紙とダンボールだけで甲冑一領作ってしまう。
甲冑製作技術は、小田原で学んだものだ。
以前作った甲冑がボロボロになってしまった為、新しいのを作り直すことに。
以前作った甲冑↓↓
毛引威伊予札風一枚胴。↓↓
紐がびっしり通してある伊予風の一枚胴。
という事。
背胴がないぶん、動きやすい。
前回はダンボールとボール紙を使用したが、今回はボール紙二枚を張り合わせ、寒冷紗を貼る方法。
各パーツを切り出し、穴を開ける。
ベルト穴開け器でやってたら腱鞘炎になりかかる(-_-;)
その後、防水処理をし、塗装。
塗装でモタモタしてたら、
女性仕様なので、鎧下着も違う。
塗装が終わった後、胸板、脇板に金襴を貼り、覆輪を取り付け。
覆輪は車のモールを使用。
カーブが急な部分には切り込みを入れ、ドライヤーを当てながら少しずつ曲げるんだが、
モールは覆輪に不向きだな。
全てのパーツが揃ったらいよいよ威し、
全部仕立てて、完全したのがこちら↓↓
ワンポイントに草摺に白を入れただけ。
直垂が派手な分、甲冑はシンプルに。
甲冑と直垂を全て装備するとこうなる。
元は同じなのだが、設計を変えるとこんなにも見た目が変わる。
新しい甲冑をなんとか完成させたが、今年は例年になく雨が多く、時代祭りがことごとく中止になり、お披露目が出来ない状態だ。
着れたのは日野の平山季重まつりのときのみ。
(小田原の一夜城まつりが中止になって急遽転身したのだが)
太陽の下で着れるのはいつになる事やら…(-_-;)