューシングル「シーズ・ナット・ゼアー」です。
当時の他のバンドと比べてもすごく演奏が上手で、きわめて高度な音楽をやっているのがこの曲を聴くと分かります。
ちなみにこの曲はサンタナがカバーをしています。



○Tell Her No
1965年に全米6位(全英42位)
次は前の曲に続きヒットした「テル・ハー・ノー」です。
前作のポップな部分を踏襲しながら、彼ら特有のポップな美しい音楽をやっています。



○Care Of Cell 44
1967年の曲(チャートインぜず)。
ここから名盤「Odessey&Oracle」の曲を3曲紹介します。邦題は「独房44」
この曲はアルバムの冒頭を飾る曲です。
ビートルズの「ペニーレイン」、ビーチボーイズの「神のみぞ知る」と並ぶ名曲だと私個人的には思います。何というか素晴らしい過ぎます。



○Brief Candles
1968年の曲(シングルカットせず)。
同じく「オデッセイ&オラクル」からの曲。邦題は「ローソクのように」
この曲は個人的に好きな曲なので挙げました。
最初の静かなメロディから一転してコーラスが特徴的なサビ、その繰り返しがとても綺麗です。最高の曲です。



○Time of the Season
1969年に全米3位。最後は邦題「ふたりのシーズン」。
この曲はアルバムの最後を飾る曲です。
アルバム「オデッセイ&オラクル」が当時全く売れずバンドは解散。その後、当時CBSのプロデューサーだったアル・クーパーがこの曲を気に入り再発売したところ、アメリカで大ヒットしてしまいました。
しかし肝心のバンドは解散しており、再結成も断固としてせず、当時偽物バンドの出現したそうです。
日産の車のCMでも使われたので知っている人もいるのでは。
この曲も耽美的な美しさがありますね。途中のキーボード(メロトロン)のソロがかっこいいです。



※このブログは2012-06-10に掲載したものです。


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