一昨日の9月27日(土)高知県リハビリテーション研究会(以下、リハ研)の出張理事会に、1泊2日で室戸市に出かけました!


このリハ研の出張理事会は、年1回理事が地域に出掛け、その地域の活動を学び、熱心に活動されている方々と交流を図りたいと行われています。


また、リハ研のみなさんは普段はお忙しくて、中々ゆっくりとお話することができませんので、出張理事会(1泊2日)は、普段取れていないコミュニケーションを取るのに絶好の機会です。


あっ・・・これは私の理解です(^_^;)


私は昨年の四万十市、宿毛市への出張理事会が初めてで、今回が2回目のド素人です!


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平成26年度室戸市ネットワーク会議が開催されました。




この会は室戸市社会福祉協議会、室戸市地域包括支援センターの主催で、今回はリハ研が共催させていただきました。


午後の14:00~16:30まで、室戸市保健福祉センター「やすらぎ きらきらひろば」で平成26年度 室戸市ネットワーク会議【室戸市で認知症高齢者を支えるために・・・】~事例を通して考える、認知症高齢者の虐待・権利擁護・見守りネットワーク~と題して行われました。


パネルディスカッションが行われ、コーディネーターがリハ研の宮本寛会長(南国中央病院副院長 医師)が担当され、パネリストは弁護士さん、司法書士さん、室戸市福祉事務所、室戸市保健介護課、室戸市地域包括支援センターのケアマネさんと社会福祉士さんが参加されます。






通常のパネルディスカッションは前のパネリストがお話をされて、会場の皆さんが2、3の質問や意見を述べて終了!


だいたい、そういう流れですよね!


会場に着くと、参加者全員、リハ研メンバーも1名づつが各班に振り分けられ、各班6、7名のメンバー構成です。


80名を超える参加者で12ぐらいのグループに分かれていたと思います。


最初からグループの自己紹介!




介護支援事業所・施設、包括支援センター・社会福祉協議会、法テラス、学生、そして最も参加が多かったのが、室戸市の民生委員さん(25名参加)です。


私の班は、ケアマネさんと民生委員さんが主な参加者でした。






そして、事例を設定しその事例を通して考えようという企画でした。




普段聞くことのできない弁護士、司法書士の立場からも聞けました。


途中でグループ討論の時間があり、その後はコーディネーターの会場への投げかけで盛り上がりました。


だいたい、会場へ投げかけても反応がないのがお決まりですよね・・・・・


そこは、リハ研メンバーの濃ゆい人達が参加されていますから・・・


田中きよむ先生(高知県立大学社会福祉学部)と今回の出張理事会の段取りを、現地の方々と繋ぎ、計画をしていただいた山首尚子さん(土佐町社会福祉協議会)などの論客が発言することで、参加者、リハ研メンバーも積極的に発言されて、予定の時刻を過ぎるかと思われました。



宮本会長と田中先生のユニークな発言の連続に、会場の雰囲気が随分と和みました(^O^)



今回の会議で、私は民生委員さんの関わりの一端を知りました。


グループのケアマネさんからも、職務(?)についての多くの質問がされました。


本当にとてもボランティアとは言えない責任や役割を担っておられます。


こういった民生委員さんだけでない会合はありますか?と尋ねました。


それも、医療従事者の医師、看護師、理学療法士、作業療法士等々たくさんの種類の職種がありますが、地域でその顔を見ることが本当に少ない。


室戸市ネットワーク会議もセラピストの参加は皆無です。


作業療法士から見たネットワークというふうに、その職種の方から見た地域づくりはこれからとても重要です。


同じ職種の方が集まって研修することも、もちろん大切ですが、こういった会合に積極的に関わることで、周囲の人たちに、「あなたの職種の大切な意義」が伝わるのではないでしょうか?


子どもさんに、自分の仕事の重要性を伝えることは難しいです。


しかし、会に出席してたお隣さんに「この前は、とてもよくわかりました。ありがとう!」などとお礼を言われてると『お母さん(お父さん)どうしたが?』と聞くと思います。


会合での経過をお話すれば、子どもさんの親を見る目は輝くはずです!


このお話も作業療法士さん自らが、『セラピストも地域に出て行くことが、とても大切なこと』と、話していただいたことで、気がつき始めたセラピストも少ないないと思いました。




今回お世話いただいた室戸市社会福祉協議会、室戸市地域包括支援センターのみなさんの民生委員さんを巻き込んだ企画にお礼を申し上げます。



私も一言発言させていただきました。


「私には、夢があります。


 今日はリハ研から脳卒中当事者の竹下豊さんと私、視覚障害者の林道夫さんが出席をさせていただきました。


 この室戸で、ありがとうと言える当事者でなく、ありがとうを集めれる当事者が増えていることを願います!」(途中 略)


これから、地域で多くの職種や当事者などの様々な方々が、一緒に集い地域の問題を話し合うことが、認知症高齢者の見守りにもとても大事な地域づくりとなることを勉強させていただきました。




明日は、午前中から平成26年度第1回高知県障害者サポート研修、午後7時から高知県リハビリテーション研究会「ピアサポートを考える委員会」の第1回勉強会がありますので、リハ研出張理事会の報告はあさってに書かせていただきます!


まだ、明日お話する障害者サポート研修会の準備をしています(^_^;)


人に伝えるって本当に難しいですね・・・頑張らねば\(^o^)/



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