本日、高知新聞朝刊の「声/ひろば」に、タウンモビリティ運営委員会仲間の前田梢さんの投稿された記事『出掛ける楽しさ』が掲載されました。




是非、ご一読ください!


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 出掛ける楽しさ


      前田梢 (33)


  タウンモビリティ運営委員会スタッフ
            (高知市瀬戸)


 現在、毎月第2土曜日に高知市の中心商店街で開催している「タウンモビリティ」。2013年に本格的に始まったこの取り組みは、本当に多くのボランティア、スタッフや関係機関の方々のご協力により、今年無事3年目を迎えました。


 先月にはフォーラムも開催され、こちらも盛況のうちに終える事ができました。移動に不便を感じている高齢者・障害者の方々に、「出掛ける楽しさ」を知ってもらいたい。その思いでサポートを行う活動を続けています。


 私も障害のため、街へ出掛ける事を諦めていましたが、この活動と出会い、ボランティアさんと友達のように買い物や会話を楽しみ、世界が一気に広がりました。昨年には公共交通利用のサポートもしていただき、今では車いすでバスに乗り、毎日を楽しんでいます。12月からは、運営スタッフとしてもお手伝いをさせていただいています。


 この3年間で本当に多く方が利用してくださっています。「久しぶりに街へ来れた」「ボランティアさんや仲間と話をするのが楽しい」等々…うれしい限りです。


 一方で、サポートするボランティアさんの数が少ないなど、課題もあります。しかし、利用者の皆さんの本当にすてきな笑顔と「来て良かった! ありがとう!」の言葉が私たちの大き
なパワーになっています。まだまだ発展途上ですが、「高知のみんなを元気に!」するため、一緒に頑張っていきたいと思います。


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前田梢さん(NPO法人高知県肢体障害者 協会 理事)は、脳性マヒのため両足と右手が不自由です。


外出は、現在は、通常電動車椅子を使い、車に積み込むときなどは手動の車いすを使っているようです。


《関連記事》


高知新聞「声ひろば」『つながりが社会変える!』


http://ameblo.jp/hukunokami4649/entry-11970069731.html  


また、NHK「こうち情報いちばん」で、シリーズ公共交通③「障害者に優しい交通とは」というテーマで放送されたときの記事です!

障害者に優しい交通とは???


http://ameblo.jp/hukunokami4649/archive-201407.html  


今年は、毎月のタウンモビリティ、1月は、タウンモビリティの運営委員会2月は、タウンミーティングin高知があり、3月は、高知市社協主催のはじめてのボランティア講座、とさでん交通での障害者サポート研修、タウンモビリティ運営委員会と毎月2回は会っています!


会ってる回数が、私の中で5本の指に入るのではないかな(^_^;)


いつも話しているのが、『発信する障がい者』になろう!ということです。


前田さんも「車いすでもバスに乗って移動が出来る」事を、同じ障害を持ってる人たちに知って貰いたい。


他にも、「私もタウンモビリティに参加するまでは「おまち」に行く事を諦めていました。」


「タウンモビリティに行くうちに、考えが変わってきたんです。


 当事者が変わらないと何も変わらんのではないか?


 タウンモビリティの皆さんが一生懸命やってくださっているけれど、私たち当事者が街に出掛けることによって初めて、街が人が、変わり始める!」


前田さんの行動力と心のバランス感覚が・・・、そして、何よりも文章から、当事者が街に出掛ける『喜び』が伝わります。


これからも、ぜひ、『発信する障がい者』仲間でよろしくお願いしますm(_ _)m




最後まで読んでいただき感謝です!


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