今ある資源で業績を最大化する
社外No.2の今野です。
 

10-0思考って

言ってますけど、、、

 

10−0ってことは

ほぼ考えてはいない

ってことです。

 

自己主張しているだけで。

 

まあ、

なんでつまらないことを

あえて書いているかというと

 

あまりに考えていない

人が多いな。

 

と、感じることが多いからです。

 

 

イメージとしては、

9割位の人が、

刺激にただ「反応」して

生きているのではないか?

とすら、

思います。

 

 

脊髄反射ですよね、いわゆる。

 

刺激に反応するだけで、

どういう反応をするかを

脳みそを経由して考えていない。

 

 

大抵は、

刺激に対して

感情的に反応して、

行動してしまうわけです。

 

 

最近、

小学校の授業参観で

お母さんたちの立ち話に

居合わせる機会が会ったんですが・・・

 

 

まあ、

言い分が一方的なんですよね。

 

 

攻撃対象は、

いろいろですが、

10-0で相手が悪い

という前提で

話が組み立てられている

ことがほとんどです。

 

 

で、

うわ〜

こりゃ、先生も大変だな

と、思いました、苦笑

 

 

もちろん、

気持ちはわかりますよ。

 

 

ぼくだって親ですからね。

 

 

自分の子どもに

不利益があったり、

いじめられたりしたら

嫌ですし、怒ります。

 

 

が、一方で、

いろいろ考えますよね。

 

・逆の立場で考えたらどう見えるのか?

・状況を改善するためには何をするべきなのか?

・未然に防ぐためには?

・中長期的に見て経験を活かすことができるのか?

・似たような事例のときにはどんな対処をしたのか?

・うちの子どもに改善できることはあるか?

・親として何を伝えると改善につながるのか?

・これは他の場面でも再現される類の事柄か?

・それとも特定の場面、特定の場所、特定の時に限ったことか?

・だとすると、キーになっているのは、場面、場所、時のどれか?

 

などなど、

いろいろと。

 

 

状況を極力、

客観的に把握して、

こちらで出来ることを

考えます。

 

 

大切なのは、

問題の原因を「他人」にしないことです。

 

 

他人が

 

あーだったらいいのに、

こーしてくれたらいいのに、

あーしてくれたって良いじゃない、

こーしてくれて当然でしょ、

 

とか、考えているうちは

問題解決なんて覚束ない

わけです。

 

 

他人を直接的に

コントロールすることは

ほぼ不可能。

 

 

仕事で部下を持った人、

あるいは、

お客様と接している人、

あるいは、

お子さんがいる人

なら、理解できますよね?

 

 

まあ、

自分以外の人間を

意のままにするなんて

不可能に近いですわ。

 

というか、

仮にできたとしても

ろくなことになりませんしね(笑)

 

 

ということは、

原因を

「他人」にしてしまうと、

問題が起こる都度、

原因が変わるので

コントロール不可能になります。

 

 

10−0で相手が悪い

 

という前提で

ものを考えるということは

コントロールを手放すのと

同じです。

 

 

言ってしまえば、

自分の人生の舵取りを

偶然であった人にわたすような

ものです。

 

 

 

何せ問題は常に外に

あって、

自分は犠牲者ということ

ですから、そういうことに

なりますよね?

 

 

10-0思考

 

の人は、

同じ問題に苦しめ

られ続けます。

 

 

そりゃそうです。

 

 

自分は何も変えない

変わらないで、

同じような状況に出会えば、

何度でも同じ問題が

再現されますから。

 

 

 

結構、

キツイなと思うのは、

親がそういう考えだと

高確率で子どもにも

同じような思考が引き継がれる

だろうということです。

 

 

となると、

何世代も

10−0思考

で、

「犠牲者」ポジションに

定着してしまう。。。

 

 

自分で自分の人生を

切り開くのではなく、

外部の人やことに

反応して、振り回される

ことになります。

 

 

 

それって、

ものすごく恐ろしいことです。

 

 

 

遡れば、

親たちだって子どもだったはずで、

子どもの頃に親の考え方を

身につけてきたと思われます。

 

 

 

となると、、、

一体、

何世代にわたって

10−0思考

が引き継がれてきたんだろうか・・・?

 

 

 

恐ろしい限りです。

 

 

 

仕事で、

交渉事やら、

ちょっとしたトラブルの収拾を

することがあるのですが、

 

問題がこじれるのは

決まって、両者が感情的になり

10−0思考

になったときです。

 

 

自分が絶対に正しく、

相手が完全に間違っている。

 

と、お互いに思っている

場合がほとんど(-_-;)

 

 

少なくとも、

一方はそう思っていて、

アツアツになっていることが

多いです。

 

 

そういう場に、

居合わせて、

ぼくがするのは

加熱した空気に水をさすこと

だったりします。

 

 

大抵は、

 

事実、数字、論理、

時間軸を伸ばす、縮める

全体と部分に分ける

 

良いか・悪いかは別として、

望ましい状態を確認する

 

その状態と現状の乖離を

示し、改善策を練る

 

と言うような感じです。

 

 

少なくとも

状況に没入しては

いけません。

 

 

台風のど真ん中にいては、

台風の全体像はつかめないでしょう?

 

 

離れたところから、

全体像が見えるのです。

 

それと同じことなんですよね。

 

 

 

10−0思考

で考えるのは、

実は考えていないのと同じです。

 

それは考えるのではなくて、

 

自分は絶対的に正しく

相手は完全に間違っている。

 

という自己主張をしているだけ。

 

 

考えるためには、

一歩引いた目線で、

全体を眺めながら、

問いを重ねていくことです。

 

 

ちなみに、

 

 

・決めつける

・非難する

 

 

なんてのは、もってのほかです。

これをやると人間関係は

ほぼ確実に破壊されます。

 

 

 

もし、

変革が必要ならご連絡ください。

お手伝いさせていただきます。


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