短気は病気 | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

私の旦那、へりはとっても短気です。

 

まあこれでも昔と比べたら彼も相当成長しました。

 

人ってこんなに変われるものなんだ、と彼の人生を通して教わったと思うくらい。

 

人の怒り度を10段階で表した時、

普通の人の沸点が5だとすると、昔の彼は10。

でも今は5で人並み、もしくは場合によっては6の時もあれば、4の時もあり。

ちなみに私の沸点はたぶん1です。

もしくはゼロ(笑)

私思うんですけどね、怒りの感情ってほんと体力、気力全部吸い取られます。

怒るほうも怒られる方も。

でも、会社や子育てに置いて、そういう感情を持つことが大切な場合もあるので、

そこは臨機応変に「怒」も取り入れていますが、

そうじゃない場合は、ほんと無駄な体力使いたくない、と言うのが本音です。

 

ちょっと余談ですが、他の人曰く、私は怒る時も静かに怒るタイプだそうで、

 

逆にそれはそれで怖いと言われます。

 

うん、まあ確かに(笑)


そんな私なんで、短気な人との付き合い方も自分なりにマスターしていて、

ほんと、負けるが勝ちでもないけど、

売り言葉に買い言葉はほぼしないです。

もうほんと時間の無駄。

大体短気な人って、ずーっと怒っているわけではなく、

その時はバカみたいに怒るけど、一度怒りを爆発させた後は、

またバカみたいにハッピーに戻る人多いですよね(バカにしてんのか)

今書いていて思いましたが、きっと一種の病気なんだと思います(やめなさい)

心の病。

 

短気は損気と言いますが、私は短気は病気だと思います(笑)

 

でもそんな私ですが、たまに虫の居所が悪かったりすると、

へりの短気がとっても鼻につくことがあります。

特にそれが、トーマスに向けられた場合の短気だと。

テメー、私の命よりも大切な息子になんて口のききかたするんだコノヤロー!

でも、私なんかより、トーマスのほうが大人なんで、

こういう時はとっても冷静に対応しています。

なんだかこの日、とってもへりの態度が気に入らなかった私は、トーマスに聞きました。

私 「短気な人と一緒にいて、こっちまで嫌な気分になった時、

   どうしたらいいと思う?」

ト 「ひたすら無視する。」

私 「でもそれが出来ない時は?」

ト 「う~ん、わからないけど、とりあえず無視するのが一番手っ取り早いと思うよ。」

確かに。

私も普段冷静な時は、そう思えるのですが、

でも、そうなると、短気な人って、自分だけ自分の怒りを勝手に爆発させて後はケロっとしているけど、

それに巻きこまれる周りの人間って、なんか大変、と思う時があります。

それが昨日の出来事だったんですが、

翌朝もなんだか気分的に悶々としていて、どうしたものかと思っていました。

離婚でも叩きつけてやるか?∑(゚Д゚)まあ落ち着いて?(笑)

そんな時、私が読者登録させていただいてる方のブログが更新され、
 

偶然にもそのタイトルが「怒りっぽい人との付き合い方」。




この方は精神科医さんらしいのですが、

やっぱり怒っている人は放っておくのが一番なのですね。

なんと、トーマスのアドバイスと一緒(笑)

そして、怒りっぽい人は寂しがり屋が多い、との事。

そこを読んだ時、なんとなくヘリに当てはまっているなと思いました。

こんな事書くと、偏見と思われるかも知れませんが、

やっぱり幸せな人、ハッピーな人って「怒」の感情は少ないと思います。

もちろん、へりは今は家族を持ち、好きな仕事も出来て幸せな生活をしていますが、

過去の生い立ちや、育った環境が彼をそうさせたのかな、と思うとちょっと同情してみたり。

短気は損気と言いますが、私の中では短気は病気と思っています。

まあまたこんな事書くと、

短気の人から「アナタのブログ読んで中傷されました」と来るかもだけど(笑)