メインイベントです。ハルク対鷹木、因縁の対決です。
ハルク
鷹木
ドラゴンゲートを見始めたファンでも『ハルクは鷹木が嫌い』というのは知っているはずです。物凄くオープンな人間関係といいますか、憎み合っているのを誰もが知っている関係。その両者の激突です。
ゴングが鳴る前の奇襲はなかったです。憎み合ってはいますが、じっくりと戦おうという事なんでしょう。人間関係はいろんな形があります。
オーソドックスなプロレスをみせます。
力比べ。冷静に考えたらこんなクラシックなレスリングの展開はこの試合が始めて。それまではゴングが鳴る前の奇襲攻撃の連発でしたからね。
一番憎み合っている両者が一番基礎的なプロレスをするっていうのもおかしな話ですね。人間、本当に憎んでいたらゴングが鳴る前に奇襲攻撃なんかしないってことでしょう。
感情が爆発しそうでしない序盤戦でしたが、試合展開が変わります。プロレスの華、場外乱闘の時間です。
セコンドは当然介入してきます。ブーイングが起こりますね。
リンダマンと吉田さんは1試合じゃ物足りないんでしょう。積極的に場外乱闘に参加します。
ハルクも反撃します。ボックスでボコっ!
キレるハルク。キレさせてじつに嬉しそうな表情の鷹木。
ハルクが詰め寄ります。鷹木が驚いた表情。『ゴメン、そんなつもりじゃ・・・』とか言っているのかな?
ただすぐに
イスを持ってご満悦。
吉田さんがレフリーを引き付けている間に鷹木がイス攻撃というクラシックな展開が披露されます。
場外乱闘の後、明らかに変わった事があります。鷹木の表情ですね。試合序盤はハルクだけをみていたのですが、徐々にファンともプロレスをします。積極的にファンをヒートさせます。
ハルク『観客みてんじゃねーよ!』
ガンガン蹴っ飛ばします。
そして
場外にダーイブ!
ちょっとフォームが崩れているのが余計にリアリティーがあるといいますか、鷹木憎しっていうのが伝わってきます。
ただ鷹木もファイトスタイルを変えない
キッチリとファンを熱くさせます。ブーイングを貰います。
オレだけをみていろ!
強敵のハルク相手だけでなく、ファンも相手する。さすがトップヒールですね。
ハルクは鷹木だけをみているのに、鷹木はハルクを潰しながらファンの視線も意識する。たいしたモンだ。
豪快なラリアットが炸裂。
エプロンでの攻防です。場外にハルクを落とそうとする鷹木
ハイキックが炸裂
逆に鷹木を落とそうとするハルク。鷹木の表情が素晴らしい。
場外ではなくエプロンではありましたが、エプロンって固いんですよね?鷹木を叩き付けます。
ただすぐにダメージが回復。
鷹木、タフです。
リング上で打ち合いになりました。
ハイキックとラリアットが激突。
ハルクは終始こんな眼をしていました。最初から最後まで鷹木憎し。
大技が出始めました。そろそろ試合が決まるか?
ハルクの表情が凄い
真っ逆さまに落とされましたが、カウント2で返します。
一進一退の攻防が続きます。
よし、ハルク、決めろ!って思っていたら
ヴェルセルクのメンバーが介入。これにはブーイングが起こります。
ただハルクはセコンドの介入にも負けず
EVOを決めます。ハルク、チャンス!
ファーストフラッシュを決める準備です。いきなり蹴っちゃえ!ってたまに思いますが、それはプロレスとしてダメなんですよね
ファーストフラッシュ!あっ、かわされた!
鷹木の反撃。
ハルクもペースを渡しません。
またファーストフラッシュの準備開始。あと2発ジャブな感じで蹴った後に決めます。
あっ、またかわされて、ハルクの足が大きく開いたときに鷹木が金的を攻撃。
そして丸め込み。
1,2,3!
こんな決着かー。まあ予想はしていた。ハルクの商品価値が下がらなく勝つとしたらこんな勝ち方になるはずです。試合は丸め込みで決まるだろうな・・・とは思っていた。
ただハルクがずっとキレながら試合をしていたのに関わらず、鷹木には観客とも戦う余裕があった。鷹木の勝利というのは文句がつけようがない結果。
そしてこの急所攻撃からの丸め込みに対してブーイングだけでなく、拍手をしているファンも多かった。
試合の序盤から思っていましたけど、鷹木の支持率が上がっていますね。特に女性。
隣の席の女性も終始、鷹木を応援していた。鷹木がブーイングを貰おうとしている時でも声援を送っていて・・・、それじゃ鷹木さんは本当は困っちゃうんですけどね。
この後はマイクパフォーマンス合戦です。
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