先日2月22日(日)に高知市本町の高知共済会館で「高知型タウンモビリティの実現を目指して~タウンミーティングin高知2015~」が開催されました。
《関連記事》
明日、高知型タウンモビリティの実現を目指して!タウンミーティング開催!
http://ameblo.jp/hukunokami4649/entry-11992587465.html
高知新聞(2月23日朝刊)に記事が掲載されていました。
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誰もが出歩ける街に
タウンモビリティ
高知市で課題など報告
障害のある人や高齢者に車いすを貸し出すなどして、商店街での買い物を楽しんでもらう取り組み「タウンモビリティ」をテーマにしたタウンミーティングが22日、高知市で開かれ今後の展開について話し合った。
主催したNPO法人「福祉住環境ネットワークこうち」は2013年1月から1ヵ月に1度、高知市のアンテナショップ「てんこす」を拠点にタウンモビリティを行っている。車いすやベビーカーなどを無料で貸し出し、希望者にはスタッフが有料で付き添う取り組みで、13年度は127人が利用した。
この日は、県内外でタウンモビリティを実践している入らが現状を報告。同法人の笹岡和泉理事長は「タウンモビリティヘの参加を機に街へ出掛けるようになった人もいる」と成果を示す一方、スタツフや資金の不足を課題として挙げた。また、公共交通のバリアフリーが十分進んでいないことを指摘した。
福岡県久留米市でタウンモビリティを実践しているNPO法人の吉永美佐子代表理事は、スタッフが利用者を送迎していることを紹介。ただ障害者の長距離移動も、本来は公共交通が担うべきだと訴えた。(安岡仁司)
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第一部及び第二部でパネリストとしてアドバイスをいただきました。
吉永美佐子氏(NPO法人高齢者快適生活つくり研究会 代表理事)
桑田俊一氏 (西日本高速道路株式会社 取締役 常務執行役員 広島タウンモビリティ楽会会員)
鴇田一夫氏 (福祉住環境コーディネーター協会 理事)
安藤浩二氏 (京町商店街 (株)鳩家 代表取締役)
前田 梢氏(NPO法人高知県肢体障害者協会 理事)
朴 啓彰氏(高知検診クリニック 脳ドックセンター長 脳外科医)
高知県障害保健福祉課
高知市障がい福祉課
コーディネーター 田中きよむ氏(高知県立大学社会福祉学部 教授)
それぞれの立場で実践されてる方ばかりで、お一人お一人と膝を交えてお話したいと思いました。
本当に時間が足りません(^_^;)
「途中でお前がしゃべるきよ」(`Δ´)(ごもっとも)
反省(^_^;)
前田梢さんから、翌日フェイスブックでメッセージをいただいた。
☆おはようございます!昨日はお疲れ様でした!(^o^)/
午前の打ち合わせ時に、「福島さんは今日も必ず発言してくれるき」と笹岡さんが言っていました(笑)。
「福島節」聞けて良かったです! 今日が良い日でありますように…(*^-')
実は、いつも会の度に笹岡さんに「今日は発言せんきねぇ・・・」と言いながら、堪えきれず発言するというパターンを何度も繰り返してきました(>_<)
今回は、笹岡さんを裏切ってやろう!と心に決めて参加してたのに(T ^ T)
前田梢さんからも移動する喜びを中心に話されました。
その裏には発表しないけれど、利用に際してのたくさんの困難を1つ1つ乗り越えて実現しているのです。
《関連記事》
高知新聞「声ひろば」『つながりが社会変える!』
http://ameblo.jp/hukunokami4649/entry-11970069731.html
前田さんが以前に「タウンモビリティに行くうちに、考えが変わってきたんです。
当事者が変わらないと何も変わらんのではないか?
タウンモビリティの皆さんが一生懸命やってくださっているけれど、私たち当事者が街に出掛けることによって初めて、街が人が、変わり始める!」
こう言ってた言葉が、耳に残っています!
この日に参加されてた障害をもたれてる前田さん、竹下豊さん、永野さん、スタッフの倉内さん夫婦、竹下和弥さん、南国のみなさん、みんな障害はあるけれど、人の役に立ちたいと思って参加をされています。
前田さんと同じように、当事者が街に出掛けることによって初めて、街が人が、変わり始めるという考えです。
前田さんにも話しましたが、私たちが電車やバスを利用することで、座るまでに発車すると、いかに怖いかということが運転手に伝わる。
そうすることで、高齢者の方にも安心して利用できる公共交通になると思う。
前田さんが、利用し発信することは、あらゆる立場の人に考える機会を提供していると思います!
本当に感謝です!
障がい者に優しい街は、人にやさしい街なんだと思うんです!
高齢者も子どもも妊婦さんも、病気やケガをされてる方にも優しい街なら笑顔があふれる街になると思いませんか?
そのためには、当事者が変わらないと何も変わらない?
だから、この街に笑顔が広がるために当事者は何ができるか?
行政は何ができるか?
商店街は何ができるか?
それぞれの立場でできることを考え、また、お互いに助け合いながら道を探っていくことが大事と思うんです。
吉永さんの言葉が新聞で紹介されていましたが、『ただ障害者の長距離移動も、本来は公共交通が担うべきだと訴えた。』
もちろん、この発言は事実だけれど、新聞に書くと『障がい者VS公共交通』の構図になってしまい・・・違和感を覚えます。
前後の関連がないと吉永さんの伝えたかった思いとは、違って伝わるような気がします。
障がい者が喜んで利用する電車やバスは、誰もが利用しやすいと思います。
利用しやすくなれば、お客さんは当然増えますよね。
商店街もそうです、障がい者を支援する?ではなくて・・・・
障がい者が利用する商店街は、誰もが利用しやすい商店ではないでしょうか?
みんなで「Win-Win」の関係を作りましょう!というスタンスを持ってもらいたいと思ったから・・・
これは、発言できる機会はここしかない!ここで真っ先に手をあげて・・・・・(^_^;)
別府さんから『小学一年生が手をあげるように、ピシッとまっすぐに挙手をしたその姿からも、「ここで伝えねば‼︎」という気合いを感じました。』
失礼しましたm(_ _)m
あらゆるところで、本当に障がい者=支援してあげないと・・・というスタンスで考えられているんですよね。
支援=優しさ・・・
何か違和感を感じます。
障がい者=社会資源
障がい者を活用しようという会社の話題が、フェイスブック等でも見られるようになってきました。
まず、福祉・介護の業界が、もっと目を開いて当事者を見て欲しいと思います。
障がい者と、もっとも接し理解していてくれるから、当事者を活用する先頭に立って欲しいと思います。
夜の明ける直前が最も暗いと言われていますが、少なくても、私が発言できる雰囲気が出てきたってことは・・・夜が明け始めたのかな?と、ひとりで興奮状態です!
笹岡さんが、今回のチラシにも書かれていました。
高知県の65歳以上の人口は全体の32.2%であり3人に1人が高齢者という現状です。(平成26年12月現在)不便を感じず出掛けられる仕組みがまちにあれば、高知の中心商店街もより賑わうと考えます。
仕組みを作っていくには、それぞれの立場の人が、お互いを『知る』ことが、仕組みづくりの肝であり、問題を解決する一番の解決方法だと思います!
高知型タウンモビリティを考えていくことが、その『知り合う』きっかけ作りになって欲しいと願います!
繰り返しますが、パネリストおひとりおひとりの方と膝を交えて、じっくり交歓したいと思いました\(^o^)/
あっ・・・でも、相手が私では、きっと相手の方は嫌がるでしょうね(^_^;)
今回の会を開くためにお忙しい中参加してくださった県内外のパネリストなどの皆さん、運営を助けてくださった皆さん、本当にありがとうございました m(_ _)m
本当に学びの多い一日となりました\(^o^)/
最後まで読んでいただき感謝です!
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