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カテゴリ:トルコ国内出張
仕事がオフの日にはホテルの部屋でじっとしているのもいいけど、せっかくだから頑張って街歩き。
エスキシェヒールでの観光ポイントと言えば、オスマン式の古い建物が並ぶオドン・パザール。 レストアされて妙にこぎれいなのが気になるけど、観光地化が進み過ぎず、適度で面白い。 海泡石やガラス工芸のアトリエや、ショップになっている建物以外にも、普通に市民が昔のまま住んでいるお家もたくさんあります。 小さいけど可愛い。 古いまま放置されている家屋もあるけど、これはこれで実に味がある・・・・。 そしてエスキシェヒールと言えば名物の「チーボレキ」を食べなきゃ・・・ね。 小麦粉を水で捏ねてのばした皮に、ひき肉や白チーズを入れて、半円に畳んで揚げてあります。 「チー」ってトルコ語で「生」の意味だけど、別に生のボレキってわけじゃないのです。 実はエスキシェヒールやバルケシールなどに暮らすクリミア・タタール人の郷土料理がトルコに広まったもので、タタールの言葉で「シュルボレキ」「シュべレキ」「チュべレキ」「チべレキ」などが間違ってチーボレキとして伝わったためだそうです。 タタール人が多く暮らすエスキシェヒールでは、チーボレキのお店もたくさんあります。 中でも有名なのが「パパーン・チーボレキジ」。 オーダーを取りに来た店員さんに「1皿ですか?」と聞かれたので、「??? 1皿(自分の中では1枚が皿に乗ってくるものだと思っていた)お願いします」と答えたら、なんと大きめの皿に山盛りのチーボレキ。 5枚のチーボレキがのっかっていました。 私、オーダーの仕方間違えたかなあ・・・・。 他の人はどうやって注文しているの? と、周囲を見ると子供も女性も山盛りのチーボレキを食べてるし、中には1.5皿(8枚)、ダブル(10枚)を平らげている人もいる。 仕方がない、頑張ろう・・・と思っていたら、隣の席のカップルの女性が「私こんなに食べられないー。いくらなんでも多すぎるわ」と言っていて、それを聞いた店員さんが「ハーフにしますか? ハーフなら3枚です」と対応していた。 私も半分、いや1枚でもよかったなあ・・・・。(結局5枚全部食べたけど) ところでタタール系の人といえば日本人とよく似ているのですが、中には見分けがつかないほど、瓜二つの人も見かけます。 その昔、今ほどアジア系や中央アジア系の人がトルコにいなかったころ、エキストラの日本人の数が足りないと、エスキシェヒールからタタール系の人を集めた・・なんて話をたびたび聞いたものです。 そのせいなのか、エスキシェヒールでは歩いていても誰も「あー、日本人だー」とか振り返ってもらえないし、周囲がとっても普通です。 エスキシェヒールのお話もまだいろいろあるのですが、先がつまっていますので、ここらで終わりにしておきます。 今後、本当は最近手に入れた面白いアンティークのイーネオヤのお話もいくつか入れたいところですが、トラキア地方の話も書いていかなきゃね・・・と思っています。 関連して秋にはブルガリアのトルコ人村にイーネオヤを訪ねて行く予定です。 ------------------------------------------------------ ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ ミフリ&アクチェ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 その他・全般ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 27, 2017 05:40:10 AM
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