皆さん、おはようございます。
いつも訪問、ありがとうございます。
今日は秘蔵宝鑰より、空海の言葉を紹介します。
吁吁~(ああ~)
自宝(じほう)を知らず
狂迷を(きょうめい)を覚(かく)といえり
愚に非(あら)ずして何(いか)ん。
この言葉の意味は~
ああ~
迷っている人間は自分自身の内面に埋もれている宝に気づかない
狂い迷っている状態を悟りだと勘違いしているのです
これを愚かと言わずに、何というのだろう・・・
人間は、内面に持っている明珠に気づかない。 明珠とは?
透明で曇りのない「玉」のことです。
「明珠、掌にあり」などという言葉があるように
優れた人格や悟りを表します。それは個々がもっているもので、
外部にあるものでは無いのだといっているのです。
人間は自分自身を尊重して自分の素晴らしさに気づき、
自分は宇宙で唯一無二の存在であるから価値がある。
自分を尊重して愛することは重要です。
自分を尊重し愛することができない人が他人を愛する
事は困難でしょう~